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家は方位バランスが大切 [家相]

どんな土地に住むのが理想かと言えば、やはり東南の角地が一番良いと言えるでしょう。
朝は清々しい東からの光で起こされ、日中は冬でも日差しが降り注ぐので、一年中太陽の恩恵に与れます。
陽の気が充満した、邪気が取りつく隙のないような土地です。
玄関は家の顔なので、良い方位に作る事が大切ですが、東にも南にも道路がある東南でしたら、一番幸運が舞い込みやすいとされる東や東南に作る事が出来ます。
明るい太陽の光が差し込む玄関は、最高なのです。

しかし、このように恵まれた変形もしてない土地は、なかなか出回りませんし、希少物件で高価でしょう。
私の住む地域で見ましても、東南の角地に立つ家は大きく構えた古い家が多く、昔から何代にも亘って住んでいらっしゃるようなお家も多いです。
快適であれば離れたくないですし、住む人が順調な人生を送っているからこそ、その土地に永く住み続ける事が出来るのです。
もし土地を探していて吉相の土地に巡り合えた時には、良い縁があったと思い、値が張っても多少無理をして買ってしまった方が、子孫の開運の事を考えても得策だと思います。
土地は一代限りのものではありません。
吉相の土地の力によって発展繁栄し、順調な人生を送っていけるので、大きな安心材料となるのです。

家相の影響は約5年位してからあらわれ始めるのですが、凶相の土地や家に住んだ場合、最初は良くても年数を経過するに連れ、どうしても居心地が悪くなってしまったり、事情が変わってしまう様な事が家族に起きたりなどで、長く住みづらくなって売りに出す、といったケースが多いのです。
そういった物件ばかりが流通している結果、不動産のチラシなどを見ても、現実的に良い物は、なかなか見つけられません。
そこで理想の土地ではなくても、それぞれの事情に合わせて良好な環境にし、人為的に運勢を上げていく事ができるのが家相風水です。
工夫によって凶意を抑え、吉意に変えていくという事が出来るのです。

家は人間の体や心にも例える事ができるでしょう。
偏りがなくバランスが取れている方が、気持ちの上でも中庸が取れますし、光を受けられれば明るい心持ちでいられると思います。
家の持つ気のバランスが安定していれば、住む人は各方位の大地の気をまんべんなく受けとる事ができるので、心の中から安らぎを得られ、明日へのエネルギーをチャージする事が出来るでしょう。
家は生き物であり、家相はその家の健康状態、心理状態を表していると思って良いのかも知れません。
もし、家の方位に大きな偏りや、不足したエネルギーがあれば、それが住む人の不調として長い時間をかけ如実にあらわれていきます。
家は住む人をあらわすのです。
家の善し悪しが、住人の運気や健康状態を左右すると言っても過言ではありません。
ですが凶相の部分があったとしても、風水処理を施し家とは仲良く、家族のように可愛がって暮らす事が出来れば、家も喜びますし、とても素晴らしい事だと思います。

欠けは良くある凶相ですが、欠けた方位の気が足りないので、機能不全を起こしてしまうといった状態ですが、例えば土地で南が欠けていれば、頭や目の働きが悪くなったり、真実が見えにくい、裁判で争っても上手くいかない、といったような事が起こりやすくなります。
こういった土地の場合は、欠けのある部分に建物を、むしろ張らせて造るのです。
そうすると土地のマイナス部分は、建物のパワーで補えます。
土地を有効活用するために、形に添って建ててしまいがちですが、建物でも土地と同じ欠けを作る事になるため、二重にも凶相になってしまいます。
また、中庸が大事とは言っても、お寺のように建物や土地が真四角なのは、発展性が抑えられる凶相です。
適度な長さの長方形である方が、長い方の方位が張りの効果を生み、良いとされます。
最近の狭い住宅事情に多いのですが、間口が狭く奥行きが3倍くらいあるような長すぎる土地は、大張りのような凶の作用をもたらします。
例えば南北に長い建物の場合、南と北に掃き出し窓を作るなどして、長い方位のパワーを弱める事が出来ます。
家相では、大きな開口部はマイナスとして見なしますので、強過ぎる方位のパワーを弱小化し、結果的にバランスを取る事が出来るのです。

