相性について

西洋占星術は占いの中でも特に、リアルな相性を見るのに適しているのではないかと思います。

基本は、同じ価値観を持つ者同士なら理解し合えて、異質な価値観を持つエレメントは反発しあうという、火、地、風、水のエレメントで観る方法で、星占いの本にもよく載っています。

もうひとつは、自分の大切な感受点である、太陽、月、水星、金星、火星、ASC,MCに、相手のネイタルの天体や小惑星が、どのようなアスペクトでヒットしているか、アスペクトで観る方法。

これは、風象星座同士なのに、なぜが反発したくなってしっくりこないとか、、逆にエレメントでは相性悪いはずなのに、気が合って幸せな気分になれたり、一般論に当てはまらない場合は、自分の感受点に相手の天体が、なにか重要なポイントにヒットしているのです。

気分やフィーリングの月に、相手の土星が０度９０度１８０度でヒットしてたら、会うたびに抑圧されたり、重くるしい気分になりがちでしょう。また相手の冥王星もがヒットしていたら、何か強制されてる気分になり逆らう事ができなくなるでしょう。

またASCや太陽などに、木星や、金星が０度、１２０度でソフトアスペクトを形成してる場合は、付き合いが楽しく、気持ちを大きくしてくれたり、幸運なチャンスをも引き寄せてくれるはずです。

もともと９０度や１８０度のハードアスペクト持ちで、自分の出生図の中には何も緩和する星がない場合、相手の出生図中に、調停してくれる天体があると、とても楽になる事があるのです。これは１８０度で対立している惑星の間に６０度、１２０度で入ってくれる天体を持っているお相手という事です。家族やご夫婦でそのような星を持っていれば、言うこと無しですね。

この場合吉星じゃなくても、大丈夫。実は冥王星が一番力を発揮してくれます。

なにか悩み事や、いらいらが出てきたら、そういう星持ちの人と、２時間でも３時間でも会って相談に乗ってもらうと気持ちが楽になりますよ☆