「唐船ドーイ」は沖縄の民謡で、カチャーシ(かき混ぜるという意味ですが、踊っている時の手の形がそのようだから)の代表的な曲です#59043;

心躍るリズムは、ブラジルのサンバにも負けません#59126;#59126;#59126;

唐船とは貿易船の事。
「唐からの貿易船が来たぞー」と、船を歓迎する喜びの歌なのです。
沖縄が琉球王朝時代だった頃、中国との外交が盛んで、かくも親しかったということです。
一度任務に就いて出港したら半年や一年は帰る事が出来なかったため、船影が見えただけで大騒ぎになって皆が港に向かって駆け出して行く、そんな歌なのだそうです。

楽しい唄なので文字数とムードが合えばどんな歌詞でもOKで、1番は定式化しているそうですが、2番以降は無数のバリエーションがあり、三線を弾く人やその場の雰囲気によっては、10番以上延々と続くこともあるそうです#59128;




歌詞(意味)

唐船が来たぞと みなが大騒ぎで走っているのに
若狭町村のおじいだけはゆっくりと歩いて行く

世に有名なのは 大村御殿のセンダンの木
那覇で有名なのは久茂地にあるガジュマルの木

座ったまま急いで 裸で尻を端折って
那覇に向かって 首里にのぼろう

若い時に彼女の家に向かう道は
真っ暗な坂道でも 車が置けるほどの平らな道に思えるものだ

おめでたいから みんなで踊り遊ぼう
夜が明けて 太陽が上がるまで