こういった細長い家の、長い方位のパワーを過剰に受けがちな場合、欠けとなる短い方の方位は、食事や作業の向きになるよう机を設置し、普段向いていたり、枕を向けて寝る方位などで補う事が出来ます。
他にも、気が不足した方位は、祐気取り、お水取りでパワーを頂くのも効果があります。
気を補うとはまさに気持ちの問題にも通じますので、視覚的な事も侮れません。
フローリングの板の目、カーペットの模様も、短い方位の方が長く見えるようにする事で、広がりが感じられますし、住む人は心理的に安定出来ます。

そして最近の新築のほとんどがビルトインガレージですが、2階部分が1階部分より大きく、見た目いかにもアンバランスですし凶相です。
1階部分が空となった2階部分は、上昇した大地の気を受け取る事ができません。
出来ればガレージの開口部分にシャッターを造作し、部屋の様にして気が抜けるのを防げば、凶意は軽くなります。

また嫌な気を感じる近隣の環境は、自分の力だけでは変える事が難しいですよね。
電柱が見える、ゴミ置き場がある、尖った建物がこちらを向いている、などなどあると思いますが、心理的に嫌な感じを受けるものであれば、見えないように遮断し気を感じないようにする事で改善できると思います。
例えば、パネルによって目隠しをする、樹木を植え視界に入れないようにするなど、存在を無視できるような工夫をする事で良いのです。
太陽の光が差し込みにくい玄関の方位でも、明るい照明やインテリア、生気のある植物の力を借りてカバーする事が出来ます。
やれるだけの事をしたら、後は気にしないようにする、これが一番だと思います。


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リマーナすず

ままみさん、こんにちは!

すごく勉強になりました!
我が家は東西に細長く、ビルトインガレージです^^;;
確かに下がガレージになっている部屋は
夏は暑く、冬は底冷えしてめちゃくちゃ寒いです。
でも凶意をカバーする方法があると知って
ホッとしました。
いろいろ教えてくださってありがとうございました☆

by リマーナすず (2012-10-08 06:31) 

ままみ

すずさん、コメントをありがとうございます!

東西に長いお家なのですね。
家でご商売をされる方には吉相で、大いに食べて大いに働く、健康的なお宅だと思います。
ビルトインガレージの建物は、冬寒くて、夏暑そうですね。
風水とは一見迷信の様でもありますが、気候風土の理からみても合理的ですし、自然界の理屈に合っている事が多いです。

我が家では、区切る、視界を遮る等に便利な、突っ張り棒カーテンが活躍しています。
冬、寒くて暖房が行き渡らないLDKには、ちょっと付けるだけで部屋がとても温かくなりますし、見た目も柔らかいです。
また階段室は吹き抜けと同じで、その方位の気が抜けますので、入口に掛けて遮断しています。
のれんの様に掛けるだけで、暖房の熱も上がり難く、節電にも繋がりますよ^^

by ままみ (2012-10-09 16:54) 

キョウコ

ままみさん、こんにちは。

今のご時世良い物件に出会うのは難しいですものね。
そういったことをカバーする、バランスと工夫が大事なんですね。

よく見てみると、どっしり何代も続いている堅固な雰囲気のお宅もあれば、次々入れ替えの激しいお宅もありますものね。
飲食店とか貸し店舗なんかでもころころ変わる場所があります。

うちも元社宅だったせいで短いサイクルで家主が代わる癖がついているのか引越しをする方向で話しがまとまりそうです。

とはいえ、ままみさんのアドバイス基づいて、家の中をすっきりさせたり、座山水位を続けているおかげでかなり居心地が変わりましたし、そういう変化が主人の頭のモヤを払って手を打たなければいけない現実と向き合わせてくれたのかもしれないと思っています。一生懸命手をかけた分愛着もありますが、ありがとうと言ってお別れしたいと思います。

必要な努力をすれば何かしら良い形で次に繋がるのかな、と思っています。
by キョウコ (2012-10-10 09:23) 

ままみ

キョウコさん、コメントをありがとうございます!

