生まれ月から観る宿命運、傾斜法とは？？

今日は傾斜法のご説明をします

以前ご紹介した同会法は、毎年の運勢、運の流れを見ましたが、傾斜法はその人が持って生まれた先天運、宿命運を観るものです。結婚運、子供運、金運、仕事運、気を付けたい年代や体の弱い部分も分かりますので、前もって対策を建てる事も可能なのです。

まず傾斜法は生まれた月の月盤を元にして観るのですが、生まれた年による本命星はご存知の方は多いと思いますが、月盤が分からない方は「九星気学占い・幸福への旅人」http://www.kigaku.net/modules/uranai/から調べられます。こちらのサイトは本命星と月命星による吉方位も教えてくれますよ。

分かったところで、月命盤を見て自分の本命星がどの方位に入っているでしょうか。例えば、本命星が北に入っている人は坎宮傾斜。南に入っている人は離宮傾斜といいます。また、本命星と月命星が同じ人は次のようになります。

• 本命星と月命星が一白水星→離宮傾斜
• 本命星と月命星が二黒土星→乾宮傾斜
• 本命星と月命星が三碧木星→巽宮傾斜
• 本命星と月命星が四緑木星→震宮傾斜
• 本命星と月命星が五黄土星→（男）兌宮傾斜（女）乾宮傾斜
• 本命星と月命星が六白金星→坤宮傾斜
• 本命星と月命星が七赤金星→艮宮傾斜
• 本命星と月命星が八白土星→兌宮傾斜
• 本命星と月命星が九紫火星→坎宮傾斜

これは陰が極まれば陽に転ずるし、陽が極まれば陰に転ずるからこのように変化するのです。本命星と月命星の易の八卦の三爻と、傾斜宮の八卦の三爻では、陽爻と陰爻が逆になっています。例えば六白金星（乾）の卦は全陽で二黒土星（坤）は全陰という風にです。性格も六白の自信満々で人の上に立ちリーダーシップを取るタイプから、人の陰になって母親のように世話を焼くタイプに変化するのです。

本命星と月命星が同じ人は中宮傾斜とも言います。その性格はとても個性的で粘り強い所があり、気にいったものが手に入るまで追求をやめません。それでいて熱しやすく冷めやすい面もあります。大体が親分肌で面倒見が良いのですが、ひどくずぼらな面もあります。一見融通がきいて柔和そうに見えても、その実、強情で偏屈な一面も備えているのです。とにかく並はずれた性格の持ち主なので自然に、運気の振幅が大きく人生も波乱に満ちたものになりがちです。しかし自分に合った良い仕事を選び何事にもじっくりと腰を据えてあたれば驚くほどの成功への可能性を秘めています

以下傾斜宮から観た性格判断です。

• 坎宮傾斜（本命星が月命盤の北に入っている人）

「粘り強さと緻密さがものをいう」　42歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

ピンチに強く、苦労を苦労と思わないがんばり屋タイプです。目立った派手さはないものの、じっくり腰をすえた努力でいつの間にか頭角を現すのです。どんな環境にも合わせる事ができて物腰柔らかですが目標は変えません。落ち着いた冷静な態度が世間の信頼を呼ぶでしょう。　収入面では、副業的なセンスがあり器用にこなします。交際の輪を広げると開運に繋がります。

• 艮宮傾斜（本命星が月命盤の東北に入っている人）

「家庭愛、身内愛が役に立つ」　４０歳前後に一生のうちで最高のチャンス！（１８歳前後が最高のチャンスとなる人もいますが、この場合両親との縁が薄い人です。）

少々の物事にはビクともしない神経の太さがあります。どんな時でもあわてず騒がず、泰然自若としています。それでいて優柔不断であれこれ迷いやすく、手際はあまり良くありません。また凝り性で熱中する割には、飽きっぽく長続きしません。家庭を大切にし、外出先からのお土産を忘れない人です。その反面、わがままで片意地なところがあり、人と打ち解けるのに時間がかかります。疑り深い点を慎むと友人、知人がいざという時に助けてくれます。

• 震宮傾斜（本命星が月命盤の東に入っている人）

「自分の手で見つける」　２０代前半に一生のうちで最高のチャンス！（チャンスが掴めるかどうかはその人の能力によります。それだけの能力がなければチャンスがきたのも見極められません）

常に動きまわり、少しもジッとしていられない行動的な人です。開拓精神も旺盛で、新しい物好き。物事を突き詰めて考えるのが苦手で、半分しか考えていないのにすぐ実行に移すタイプです。押さえ付けられると反発する負けず嫌いの性質ですが、あせりやすい欠点があります。自分を上手にコントロールしましょう。成功の秘訣はアイディアに良いものがあるので仕事に生かす事。先取りの気性、迅速な行動力、困難にひるまない勇気など、本来の長所を思い切り伸ばす事です。そうすれば若くして成功する事も可能です。

