明けない夜はない

全ての物事には、陽があって陰がある。
活動があって休息がある。
月も満月から新月へと変わって行きます。
森羅万象、全てはそのように繰り返しながら進んでいくので、社会経済も世の中の勢いも、ずっと好調のままの訳などありえません。
希望のまま景気が上がり続けていけば、限りある地球の資源、自然の摂理にも反してしまう事になります。
ただ、これが急速に進んでいるためデフレや雇用の危機など、これからの未来に不安材料が多過ぎて希望が見いだせず、辛い時代を生きなければいけなくなってしまったと言うのが今の現状なのです。
高度経済成長時代に生まれた方たちは、バブルも経験し未来や生活への不安などほとんど感じなかったと思いますし、学生も能天気に遊びまわっていたイメージですが、今の若い人たちは勉強熱心で、本当に真面目な方が多いのに、これから世の中で活躍しようにも羽ばたける場所も限られるなど本意ではなく、本当に気の毒だと思います。

物事がすらすら通っていく、成長、発展の時代はもう終わったと本気で悟らなければいけないのかも知れません。
物事が塞がって進もうとしても進まないのが今の時代だという事を認識し、受け入れる方へ気持ちを切り替えないと辛いばかりです。
特にこれまでの時代の平和ボケや、気付かないうちに芽生えた傲慢さを顧みて反省しなければ、縮小していく社会を災難と思い、とても苦しい思いをしてしまうでしょう。
これも陰陽消長の流れと考えれば、受け入れる事が出来るのかも知れません。

今年の冬至は特別です。
12月21日にマヤ歴が終わります。
一旦ゼロになり、ここからアセンションと呼ばれる新しい歴史が始まるのです。
目には見えないけれど、流れが大きく変わるでしょう。

これまでの物質的な価値観を崩した、霊的な覚醒が求められると言います。
21日は晦日、22日は正月の元旦と同じですから、この日は特に清く正しく生きる事が大事でしょう。
そして、これからの時代、高い意識を持ち、これまで以上に直感や潜在意識を活かしていく方が良いと思います。
現在のメール鑑定では文章からも印象を受け取り、直感によってその方の為人を感じていますが、やはり素敵だなと思わせて頂く方が沢山いらっしゃいます。
逆に私も感じさせてしまっていると思いますが、依頼して下さった皆さんには、心から幸せになって欲しいと思っています。
勘は、やはり使えば使うほど磨かれていくものと思います。
私の金星にはＴ海王星が120度を作り始め、土星ともＴ海王星は合します。
土星の影響の強い現実派でしたが、まるで海王星に呼ばれるようにタロット教室で学び始めました。
自分ではなかなか気付き辛い無意識の声に、もっと耳を傾けたくなったのです。

顕在意識に支配された世の中では、現実に見えるものだけを頼りにし、常識やお金、数や量、既成概念に取り囲まれ、そこから模索するにも限度があるでしょう。
こういった時代だからこそ、観えないものを観たり感じたりする能力が大事だと思いました。
しかし顕在意識と潜在意識では、反する場合があります。
常識では良いと分かっているのに、嫌な感じがする、逆に思っていたのと違うけれど上手くいく気がする、といったように。。
これからの時代は、自分の直感に従って思った事を選択した方が良いように思います。
きっと何かのメッセージを掴んでいるに違いありません。
海王星が魚座に入った事で神秘的能力が増し、霊感やインスピレーションの力によって、暗示がり降りて来やすくなっているといった事もあるかと思います。
例えば、条件も申し分ないお見合いなのに、なぜが分からない抵抗感がある場合、その結婚には何かしら問題があるのかも知れませんし、また、会社の面接に遅刻してしまい、別の会社に入る事になってしまった場合、そちらの方が良いよと潜在意識がわざとそうさせたといったケースもあるでしょう。
理由は分からないけれど嫌な感じがするのでやめてみる、成功のイメージがするので進んでみるといったように、直感を活かした生き方をしてみて下さい。
閉塞感のある社会では、右脳的、動物的な本能を使って可能性を探り出す事が、一層大切だと思われます。

