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2012年 九星の易卦で観る今年の運勢(前半) [九星]

新年明けましておめでとうございます!

旧年中は多くの方に、稚拙なわがブログに訪れて頂き、感謝しております。
新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年も、お役に立てるような占いに関する記事や趣味の音楽など、マイペースで書かせて頂こうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします[ドコモ提供]

2012年、九星の易卦で観る今年の運勢、と言っても私が筮竹を使って占うと言うのではありません。
今年、六白水星の年、本命星が回座した定位の易卦を見ながら、各星がどういった年に当たるのか、易卦の説明に裏付いた見方をしたいと思います。
易卦は、陰と陽の爻と呼ばれる記号があり、それを3つ組み合わせる事によって、自然や人生など、森羅万象を古代中国では表していました。
この易の八卦は、九星の持つ象意も、その形によって表しています。


Ri_.png今年の一白水星、離宮に回座

離宮の卦象は、二陽の中に、一陰が挟み込まれ、陽の中に陰が取りついている火の象です。
キーワードは付く、離れる、明るみに出る、です。
火はそれだけで燃えているのではなく、木や炭など、何かについて燃え上がり、また離れては次々と他に付き、燃え広がります。
相手に付着する行為も、相手から付かれると言った行為も離宮の象なのです。
付く、離れると言った事から、この年には別れがあったり、昔の交友が復活したりという意味が出てきます。
この年には、結婚する人も多いですが、その場合実家を離れ、また相手は巽宮か、兌宮同会になるケースが多いようです。
社会や世間でも、今までの努力が認められ名誉が付いたり、逆に隠しておきたいような事が明るみに出て、不名誉な事が付いたり、と言った事が起こります。
二陽の中の一陰は、非常に力が弱く、何かに付かないと存在できませんので、今年は、共同事業などは、相手の言いなりになって成功するとします。

離宮に同会した年は、見た目は火のようにいかにも派手ですが、中身は案外冷めていて空虚なのです。
易卦では、堅い甲羅に身を包んだ亀なども表しますが、外面が剛で内面が柔なので、悪く出ると外見ばかり取りつくろうような人物を表します。
この年は、物事の処理は的確に迅速にする事です。そうしないと火が燃え広がるように収拾がつかなくなります。
トラブルの種は早く摘み、病気なども早めに手当てをすることが重要と言えます。


Kan.png今年の二黒土星 坎宮に回座

坎宮の象卦は、二陰が一陽を包む形になっている水の象です。
この形から、陽の君子を陰が阻んだり、陽の君子に艱難が付きまとうとし、孤独や孤立も意味し、九年に一度の困難な厄年としています。
また、冷たい土の中に種が眠っている状態を形にしたものでもあり、時期が来れば、必ずや起死回生する運ですので、むやみに動かない方が良いでしょう。
男性の42歳、女性の33歳は大厄ですが、この年は誰でも本命星が坎宮を遁行するためです。
位置としては、最も引っ込んだ暗い場所であり、水は冷たいですので、坎宮同会の年は、何かしようとしても目的は叶わず、無理すれば冷遇されるなど、艱難辛苦の年なのです。
こういった年ですので、今年は無理をせず、水のように流れ逆らわず、身を任せる気持ちでいれば、その凶暗示も小さくなります。
また、水というのは生き物にとっては命の源、不可欠ですし、生きていく上で必要な調整期間と思って下さい。

現実の苦労の中では、負けて勝つという気持ちで、相手よりも大きくなり、来るべき春に向かって備えるという風にするのが、一番賢い過ごし方だと思います。
来年からは徐々に日の目を見て、良くなっていくという流れです。


Kon.png今年の三碧水星 坤宮に回座

坤宮の卦象は、なんでも通し受け入れてしまう、陰の爻が3つ重なった純陰の地の象です。
雨が降っても黙って水を通す大地、何を食べても黙って消化してしまう胃袋、そして、文句も言わずひたすら自己の義務や万物生成の使命を果たすのが坤宮です。
こういった象から連想されるのは、自分から行動することなく従順に従う人、まるで慈愛あふれる母親のような心境で、社会のために尽くす人です。
謙遜の徳を持ってすれば、いつか信用が増し、結局自分の所へ帰ってくる、そんな働きが同会した坤にはあります。
また、大地からは古いというイメージの方が合います。
そのため、リサイクルショップなど古いものを取り扱う商売をされる方は、こういった年に始めると良いと言います。
良い方へ出ると真面目、勤勉ですが、悪い方へ出ると、怠惰、無気力といったように出ます。

