今日は三区分ごとに12サインの性質を見ていきたいと思います。火、土、風、水の素材がどのように働くかで分けると、その違いがくっきりします。#59092;

表現の厳しいところもありますが、あくまでも12サインの三区分における性質の違いがストレートに現れた場合とお考え下さい。

活動宮 (スタートさせる活力、維持する力には欠ける)

牡羊座 活動宮の火なので、精神的な独立性。周りの反応を全く必要としません。無から有を生み出せる発想力があります。人生の中で反省の経験をしてもなかなか変われません。子供のようなキャラクター。自分の体にムリをする人が多く、スピードレーサーやアクションスターに牡羊座が多いのは、牡牛座サイン(身体)は次なので、まだ魂が体の中に入ってない状態であり体という実感や認識がないからです。

蟹座 活動宮の水なので、常に新しい感情が沸き起こっています。古い記憶も、その時の気持ちを伴って新鮮に蘇りやすいでしょう。激しい感情過多な部分も。相手が共感してくれるタイプじゃないと得も言われぬ怒りがこみ上げたり、寂寥感にさいなまれたりします。知らずに気持ちの押しつけをしている事もあります。

天秤座 活動宮の風なので、対人関係を常に新しくかき回します。対人関係をあらゆる角度から楽しみ尽します。人を生かすことで、自分も生きる事を知っています。たとえ眠くてもだるくても、人に対して細かく反応してしまいます。相手の動きを見逃しません。

山羊座 活動宮の土なので実務においての活動性。具体的な現場、地域社会、職場に活力を注ぎます。一度仕事を始めると、飽きないよようにああでもない、こうでもないとマメにネタを探したり仕事を上手く続けられるように工夫します。将来の地道な計画を立ててその通りに実行しようと努力します。

不動宮 (固定し維持する能力、変化には向きません)

牡牛座 不動宮の土なので、物質に対する執着心が強いです。掴んだら離しません。増やすという事はしても減らすという事は牡牛座の辞書にはありません。対人関係は次の双子座で出てきますので、人に対する執着はないのですが、人を所有物と見なす場合は強い執着が出てきます。

獅子座 不動宮の火なので、型にはまった情熱や理念を持ち続けます。演劇やダンスも型にはまった表現ですし獅子座の表すところですが、繰り返し公演が行われ観客に見てもらう事で、人にだけでなく毎回自分も同じ感動や興奮を味わい維持する事が出来ます。

蠍座 不動宮の水なので、感情や他人との一体化の固定化です。不動宮のしつこさが人に向かいます。一度好みや趣味が決定されるとほとんど変更しないし時代の風潮にもお構いなしになることもあります。気を許した相手に、自分のテリトリーに侵入されることを拒まない代わりに自分も同じことを要求します。

水瓶座 不動宮の風なので、風に対するこだわり感です。一見爽やかそうに見えて、物質や感情にもこだわりはないのですが、風の意味する理念、考え方、生き方の方針みたいな部分では変えようとしません。習慣とかでも、これは体に悪いよと言われても、何?という感じです。人類愛には満ちていても、個人的感情の水の部分で深入りしないので冷淡になりがちです。

柔軟宮 (要求に合わせて動ける性質、決断力に欠けます)

双子座 柔軟宮の風なので、風の知識や情報に対して方針が一本化していません。刺激を受けるとぐるぐる変化します。目的があってもふらふらと道草したり、関係ないところへはまったりしています。首尾一貫していないのであちこち分散して収拾がつきません。メリットとしては予測できない突然の変化に対しても、さほど傷付かないし対応も早いという事。逆に常に変化を待っているという感じです。

乙女座 柔軟宮の土なので、土は実務としてその柔軟性。細かい作業が得意です。しかし、細かいところにはまった結果、大局を見失いますので、補佐役としての位置があっています。実務的な力を、場面場面で合わせ人の役に立つ事で生かそうとします。

射手座 柔軟宮の火なので、思想的、抽象的な事が柔軟。一つの事に思い込まない性質です。いろんな考え方を比較したり、調整する能力があります。考えがまとまってきても他の可能性に目を向けるのです。精神が柔軟であり双子座をグレードアップした形といえます。

魚座 柔軟宮の水なので情緒、情念が柔軟。異質な人とも結びつきやすい性質です。くっつく、馴染むという性質を持ち、気持ちもよく変わります。人の好き嫌いは、口で言うほど好みには関係なく、同調しているうちに情が移ったりしやすいのです。

12サインの意味はとても深くてまだまだ言葉に尽せないだけに、分類しながら考えた方が特徴がスッキリと出る気がしました。ままみは柔軟宮と土が多いので、情報は分類して形にしないと落ち着かないタイプです#59093;