先日、鑑定料以上の事を対応して頂いたので、と、キョウコさんご夫妻から、あの憧れの羽美翔が届き、一生に一度は使ってみたいと思っていた夢を叶えて下さいました。
しゃれの分かる粋な計らいに、私もびっくり仰天!幸せな気持ちにさせて頂きました。
以下、そのレポートです。

美しい和紙に包まれた外箱を開けると、透け感のある格調高い雰囲気の和紙で個包装され、更にビニールで包まれていると言う、厳重厚く保護されてる様子は、まずその辺のペーパーとは一線を画す佇まいを主張しています。
超庶民の私には、恐れ多くてもったいなくて、しかしせっかく頂いたのだからと、恐る恐る使用を決意しました。
ふんわりとした厚みがあり、なめらかな肌あたりは、上質のネル、はたまたビロードといって良いくらいです。
ふわふわなため、驚くほど吸水性もあり、ケチらなくても少量で済みます(笑)
普段使っているお粗末なペーパーとは、全く比較にならないくらいの別物です。
ホルダーからの巻き取り音も、カラカラ~といった軽薄さがなく、こと、こと、こと・・・と重厚な響きさえします。


とき流れしも 姿変わりしも
受け継がれし 真の心
誇りをもって 和を 奏でる

はてなき思い
「今」
蝶に姿かえし
天空へ
羽ばたき舞い上がらん
時の流れの 花さがし
様々な 富みとなりし・・・語り つがん

日本の風情を感じる、格調高い方丈記のような歌がプリントされています。
気分はまるで鴨長明。
Next Japanizum 日本人だなぁと感じ入る一時です。


息子が、学校に持っていってデイリーポータルの記事のような事をすると言ったのは、即却下!!
しかし、外面の良い息子、お世話になっている接骨院の先生に、和音を持っていってしまいました。
主人は、キープする気満々で、どこかに隠しそうです。(そしてリスのように忘れてしまいます)
しかし、羽美翔は死守しようと思います。

包んであった和紙もあまりにも綺麗なので何か再利用はできないか・・・と考えました。
ランプシェードにする、ふすまの破れた所に張る・・・
色々考えていくうちに、なんて貧乏くさいんだろうと、ちょっと反省しました(泣)
でもそれくらい綺麗なんです。

一生に一度と言えるくらいの、贅沢な使い心地、いつまでも記憶に残ることでしょう。
なんせ、水の透明度が全国1位に輝いたことのある水と、最高級のパルプでこだわって作られていて、今まで経験したことがないような肌触りを実現しているんです。
噂通り、想像以上の使い心地に、ただただ打ちのめされる感じがしました。


そして、極上の使用感に、なんだかパワーをもらったようで、今まで手付かずだった洋服の整理に、一念発起する気力が湧いてきました。

現在家の中で一番混沌としているのは、主人の部屋、と言うかもう納戸化してますが、それはまあ置いといて、自分の服だと気付きました。腐らないものに関しては無頓着なので、(笑)通販でいいなと思ったら買うの繰り返して、ろくに袖も通さずサイズが合わなくなっていった服も多数あり、クローゼットの容積をぱんぱんにしていってます。
特にワンピースが好きで、つい目が行き、コレクション的に買ってしまうのです;;
洋服の量はもう臨界点に達し、いろんな所からはみ出て、分散している状態。
自分の持つ服の実態が把握できず、怖くて先延ばししていたのですが、思い切ってメスを入れてみました。
ちゃぶ台返しのように、箪笥、引き出し、衣装ケースの中身を、だぁー!!!

そして、まず、サイズ的に無理なもの、合わないもの処分。
次に、洋服のジャンルごとに仕分けをし、主にお出かけ着を、(アンサンブル、プルオーバー、ブラウス、スカート、パンツ、セーター、スーツ、ワンピース、コート等と)分類し、置き場所を確保し、ラベルを張っていく。
それとは別に普段、頻繁に着そうなものを、夏物、冬物、長袖(春秋)と分け、やはりラベルを張った場所にしまう。
しまう場所を決めておく事で、洋服が迷子になる事がありません。
そして、例えば、今どれだけブラウスを持っているのか、等と把握できます。
持ち過ぎだなと思えば、買うのを控えられますし、組み合わせる時も、持っている服の中で、ベストなチョイスができると思います。
そこに入り切らなければ、新しい服を買ってはダメ。
欲しい場合は一つ捨てるようにして買う、といった決まりも作りました。
もっと厳しくスリムにする事も出来るのでしょうが、今回はこの辺にしておきます(笑)

そして、着た物を一時的にしまう行李のような籠を確保しておけば、帰ってから部屋着に着替え、脱いだ服を洗濯するか、しまうか、するのに便利です。

処分が決まった服が、段ボール3箱ぐらいになりました。
この中で買い取ってもらえそうな服は売ってしまって、それ以外は自治体の古布リサイクルの日に出します。
古布として出しても、着れる服は再利用されると言うので、心置きなく処分できます。
きっと海外か、どこか分からないけれど、誰かに使ってもらえたら嬉しいな・・・

そう言えば、九紫火星の私は、今年艮宮に回座していますが、今年片付けができる人は、巽宮を回った五黄さんと九紫さんです。
巽宮には調うという意味が、艮宮は易の八卦が箪笥の形に見える事から、そのように言われています。
何か、こじつけのような感じでもありますが、あながちこれは間違ってないと思います。
お陰様で、家の中をスッキリ綺麗にして、心置きなく羽美翔を使うための、夢のような暮らしに一歩近づけたような気分です。

キョウコさん、この度は、本当にありがとうございました。