前年の困難な坎宮という座所から、やっと切り抜けてきたのですから、本格的な飛躍までまだ急がずに、落ち着いて行動しましょう。
この年は、謙虚な姿勢で、与えられた使命をコツコツと果たし、開運期に備えましょう。
準備期間にふさわしいと言えます。


Shin.png今年の四緑木星 震宮に回座

震宮の卦象は、下から一陽、二陰の雷の象です。
二陰の下に一陽ある形は、陽が力を得て成長する、あるいは二陰を跳ね返して奮い立つ姿を連想させます。
もしくは、陽気の発動である雷、または大地の下で起こる大振動、地震かも知れません。地震や雷は三碧の象意とし、人を驚かせるのものです。
震宮同会になると、人を驚かせるような新しい事、新しい発見などしたくなります。今まで調子の出なかった人も、元気が出て、じっとしていられない気分になり、とにかくやる気が出てきます。
しかし、成果を急ぐあまり、つまらない失敗をしてしまう事も多いので、うまい話には飛びつかず、用心しましょう。
震宮は前年の陰の場所である坤宮から、初めての日の当たる場所への転換期なのです。ですので、今まで努力したり、陰徳を積んできた人には、この功績が現れます。
また、いい加減な過ごし方をしてきた人には弱点が露見して、あまりパッとしない運気でしょう。
坤宮でスタートした開運の兆しは、震宮で初めて具体的な形を取ります。
始まり、始めという象意は、坎宮にもありますが、人間の成長でいえば受胎の段階で、震宮の始まりは、現実の世界に形として飛び出す青年の段階です。
成長、発展の気が漲っていますので、自然と気持ちも明るくなり万事に好調でしょう。
一方、前進する、進むと言った象意からは、病気が進む、古い病気が再発する、と言った事も考えられますので、気を付けて下さい。


Xun.png今年の五黄土星 巽宮に回座

巽の卦象は、震の裏卦で、陰の初爻に、二陽が乗った風の象です。
形を人体を当てはめると、股にあたり、風はにおいを運んで来ますから、風も意味します。
風は何処が起点で、何処が終点か分からないと言うように、とにかく長いものです。
そのため、糸、そば等麺類、往来、旅行など、長いもの、遠くのもの、全てを意味します。人体では腸や髪の毛が象意です。
長いという事は、とにかくもたつく、長引く、気迷いして優柔不断になる、といったような作用もあります。
ひとつ前の震宮同会の年は、物事の決着が早かったのですが、巽宮に同会すると、物事が長引いて、なかなか決着を見ないという傾向もあります。
本来なら盛運期ですので、それを活かすように、迷いをふっ切ることも成果を出すには大切だと思います。

風は水と同様、どんな所にも入り込みます。ここから、相手の腹中に入る、と言った事も意味しますが、この場合は決して消極的なだけでなく、相手の出方を見て行動し、相手の好意も得られる積極的な受け身、といったニュアンスです。

また象卦の一番下に陰があることから、初めて得た女児、つまり長女を意味し、よく調った若い女性の意味でもありますので、今まで整理のつかなかった事が一つ一つまとまってきます。
この調うという意味を人間に当てはめると、普段から無理しない人、精神的に安定している人、的確な判断力を持ち、良い意味での妥協性を持つ人となり、こういった人を世間では信用します。
信用を得ると言う事から、仕事は順調に伸び、未婚者には良い縁談が起きやすくなります。
仕事も結婚も、様々な良い縁が持ち込まれやすい年ですので、チャンスを逃さないようにして下さい。



後半に続きます[ドコモポイント]

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コメント 2

ぞぴー

あけましておめでとうございます。
今年も唐突なコメントを残すかも知れませんが、宜しくお願い致します^^
by ぞぴー (2012-01-05 20:37) 

ままみ

ぞぴーさん、明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
突飛なコメント大歓迎です^^
楽しみにさせて頂きますね☆
by ままみ (2012-01-06 17:00) 

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