鑑定させて頂いた中でも、冥王星が山羊座にイングレスした2008年のリーマンショックあたりから、生活の激変を余議なくされ、辛い目にあった方も本当に多く、これは個人の事ではない社会全体が、一人ひとりが背負っていかなければいけない業なのだとも感じています。
こういった時代の流れは、星の意思に沿った出来事でもあると思っています。
私達は目に映る事に対して騒ぎますが、本当は目に見えない事の方に強い影響を受けていて、大きく動かされているのです。
現在の冥王星、天王星、スクエアの厳しい配置も、ぬるま湯に浸かり過ぎたこれまでの私達の生き方を改めるよう迫っているのでしょう。
苦しい事がなければ、変化、改良は起こせません。
星は常に動いていますから、この辛い状況がいつまでも続くという訳ではなく、トランジットの星達は、次の来るべき輝かしい時代に備えて、私達に準備させようとしているのかも知れません。

2025年からは、双子座天王星、牡羊座海王星、水瓶座冥王星が、綺麗に小三角を作る時代がやってきます。
まだ12年も先ですが、この頃には精神的な事に価値を置く幸せな世の中に変わっていて、一人ひとりの心が満たされる時代が到来するのだと信じたいです。
今は辛いですが、明けない夜はありません。
これは個人だけの事ではなく、社会全体で背負っている業なのだと、どうにか耐え忍び、一日一日、自分に出来る事をしてやり過ごしていきましょう。
そして嵐が過ぎ去った時、苦しかったけど頑張ったよね、成長させてくれたよね、と振り返って言えるように、今を頑張って生きましょう。

ＰＳ・今月の鑑定申し込みは、誠に勝手ながら締め切らせて頂きました。
来月は1月7日から始めさせて頂きます。
また来年から時間的な関係もあり、占星術の鑑定のメニューを一部変更をさせて頂きますのでご了承ください。

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コメント 13

ままみさん、おはようございます。
大変タイムリーな記事をありがとうございます。

最近、なにをどうやっても評価が得られない、ということが続いておりまして、つい昨日も旦那相手にうまくいかないことに焦れて号泣したばかりです。
うまく出来たと思っても、他者からの評価が貰えない。
自分だけで進もうにも、そこをクリアしなければどうにもならない。
まるで、大きな岩にぶつかっているような状況で、進むことも戻ることも出来ない、そんな心境です。
現在、私の蠍座7室に土星が戻ってきていて、山羊座9室冥王星と支配星を交換しており（偶然か必然か、私の上司にあたる人は太陽山羊座！）、研究を仕事にしている私が厳しい状況になるのは折込済みではあったのですが、実際になってみれば涙も出るし、気持ちも塞ぎますね（苦笑）

直感のみに従って考えれば、自分の根っこを変えてはいけない、という気持ちがあります。
辛くても、迎合するのは嘘だぞ、といったような気持ちです。
ですが、それは自分勝手な頑固さなのではないか、とも同時に思い、そこで迷いが生じています。
ままみさんの記事を読み、改めて心を強く持とうと思いました。
他者から評価を得られないことは、一種の恥ずかしさを齎しますよね。
周りと比べて、自分が無能なんだと思ったり。
時間的な制約の中で結果を出さなければと思いすぎるあまり、1度の失敗を重く捉えすぎたり。
でも、時間とか他人とか、そういうことではなく、まず自分。
自分がどうしたいか、その部分を大事にしたいと思いました。
いちいち他人の尺度に振り回されて、泣いたりするような自分ではいたくないです。
どんなときでも、誇りを忘れたくない。
頑張っていきたいと思います。
by はなこ (2012-12-11 10:47) 

はなこさん、コメントをありがとうございます！

はなこさんにとって、タイムリーな記事だったのですね。
それぞれの心情に合わせて内容を汲み取って頂き、頑張って生きる気持ちになってもらえれば嬉しいです。
人生には、大きな岩にぶつかったように、にっちもさっちもいかなくなるような時期もありますよね。
私もつい先日までＰ太陽が獅子座の5度で、個人の主観で物事を進められるほど世間は甘くないといったサビアンでしたので、お気持ち分かります。
7室に土星が来ると、その道の厳しいプロから揉まれるといった暗示があり、今まさにそうなのでしょう。
号泣しても良いじゃないですか。
何度でも繰り返して挑戦し続けて下さい。
強いはなこさんには、その資質がありそうです。

山羊座と蠍座のミューチュアルレセプションは、意味を余計に強めますので、しつこくて執着する組み合わせなだけに、ちょっと警戒したいですよね。
私も来年、このコンビが月とヨッドで絡められますので、極力重たい気分に囚われないよう気を付けていきたいと思ってます。

他者に認められない事は、恥ずかしいと思わない方が良いです。
自分は今、世間で通用するように磨かれている最中なんだと。。
研究している時に得られる充実感があれば、それは立派な報酬だと思います。


by ままみ (2012-12-11 16:54) 

