西洋占星術の相性の見方は見所満載です!

10惑星の他にも、実際天体ではないリリスや、ノードなどの感受点、セレスやジュノー、ベスタやセレスなどの小惑星も重要な決定打になる事があります。

恋愛や結婚では、リリスという感受点が影響大です。リリスは惑星ではなく、月の軌道の遠地点の事です。バビロニア時代の創造神でしたが、キリスト教が力を持つと夢魔という悪魔にされました。子守唄のララバイは「リリスよ去れ」からきている言葉なのです。

そんなリリスは性的なポイントで、特に男女のお付き合いには大切なものです。火星などがヒットすれば離れられない関係に。別れたとしても、忘れられず、いつまでも思い出に残る事になるでしょう。もちろんヒットすれば、満足のいく夫婦生活が送れるでしょう。

ノードはドラゴンヘッドともいい、月の昇交点で、月の軌道と太陽の通り道の交点です。人間関係のつながりや、過去世での善行の結果、現世で受け取る福を示すと言われています。180度反対側をサウスノード、またはドラゴンテイルといい、過去世での悪行の結果、現世で受け取る課題とみます。

このノードがヒットした相手とは、過去世から繋がりがあるとも言われ、夫婦や長年仲の良い友達同士にも、大抵関連があるものです。人と人を繋ぐ感受点です。かなりの確率でヒットします。

またジュノーは、ゼウスの正妻ヘラという意味で、ゼウスが浮気をする度、浮気相手に制裁を加えるなど権利を主張している事から、男女間の法的関係についての争い事を示しています。突っ込み天体とも言われ相手の天体にかかると、なにか口うるさく言わずにいられない関係に。火星とヒットすれば喧嘩が多いでしょう。

あとベスタはかまどの女神なので、奴隷状態になりやすいです。自分のハウスにベスタがある場所は、忠実に維持しようとします。相性でも相手の天体と重なると、ベスタはそのいいなりになろうとします。滞在意識では望んでいるということなのですが、対人関係で何かおかしいなと思ったらチェックしてみて下さい。ヒットしているかもしれません。

セレスは小惑星群の中でも特に巨大で、ポイントによっては、惑星と引けを取らない影響力のある星です。ギリシャ名はペルセポネー、穀物を育成させる女神です。なのでセレスのあるハウスはその人が時間をかけて大切に育てていく場所です。相性で観た場合相手の天体がヒットすると、その人を育ててあげたくなるのです。先生や、会社の社長のセレスが、自分の天体と重なっていたら、きっと面倒見よく、お世話してくれると思いますよ。

星座エレメントだけでは、いまひとつ納得できないとお思いの方は、シナストリーという出生図と出生図を重ねて観る技法がよろしいかと思います。

友達とか仕事上ではいいけど、恋愛ではちょっと、、とか、その逆とか、細かく鑑定できるのがホロスコープの面白いところです☆

                       お目目の小さい猫☆