またか、の事件が起こりました#59092;
取手駅前のスクールバス乗りこみ切りつけ事件、13人重軽傷。
無職の斎藤勇太容疑者は殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、反省の色もなく「自分の人生を終りにしたかった」といっているそうです。
何度か無差別な犯行をニュースで耳にしているうちまたか、とこちらが麻痺を覚えるようになってきているのが怖いです。
以前に起こった無差別殺傷事件も、20代のまだ未来が広がっている若い人たちでしたがなぜ?と思います。
みな自分勝手で思い込みが激しく、社会生活が上手くいかず一人で悶々としているという共通項があるようです。
こういった事件での鑑定はあまり嬉しくないのですが、気になったので姓名判断で調べてみました。

  斎藤勇太
14+21+9+4=48
天格35(土)大吉 人格30(水)半吉 地格13(火)大吉 総格48(金)大吉 外格18(金)大吉

人格の30は浮き沈み激しく善悪定めがたい半吉数ですが、その他は大吉なので画数で言えばほとんど良い名前といえるのです。
しかし三才五行では、

  土ー水ー火
斎藤容疑者は、天格と人格の関係(成功運)が土剋水、人格と地格の関係(基礎運)が水剋火。
これは上からも下からも剋害し、される相剋名なのです。
全てに殺伐の気が生じ、天災のある暗示があります。
人格が水なので、才能はあるのですが敏感で神経質。天格が土でせき止められるので活動力に乏しく不活発です。
地格が火なので人格の水と合わず、他人に対しても非常に厳しいでしょう。協力者が少ないので孤軍奮闘になりがちです。
また世の中を斜めに見るような不真面目な態度も目立つでしょう。
目上の引き立ても、目下の助けもなく、実力がありながら認められないという不遇な運。また急変、急禍に遇いがちです。
こういった傾向から世の中に不満を積もらせたのかも知れません。

相剋の中でも水剋火は一番激しく最悪運と言われます。
因みにその他の剋では、

木剋土(木は土の養分を吸って大きくなり、実りをもたらす)
火剋金(金は火によって溶かされるが、のこぎりや斧など丈夫な金属製品になる)
金剋木(木は斧によって生命を断たれるが、様々な木工製品に加工される)
土剋水(土によって強すぎる水の力をせき止め、堤防になり形を保つ事ができる)

といったように剋といえども、全てはマイナスにならないといった意味も含んでいます。
水剋火の場合は火を消す最終手段。火事の場合は別としても消えたらそれっきりです。
なのでこれからお名前を付ける方は、火と水だけは隣り合わせにならない組み合わせで名前を付けられるのが無難と言えます。

しかし名前がすべてという訳ではありません。
世の中にはこういった名前をお持ちの方はいくらでもいるでしょうし、全て悪くなるといった事はないのです。
おまけに画数まで凶で、これより悪い名前でも真面目に努力している人も沢山いると思います。
悪い部分があるのなら、反省して悪くならないようにご自分で努力する必要がある、という事です。
斎藤容疑者はせっかく画数は良い名前なのですから、罪を充分償った上で更生して欲しいと思います#59093;