• 巽宮傾斜（本命星が月命盤の東南に入っている人）

「何かを人からすすめられる、人から言われて行動する」　３０歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

温厚な性格で自己主張も控えめ、真面目で細やかな心遣いもあり、誰にでも親切な社交家です。バランスのとれた常識人で目上の人には良く従うので、世間の人からは愛され重宝がられます。慎重で腰が重い方ですが、人が投げ出してしまうような仕事でも、ゆっくりと粘りながら根気良く最後まで完成させる人です。欠点は愚痴っぽく、思い切りの悪い事。気迷いが多く、しなくてもいい心配をするので、楽観的に考えられるようになると開運します。

• 離宮傾斜（本命星が月命盤の南に入っている人）

「認められる」　３７歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

明るく派手好き、おしゃれで見栄っ張りなので、よく人の目を引きます。ただし、それが軽佻浮薄と見られる事も。名誉、名声には人一倍弱く、有名人に憧れたりもします。先見の明があり頭の回転も速く、芸術的センスもあるのですが、惜しむらくは持続力がなく、ちょっとしたつまづきにも挫折感を感じてしまう事。初志貫徹、初めの計画通りにいかなくても、多少の見込み違いは我慢してやり続ければ、運勢は上がっていきます。また、何か精神的な支えを持つ事がこの人の強みになります。

• 坤宮傾斜（本命星が月命盤の西南に入っている人）

「地道に培ってきた実績が役に立つ」　４５歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

あまり派手な事は好まず、確実にコツコツと努力していくタイプです。人の意見を尊重し、自分の欲望は抑えて行動するところがあります。他人を押しのける強引さは全くないのですが、売られたケンカは潔く買い、しかも腰を据えてかかるので、この人を甘くみると大変な事になります。几帳面でなんでもそつなくこなすので、どんな企業でも歓迎される人材です。ただしリーダーになって仕事をすると、労多くして実が上がりません。女房役として采配をふるった方が良いのです。行動を広げ、柔軟な社交性を身につけたり、一般大衆を相手にする仕事を持つと成功します。

• 兌宮傾斜（本命星が月命盤の西に入っている人）

「趣味や嗜好が役に立つ」　５０歳を過ぎてから一生のうちで最高のチャンス！

多芸多才で、趣味や嗜好を役立てる事が上手です。弁舌もさわやか、人をそらさない話術で、その場の雰囲気を明るくする人です。特に異性へのあたりは柔らかく、非常にモテます。その反面好き嫌いも激しいのです。遊び好き、美味しい物も大好きで出費も惜しまないタイプです。批判精神も旺盛で、痛烈なポイントを付いて相手の不興を買う事もありますが、なぜか憎まれません。ただし年をとるにつれ、本来の魅力的な個性が消え、口やかましいうるさ型に変身するので気を付けて下さい。言葉を選んで話す習慣を身につける事でいつまでも恵まれた生活を送る事ができます。

• 乾宮傾斜（本命星が月命盤の西北に入っている人）

「考え方や行動力によって目上の引き立てを受ける、援護を得る」６０歳近くなってから一生のうちで最高のチャンス！

勇猛果敢な行動力と豊かな才能の持ち主です。自尊心が強く負けず嫌い、いつも先頭に立って周囲の人をリードしたがります。常に大きな目標を掲げてそれに向かって邁進します。とにかく意欲があって、低い位置に甘んじて、一生を過ごせる人ではありません。当然、ボスの座を狙うため敵も多く、それを好む傾向もあります。いずれにしても大きな事ばかりに目が行き、反面小さな事の処理は上手くありません。しかし小さい事をないがしろにしていては、大きな成功を手にする事は出来ないので、足元からしっかりした基礎を作り、だんだんに積み上げていく習慣を身に付ける事が成功の秘策です。

以上です。いかがでしたでしょうか。

自分の宿命の傾向を知って開運に役立てて下さいね

タグ：傾斜法　宿命運　先天運

コメント 2

あと３年くらいすると、一生のうちで最高のチャンス！って書いてあります（笑）
by SkyCruiser (2010-07-18 20:27) 

SkyCruiserさん、コメントありがとうございます！
あと３年後、楽しみですね（笑）
私は３０代前後なので終わってしまいましたが、確かに結婚、出産と良い事づくめでした☆この家族がいるから今の幸せがあるって思っているので、私にとっての大きなチャンスでしたね＾＾；チャンスの年代も人によって違うので、仕事上の事か、結婚によるものか、遺産や宝くじなどによる突然の収入によるのかは違うでしょうね。＾＾
これからってところに夢があって良いですね。チャンスが来たらすぐ掴めるように見極めて下さいね！
by ままみ (2010-07-18 23:38)