以前気学の鑑定させて頂いた方などから質問を受ける事があるのですが、
旅行や遊びで出かける方位が凶方位の場合どうしたら良いのか、といったご相談があります#59092;

日帰りで行く場合、影響が出るのは日盤で、日破、暗殺剣、五黄の方位だけは避けたいところですが、お誘いを受けているとむげにできないし、凶方位の場合とても気になりますよね。
気学の勉強をした以上、凶方位と知っているのならなるべく避けよう、というのが私のスタンスなのですが、近距離の大した用事でない場合も几帳面に方位を気にするのは、逆に良くないかと思います。

自分の行動を制約してしまうような不自由さを自分に与える事はありません。
凶方位で出かけても、後日吉方位の旅行をするなどで自分の運を強くしマイナス分をプラス分にしてしまえばいいのです。
普段の行動ではあまり気にしなくても、吉方位が取れる時にたくさん運をプールしておく、といった感じで良いのではないかと思います。
このように気学も使いようで柔軟に考えれば良いのですが、日帰りであっても家や車の購入、また重要な契約などある場合はやはり方位を観た方が良いと思います。

何か妨害の様な事が起こった場合、それが人生を左右する重要な出来事にならないとも限らないからです。
なのでこういった場合だけ日にち選びは慎重になって下さい。

日帰りの場合、年と月はあまり気にしないで下さい。
そうしないと一年通してこの方位へは行けないという風になりますので考えないで下さい。
しかし年月日共に凶方位の場合は効き目が大きいですので、避けられるなら日帰りでもなるべく出かけない方が無難だと思います。
また長距離の場合は、旅行や遊びの場合でも年や月の盤の影響が出てしまいます。
飛行機で行くような長距離旅行、または40k以上離れた場所の場合は、大概年盤の影響を受けてしまいます。
しかし転居して自分の太極が移動した訳ではありませんからずっと軽いのですが、積もり積もれば大きな凶作用をもたらしますので気をつけて頂きたいところです。

事情があって、凶方位でもどうしても行かなくてはいけないという事もありますね。
転勤や引っ越しでとりあえずそこに行かなくてはいけないという場合。
とてもイヤな事ですが、気学にはちゃんと逃げ道があります。
60日続けて住み続けなければ良いのです。
天と地の干支が一巡する前に違うところにお泊りをする、という方法で避ければよいのです。

この方法は泊るところがあまりに近いと、あまり有効ではありません。
例えば東京から札幌が凶方位だとしてそこに転居しなければいけないという場合、札幌市内の違うホテルに泊まるというのでは成立しません。
少ししか離れてないので、やはり太極が東京から札幌へというように移ってしまうのです。
出来ればもと住んでいた所の近くが良いと思います。

今年は七赤金星、卯の年。今月も七赤金星、卯の月。
3月でお引っ越しをされる方が多いと思いますが、東の五黄殺、西の破れと暗剣殺が二重になっていますので東と西だけはお気を付け下さい。
くれぐれもお引っ越しされませんように!!(60日以上続けてお住みになりませんように!!)#59093;