大地は生きていますし、記憶の蓄積によって癖も生まれやすいのかも知れませんね。
近所にも、飲食店、事務所と経営者がコロコロ変わり、やっとトランクルームのような無人の店舗として落ち着いた店もあります。
人を寄せ付けないものがその土地にはあったようです。

以前からの問題が、解決に一歩近付いてきたのですね。
ご主人も納得され、本当に良かったです!
ご主人の星はお人柄と共に大変ソフトで、変革には向かない部分を、キョウコさんが相互補完し、率先して動く事で人生の危機を乗り越えていけると感じます。

キョウコさんの、ご家族の幸せの道を切り開くための行動力はとても頼もしく、きっと将来、良かった、と感謝される日が来るのでしょう。

これからも、お力になれる事があれば、どうぞご相談くださいね。

by ままみ (2012-10-10 16:29) 

yu-papa

最後の写真はとても落ち着きのある通りの様で
by yu-papa (2012-10-12 22:55) 

ままみ

yu-papaさん、コメントをありがとうございます!

この夏に行ったはわい温泉から足を延ばして、倉吉に行った時の写真です。
落ち付いた街並みが、風情を醸し出していましたよ。
このブログは、実は旅の写真帳でもあるのです^^
by ままみ (2012-10-15 16:12) 

キョウコ

ままみさんお返事ありがとうございます。

是非、また引越しの時期や家相などご相談させてくださいね。
とはいえ、不動産を動かすとなると色々手順に時間がかかるのと、家の前にも処理しなければならないものもあって、少し先となりますが、具体的になりましたらご連絡させていただきますね。

天秤座から土星が抜けて、新月が天秤座で起こって、ようやくこの辺りで憑物でも取れたような心境です。かなり強烈な焦燥感でした。どんなにアクションを起こしてもまだやり足りないのではないのか、努力が足りないのではないか、もっと削ぎ落とせないのか、最後は一人ですっからかんで一からやり直さなければいけないのかもしれない、とさえ思いました。パートナー関係を象徴する天秤なので、そこはこの2年かけて作った関係が実はここまで成長した、ということを見ることが出来て思いとどまりました。

身体的には土星が居た期間、肩の痛み、腰痛、胃腸の不調、目の疲れ、むくみなどに悩まされていましたが、土星が抜けてから一気に楽になりました。漢方や整体などに、行きましたが、それよりも、土星が抜けたら一気です。
むくみに関しては顕著で、水を閉じ込める土の土星が抜けて、汚い話しですが、小の出が良くなり、漢方に頼らなくても、急にむくみが取れ始めています。

本当に土星の象徴するもの、土地、骨格、家族の骨組みなどあらゆるものに取り組まされた2年半でした。

ここで得た、ご縁もかけがえのないものだと思っています。
今後ともよろしくお願いします。

by キョウコ (2012-10-26 08:52) 

ままみ

キョウコさん、コメントをありがとうございます。

不動産を動かすのは結構な労力を使うと思いますが、頑張って下さいね。
きっと心機一転、発展していく新しい未来が待っていると思います。

天秤座の新月は、キョウコさんのIC辺りで起きていましたね。
これは、不動産関係の事での新しい決心やスタートを表しているのでしょう。
何事も先延ばしにせず、新しい局面をチャンスと思えば、きっと良い進展があると思います。

