月命盤では、生まれ持った宿命運、運勢傾向を観る事が出来ますが、体の状態も、暗剣や破れの凶星が入った場所は弱い部分であり、長い一生の間で悩む時期があるなど、気を付けなければならない場所です#59092;

主に乾宮、坎宮、艮宮、に凶星が付く場合は、子宝に恵まれないなどの悩みを抱える方もいます。
乾宮は、女性にとっての夫運や、健康に関する座所。
坎宮は、子宮、卵巣など生殖器に直接関係します。
艮宮は、家庭運、跡継ぎ運を観ます。
このどこかに凶星が付いた場合、子供に恵まれにくくなる可能性があります。

しかし気学は、積極的に自分の掴みたい運を掴みに行く動的な占術ですので、こういった宿命運から逃げる事も出来ます。
子宝運も少しでも良くするために、何回となく開運行動をすると、大難が小難にと、改善していくのです。
それには、吉方位の転居や家相の改善、祐気取りですが、手軽にできる方法はやはりお水取りです。
具体的な方位としては、四隅方位を使うと良いのです。

四隅方位は、東北、東南、西南、西北の、十二支が二つ配列される方位で、陽性の支(寅、辰、申、戌)陰性の支(丑、巳、未、亥)が並んで1つの方位となっています。
例えば、東北は丑(陰の支)と、寅(陽の支)が並んでいます。
このように、2つの支が並んで1つの方位を成す事を作胎と言います。

妊娠も陰と陽の合体ですので、おのずと方位も、陰陽の気が並んでいる四隅方位を選んだ方が良いと言う事になります。
また丑、辰、未、戌の土気作用によって、万物を生み出す力が充満する方位でもあるのです。

この四隅方位の中では、特に西北の方位が一番良いとされます。
西北は先天定位盤で、八白土星(艮)が配置されていますので、先天的に子供に恵まれにくい方などは、艮(相続、跡継ぎ運)の気も受けられる事になります。
この場合、戌、亥と30度づつ区切ったエリアで、それぞれお水取りをすると更に良い効果が得られます。
その時は、是非三合や支合の月や日も利用しましょう。
例えば、戌方位には、相性の良い午、寅、卯の月や日に実行すれば、さらにパワーアップして、花まるの五重まるです。
また、後天盤の艮方位(東北)も、その次に良いでしょう。

このように、西北、または東北が吉方位になった時、方位取りを実行すれば、子宝に恵まれやすくなります。
北の方位取りも、子宮卵巣が丈夫になる、冷え症の改善などで、これも有効でしょう。

今年、西北は万人共通の凶方位ですので使えませんが、東北の吉方位取りは、九紫火星が相生である二黒土星、四緑木星、五黄土星、八白土星さんが使う事が出来ます。
ただし、月命星もきちんと考慮して、月命殺、月命的殺にあたったら避けるようにする事が肝心です#59093;