東日本を襲った未曾有の大地震から3日目、時間が経つに連れ想像を絶する、今までに日本人が体験したことのない甚大な被害が次々と明るみなってきました。
被災者の方の逃げ延びた時の様子など、肉親や家族と離れ離れになり・・・涙ながらご心配されている様子など、こちらも涙が止まりません。
子供達は卒業式シーズン、晴れやかに卒業し新しい学校に夢や希望を膨らませていたさながの・・・海に飲み込まれた学校の映像が、・・・とても辛く胸が痛いです。

被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方、心より哀悼の意を申し上げます。

この悲劇の日本に、世界各国の首相たちが日本に援助表明、支援の申し出をしているというニュース、また「不屈の日本」と米紙が称賛している記事にしばし心が熱くなりました。

以下一部引用です。

<東日本大震災を受け、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は12日、「不屈の日本」と題する社説を掲載した。地震大国日本の技術力と「備え」をたたえ、「日本は経済が低迷し、政治家の失態に国民の大部分は当惑しているが間違ってはいけない。日本の産業力は依然として偉大だ」と述べた。
 社説は「1億2600万人以上が住む島国が、(大規模)地震にいかに持ちこたえたかについて言及せざるを得ない」としたうえで、日本が100年以上にわたり「建物の耐震化をしてきた」と指摘。「今回の地震で高いビルは持ちこたえたようだ」と分析した。・・・

 また米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、阪神大震災当時に東京支局長だったニコラス・クリストフ氏の「日本へのお悔やみ、そして称賛」と題するコラムを掲載、日本人の精神力の強さをたたえ、復興に向けてエールを送った。
 クリストフ氏は、阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪がほとんどなかったことや、支援物資の奪い合いが生じなかった事例を紹介。「我慢」という日本語を引き合いに「日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だった」と説明し、「今後、それらが示されるだろう」と期待を寄せた。>

<中国、日本人の冷静さを絶賛 「マナー世界一」の声も
 地震多発国で東日本大震災への関心が高い中国では12日、非常事態にもかかわらず 日本人は「冷静で礼儀正しい」と絶賛する声がインターネットの書き込みなどに相次いでいる。
短文投稿サイト「ツイッター」の中国版「微博」では、ビルの中で足止めされた通勤客が階段で、通行の妨げにならないよう両脇に座り、中央に通路を確保している写真が11日夜、投稿された。・・・>
 
私たち日本人は、我慢強く高潔で助け合いの精神をもった国民性である事を誇りに思うし、忘れてはいけないですね。海外から見た日本人というものを改めて認識出来ましたし、この国民性があればきっとこの未曾有の危機も時間をかけて乗り越えられるものと信じています。