1室と7室の関係は本人と他者との役割を表します#59092;

自分が他者に対してどんな役割をもつのか天体によって考えられます。例えていうなら1室海王星と7室土星がある人は、自分が酔っ払っててそれを介抱したりダメ出ししてくれる人が他者。自然とそういった役割にゆだねがちです。また1室土星と7室天王星では、ちょっと変わった人を相手にしなければいけない真面目な自分とか。。

自然とそうなってしまうし、また求めてしまうところがあるのです。しかし月の場合は少し違います。

月は水星が発達する以前の本能の領域です。言葉に出来ず無意識に反応してしまう部分です。7室に月を持つ人は人に反応し、そして言葉以前の部分で相手に同化してしまうのです。一緒に生活をしていたり接している時間が長いと、知らない間に食べ方や言葉使いまで真似てしまいます。

このように知らない間に相手に入り込み過ぎてしまい、自他の区別が付きにくくなってしまうのです。こういう性質があると、多くの人と付き合うほど本人としてはしんどくなってしまうというのがあります。対人関係に入り込むと確固とした自分が築きにくく一種の危惧感を本能が感じ取るのか、7室月の人はひきこもりになる事もあるそうです。

1室月の場合は7室とは反対です。月は反射する鏡、その場の雰囲気を無意識に吸い取ってそれを周りに発信します。周りにいた人が何かを漠然と感じていたモヤモヤとした部分を、月はそれを吸収してハッキリと分かりやすく顔に出したりするのです。1室月の人はムードメーカーと言われる所以です。

それによってその場を仕切るという人になります。そのために太陽などが地下や12室などで表に出たがらない性質でも、周りがほっておかず本人の意思とは関係なしに、いつも周囲が賑やかになってしまうのです。

7室月は吸い込まれる方、1室月は吐きだす方という対比は面白いと思います#59093;