ままみさん、こんにちは！
直感、自らの感じることをちゃんと受け取ることって大事ですよね。
それと共に、ぶれないでそのまま真っ直ぐ受け取ることが難しいものでもありますね。

当たり前に出来ていたことが、困難になったとき、戸惑ったり、闇雲に何かに賭けたり、しがみついたりしたあとで、周りに振り回される自分から、自分の内面を見つめ、鍛えたり積み上げたり、地道に自己信頼を出来る自分を作りながら現実に立ち向かっていく過程でこの信頼できる直感を取り戻していくのかな、などと考えています。まだまだ途中ですが・・・。

みんなが自分を取り戻せたらいいですね。社会のマインドコントロール的な常識と言われている、もう風化してしまい、足を引っ張るだけの仕組みから、みんなが自分の力を取り戻していって欲しいと思いますし、自分もそうなりたいと思っています。

2025年、楽しみですね。一人一人の精神的なことを大事に出来る価値観が育ってくれたら本当に嬉しいですね。

タロットも勉強されているのですね。私も興味津々です！
by キョウコ (2012-12-13 09:41) 

キョウコさん、コメントをありがとうございます！

無意識に直結した直感を感じたり、意識することはなかなか難しいですよね。
常識の枠にとらわれ過ぎたり、思い込みや雑念が多いと、意識上に上がり難いかも知れません。
何気なく感じる事や、何故か分からないけれどといった微かな感覚は、信頼できるものなのかどうか怪しいといった事もありますが、自分を大事に思い、救われたいと思う気持ちが強いほど、それが確信に変わる瞬間もあると思います。
それに、潜在意識の中では自分はいろんな経験をしたがっているのかも知れません。
結果はどう転んでも、意識していく事が大切なのではないかと思いました。

また、潜在意識の中には、私達が普段全く気付かない能力が隠されていて、まるで宝物のように未知の可能性が眠っているような気がします。
それを引き出す繋ぎ役が、ひらめきや直観だと思うのですが、タロットも、その扉をあけるツールになると思います。
私の12室は空ですが、Ｔ海王星がＮ金星と角度を取ってきた現在、これまでのように本で読むだけでなく、きちんと学びたいと思いました。

＞みんなが自分を取り戻せたらいいですね。社会のマインドコントロール的な常識と言われている、もう風化してしまい、足を引っ張るだけの仕組みから、みんなが自分の力を取り戻していって欲しいと思いますし、自分もそうなりたいと思っています。＜

私も同感です。
天王星、冥王星のスクエアは、これまでの社会の常識を風化させ、切り崩しを行っている最中なのでしょうね。
そして2025年以降、男性サインに入ったトランスサタニアンが調和して、それぞれの良い力を発揮し、これまでの物質至上主義社会から、一人一人の精神的なことを大事に出来る社会に育っていくのかも知れませんね。
先導役は、やはり牡羊座の海王星だと思うので、そういった傾向がとても強くなるように思います。

by ままみ (2012-12-13 13:16) 

ままみさん、大変力強いお返事をありがとうございました。
先のコメントを書いた後、体調を急激に崩してしまい、久しぶりに寝込む羽目になってしまいました。
苦しいなか、これも一種の浄化作用なのかなとぼんやり思いました。
幾分回復してきた今日、少し自分の考えを整理してみました。
そうして出てきたのが「他人から〝あたなはダメだ〟と言われたからといって、その言葉に従って物事を辞めることこそ、甘えた態度ではないのか」という考え方でした。
他人の評価＝自分の評価、という風に鵜呑みにすることは、自分の価値基準を相手にまる投げする、ということ…。
このブログにある、サタリタの記事もあわせて読ませていただいたのですが、やはり、自分の価値は、自分で決めるものなんだと思いました。
とはいえ、そうして自分を貫いた結果、思うような社会的な評価が得られなかったときのことを考えると、本当に恐ろしい、という気持ちが湧き上がってくるのも事実です。
この恐ろしさが、「他人の評価に甘んじて、後戻りが出来なくなる前に無難な選択をした方がいいぞ」という誘惑に繋がっているのだろうなと思います。
私がこの恐怖を本当に払拭できるまで、色んな形で試練が続くのかもしれません。
by はなこ (2012-12-13 18:09) 