土星のハードルは、常に高いですよね。
自分はまだまだと厳しくあろうとし、懲罰傾向さえ生む事もありますね。
乗り越えるには、やはり忍耐と努力を要しますし、底辺を通過する土星でしたら根本的、本質的な部分と向き合わされるので、逃げも隠れも出来ず、なおさら苦しさを強いるかも知れませんね。
しかし通過した後は、まるで大掃除をしたようにスッキリとされる事でしょう。

土星は地道な継続、一日一日の積み重ねなどに、とても価値を置きますので、パートナーとの、これまでの歴史も重んじたり評価する事が出来るという素晴らしい面もありますよね。

また、現実性のある目に見える部分にとても作用しますから、身体的な事に関しても、露骨に現れる事があります。
特に冷えなどが起きやすく、関節のこりも引き起こされたのですね。
土星は土のため、体の水の流れも堰き止める作用をし、むくみも引き起こすと言うのは、とても納得してしまいました。
土星が抜けた後、心身ともに一気に楽になるとは、本当にすごいですね。
これを、知らずに過ごすのと知って過ごすのとでは、心象は全く違うでしょう。

私の場合は土星が8室を通過し、もうすぐ抜けて行きますが、空き家の件では我慢と忍耐を強いられましたし、心霊的な事もあり嫌な思いをしましたが、それもなくなった今では、よく頑張ったなと評価したい気分です。
次は9室通過ですので、あまりわき見をせず専門的に学ぶといったテーマで頑張りたいと思います。

こちらこそ、かけがえのないご縁を頂いています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

by ままみ (2012-10-26 23:05) 

むーみん

ままみさんこんにちは!

過去記事失礼します。
何度か住人の変わった物件で、今住んでいる本人も住んでから15年目にして離婚になったのですが、本人は引っ越しを希望しますが周りは留まるように言います。(奥さんは出て行ってます)

このまま住み続けて大丈夫なのだろうか?
何度も住民が変わるという、そして現住人もこのような境遇になりやはり気持の悪い印象を持たずにはいられません。その夫婦は子宝にも恵まれませんでした。

田んぼを潰して建てた住宅地で縦一列7,8件ぐらい向いも同じ件数で向かい合って建っています。一方が西玄関なら向いは東玄関という具合です。

この住居で15年は長く住んだ方だと思うのですが、このまま気にせず住み続けていても大丈夫なものかどうか・・・

ままみさんはどう思われますか?

by むーみん (2014-10-13 16:24) 

ままみ

むーみんさん、コメントをありがとうございます!

家は人が住む事によって初めて生かされるものですが、その時に住人のオーラや運気なども吸収しています。
次々代わっていく住人が、同じ様な運命になりやすい事は確かにある様です。
良い運気の人が成功して大きな邸宅に移り住む様になったとすれば、次に住む人はその方の運気に与れます。
前の住人がその家でどのような暮らしをしていたか、やはり住む前に調べた方が安心でしょうね。

また越してくる時の方位がとても良かったり、ご先祖の徳によるご守護、本人の心掛けの良さなどがあると、受ける影響も変わります。
強靭なバリアがある人は、良くない影響も減らせる様です。
なので住んでみてどうなのか、そこに実際住まなければならないのはご本人なのですから、感覚と良く相談し、望んでいるのなら引っ越しをされる方が良いのではないでしょうか。

by ままみ (2014-10-16 18:19) 

むーみん

回答ありがとうございます。^ ^

そうなんですね。
前の住人の方は一家で夜逃げしたと聞いています。
そして引っ越してすぐ泥棒に入られました。不動産屋さんが鍵を変えていなかったとのことで、多分前住人の方かなと。

私なら絶対そんな物件に入らないのですが、若かった二人には経済事情には変えられず・・・。

悪運の強さでここまで頑張ってこれたとは思いますが、一度今の住み心地なども聞いてみます。

ままみさん、ありがとうございました。


by むーみん (2014-10-17 08:55) 

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