占星術を勉強する上で、12サインを三区分、四元素のグループごとに当てはめると、サインの性質がよりはっきりします。#59092;

三区分とは活動宮、不動宮、柔軟宮の3つ。 

活動宮は、春分点、秋分点、夏至点、冬至点4つの始まりの位置を表すので、それぞれの元素の活力を生み出す、とても活発なサイン。おとなしくしている事がありません。常に言いだしっぺ。根拠ないところから始められるのです。 常に活動していて停滞する事がありません。欠点は物事をおおげさにし、同じ事を続ける事が困難で、活動のための活動で無駄な動きが多い点です。そして四元素の性質は枯渇することなく活性化し続けるので、一番エネルギッシュです。 

不動宮は、確実性着実性を好み、同じことを繰り返し続けられます。むしろその事によって力を溜めているし、生きている実感がわくでしょう。繰り返し同じ事をしないと確実とは言えないので、しつこく何度でも繰り返します。価値観の固定化や執着心は強く、安定感があります。欠点は変化に弱いところです。

柔軟宮は、基本的には平和ですが、腰が据わらなくて常に変化し続けるので周りの意見に振り回されやすいです。方針を維持する事が出来ません。良いところは変化に強いので、それを生かしてあらゆる調整役にもなれます。 

次は火、土、風、水の四元素です。 それぞれの元素がストレートに現れた場合として、こういう感じなのだなと思って頂ければ良いと思います。お互いの足りない部分を次の元素で補っています。

火は精神性 独立性。上昇志向が強く、常に上を目指します。相手に対してあまり気を使わないし、突っぱねる性質があります。人の反応もあまり気にしません。例えば火の水星、まず相手の意見に異を唱えますが、しばらくした後やっぱりそうかなと納得したりします。

火に欠けている実際性を、次の土の性質でフォロー

土は実際性。感覚とか現実に見えているものしか認識しません。また一か所に集中させたり、まとめたがります。自分の守備範囲を超えるものに対して面倒くさがったり嫌がったりします。 

土の一点に固まりすぎる保守的な部分を、次の風でフォロー 

風は知的なもの理念的なもの。視点が分散化して多角的に物を捉える事が出来ます。欠点は集中力も分散させるので、風の元素ばかりだと収拾が付きにくく、特に柔軟宮でもある双子座が多すぎると精神的に危うくなってきます。 

風の統合化できない部分を、次の水がフォロー 

水はくっつく、混じり合う性質。水は器に入れると異質なものとも渾然一体となって、分離不可能です。なので一体化したり相手に合わせたりする順応性がとても強いです。また相手の反応を気にします。例えば水の水星は誰かが何かを言った後、間違ってると思っても、そうですねといってしまうでしょう。小さい範囲であれば男女、その次は家庭、地域、国と広がりますが、水はそのような集団化に関係します。和気あいあい、親しみ、愛着は水の性質です。

水に欠けている精神性、独立性を火がフォローします。

そして二要素です。

男性サインは奇数のサイン。積極的に自分から働きかける事が出来ます。外に飛び出したい、聞くよりは自分で言いたいと思うサイン。例えば獅子座は特に人の話を聞くのが苦手で相当の忍耐力がいるでしょう。自分から常に発信したい、表現したいと思っています。 

女性サインは偶数のサイン。外からの印象や刺激を吸収して、エネルギーを内向させます。外には飛び出せない感じです。特に蠍座は外に表す事なく、何十年も同じ気持ちを秘めていたりします。

ままみは8個も女性サインがあるので、占いの勉強も聞くというばかりでしたが、9室(お勉強)のサインが蠍座から射手座へと代わっているので、吸収する側から今度は吐き出す側としてブログを始めたくなったのだと思っています。

これらの三区分、四元素、二要素をキチンと抑えておくと、12サインの意味がはっきり掴みやすくなります。これらの元素などの偏りで大体どういう傾向の人かというのも大分掴めると思います。#59093;