「モヤモヤさま~ず2」は、テレビ的な見どころがないマイナーな街には「何があるか分からずモヤモヤする」ということで、このモヤモヤを解消すべく現地を訪れ、街の人々と触れ合いながらブラブラする、といったテレビ東京の街歩き番組です#59092;

家では大好きな番組ですが、ともすれば、下ネタに傾きがちなさま~ずに、大江アナが上品な花を添えていて、番組を面白くしていますし、2人のゆるダルな感じと、大江アナの天然さが加わって、独特の雰囲気はこの3人にしか出せない、化学変化のようなものなのかと思い、3人のコンポジットチャートを調べてみました。

そうしたら、やっぱりモヤっていたんです。
火星と海王星が合なのは、怪しい事、不思議な事、言わばモヤっている事が大好きな配置ですが、そこにヘッドと合した月が180度です。
それも冥王星が調停していますので、他の街歩き番組の追随を許さないような権威を与えています。
この味は、まねしようと思ってもまねのできない番組なのです(笑)
モヤりスポットには、直感的に導かれるでしょう。
これは番組のコンセプトそのものです。

火星と海王星のアスペクトはタイトに合していて、射手座の2度という集団の気分を煽って盛り上げるという度数にあり、テイルと合。
何か未来的ではない、怪しいもの不思議なものを発掘した時のリアクションやコメントは、自然体で楽しませてくれます。
街の人の中でも、特に個性的なお年寄り、変わったことをしているお年寄りが、沢山出てきます。
月はヘッドと合ですので、こういった飾らなさが受けて、一般視聴者からの支持を得ているのでしょう。
深夜放送だったのが、一昨年あたりから、ゴールデンに昇格しました。

この配置は、モヤりスポットを捜し歩くと言うのにぴったりです。
路地裏で不思議な人に出会ったり、面白いものを見つけたり、この3人の組み合わせは、あまりにもバランスがよく、番組の趣旨に合っています。

また、太陽と水星合と土星の180度も、納得でした。
土星が絡むとお年寄りの出番が多くなります。牡牛座なので、素朴でほのぼのとしたお年寄りです。
土星は、牡牛座1度と言う、内面の才能が溢れだすという度数です。
確かに、「絵を覚えた」おじさん、「独特のタップ」を踏むおばさん、特技や才能を溢れさせる名物のお年寄りが沢山出てきます(笑)
人の個性を引き出したり、いじる事には抜群の、洗練された天秤座の太陽と水星が、この土星に絡みますので嫌味が無いのです。
また、お決まりの、同じパターンの落ちが、毎回繰り返され笑いを取っています。
食事中の「しゃべれよ!!」とか(笑)
1000円自販機や、ハワイの出雲大社のヌシカンさんも定着しました。
土星には、継続して繰り返されるという意味があるのです。

大江アナも、常に軽いセクハラを受けていますが、全く動じません(笑)
大江アナは、蠍座の天体群が土星と吉角なので、鈍感なのか肝が据わっているのか、どっしりしていそうです。ここも安心して観ていられる部分です。
また、礼儀正しさと裏腹に、意外とチャレンジ精神が豊かで、なんでもやりたがります。
月は双子座で好奇心旺盛、水星は獅子座の木星と90度で、冒険心も豊か、興味の方向性が拡散されます。
アド街では見れない魅力が、爆発してますので、まだご覧になった事が無い方は是非見て下さいね。

大竹さんは、怖そうな事が苦手、小動物を避けるなど、笑えるような神経質さを持っていますが、魚座の繊細な月に、木星、水星がT字アスペクトです。
小心なイメージの柔軟宮に、月が木星と絡むと笑いに繋がります。
三村さんは、太陽も月も双子座真ん中あたりで、本音も建前も一致し易いので天然なキャラです。
新月の日ですが、おそらく月が太陽を追い越した午後のお生まれと思いますが、どんな場面でも楽しむ事が出来、物怖じせず神経が太いのは、火星と120度があるからでしょう。
土星、火星は180度ですが、無駄な動きは極力セーブされます。一見無意味な会話をしているように見えて、それも笑いを取るための、無駄ではないやりとりをしています。
意外だったのが、天王星、冥王星の合が太陽と月とスクエアを取っていた所ですが、そう言われれば、乙女座的な小ざっぱりした、嫌みのない芸も特徴としてあるのかも知れません。
話しかけた相手の顔色も伺いつつ、突っ込んだ反応をしているので、納得なところもあるのですが、年配の人にため口、ときどき暴言的な事も言うので、この爆発的なアスペクトはこういった所に使われていると思います。

ゴールデンに昇格しても、人気は衰えません。
最近モヤってないメジャーなスポットにも出没していますが、このコンポジットがあれば安心です。
これからも長く長く続けて、お茶の間を楽しませて欲しいと思います#59093;