クラッシュ・バイ・ナイト(邦題 熱い夜の疼き)

1952年公開 モノクロ RKO フリッツ・ラング監督





不倫、家出など重苦しい雰囲気のある恋愛、人間模様を描いた家庭的なドラマ。
故郷に戻ってきたバーバラ・スタンウィックが、家庭的ではない自分には合わないと思いながらも、漁船に乗る真面目な男と結婚するが、自分に似たアウトロー的なロバート・ライアンに惹かれて、2人の男の間を、ふらふらするはめになるお話。。
マリリンは、スタンウィックの弟の彼女役。ニシンの缶詰工場で働くき生きとした元気な娘を演じ、スタンウィック、ダグラス、ライアンなどのベテラン俳優達のお株を奪う演技で大いに注目されました#59130;

51年から52年にかけては、「ノックは無用」「モンキービジネス」「人生模様」、などなど9本もの映画に出演しています。まさにこの頃は、マリリンの伝説が誕生する前夜といった勢いの映画ばかりです。

この時代のマリリンは、スターへの階段を駆け上がる夢と希望にあふれていて、ぴちぴちした健康的なオーラは、まるで西海岸の太陽の様に輝いて見えてとても好きなのです#58942;#59043;