はなこさん、コメントをありがとうございます！

体調はいかがですか？
くれぐれもご自愛くださいね。

はなこさんは、純粋でまっすぐな方なのですね。
ふてぶてしい私は、他人の評価を全て自分の評価にするなどできませんが、やはり他者の目は気になりますし、それで社会的な価値が決まるのだとしたら怖いですよね。
ですが、ほとんどの方は自分の目、他者の目、どちらか極端にならずに、上手く折半して、具合の良い所で折り合いを付けている感じだと思います。
はなこさんはＤＳＣに冥王星をお持ちとの事ですので、支配するかされるか、価値観を押しつけるか押しつけられるか、全て極端になり易い傾向なのでしょうね。

通知表で例えたら、英国数・・・と教科があるように、自分の価値基準は、単一では測れないと思います。
こういう部分では評価がいまいちだけど、別の部分では得意だから大丈夫、認めてくれない人がいても、一方で認めてくれる人がいるから大丈夫、といったように考えてみて下さい。

世界は、上司など認めさせたい人が全支配をしているわけではないです。
仕事での評価がはなこさんの全てではない事を心に留め、自分を貫いた、ありのままの姿を受け入れてくれる暖かい人の応援や存在を感じながら、これからも果敢に挑んでいくのが良いのではないでしょうか。
幸い、受け入れてくれる優しいご主人にも恵まれているのですし、悔しかった気持ちは分かち合ってもらい、不屈の精神をチャージしましょう。

＞やはり、自分の価値は、自分で決めるものなんだと思いました。＜
これは誰が何と言おうと真実だと思います！！


by ままみ (2012-12-14 11:25) 

ままみさん、今晩は。
「明けない夜はない」私にはとても勇気づけられる言葉です。若い頃に精神的にとても頼りにしていた身内二人に先立たれ、なかなか心の拠り所も居場所もなかった私には心に響くものがあります。
昔から、虫の知らせのようなものがあるようなんですが、自分でコントロールできるわけではなかったので逆に不安になったり考え過ぎる事が多々ありました。自分でもよく分からないのですが、そのせいかいつも不安や焦燥感を抱えていたような‥。
悪い癖なんですがすぐに悲観的になり、諦めてしまう所があります。でも、ままみさんの言葉にとても励まされました。きっと、辛くて耐えられないと思った事も悩んだ事も何かの形で自分の肥やしになったんだと思って、これからも挫けそうになると思いますが頑張っていきたいと思います。有り難うございます！
(コメントが記事の内容と少しずれたものになってごめんなさい)
by マッキー (2012-12-15 00:26) 

マッキーさん、コメントをありがとうございます！

お身内の方に早くに先立たれては、さぞかしお辛かったでしょうね。
それを乗り越えてこられたマッキーさんは、時が心を穏やかにしてくれる味方である事を、きっと実感なさったのではないでしょうか。

「日は昇り、日は沈み、そしてまた日は昇る」
私の好きな言葉ですが、人の運命や世の中の事、いろいろな場面に当てはまると思います。
まさに、明けない夜はないという言葉がぴったり来るような、ホルストの「惑星組曲、土星」http://youtu.be/xq5wULiOyWk
もしよろしければ、聴いてみて下さい。

深い絶望をもたらす、凍てつくような冬枯れのような厳しさをイメージさせる前半部分から、少しずつ空が白み始め、希望の光が肌を射し、ほっとするような心地へ変化する後半部分、苦しい事はいつまでも続くはずはない、と思わせてくれる曲ですよね。

土星は厳しい経験や学びのあとに、ご褒美をくれる、そのような星ですから、土星をイメージして作曲したホルストは、きっと占星術も深く研究していたのだろうと思います。

先日、3年ぶりで政権交代がありましたね。
この曲のように日本も長い夜が明けて、世の中が少しづつ良くなるように、幸せになるように、沢山の思いや願いを一人ひとりが込めていけたら良いですね。


by ままみ (2012-12-17 14:59) 

ままみさん、こんにちは！
先日お世話になりました、Belleです。・・・と言っても分りにくいですね(^_^;)
家の図面が見つからないので、建設会社に問い合わせようと思っています、と申し上げれば思い出して頂けますでしょうか？

2025年のお話、とても興味深く思いました。私がいつもお世話になっている
鍼の先生が中国の古典を大変に勉強されていて、現在の状況について
同じようなお話をされていました。
数十年、百年という単位での、終末に向かっていると。
その為、今病気になると、普段よりも治りにくいので、気を付けるようにとおっしゃっていました。

主人の仕事でも、全般には恵まれているのですが、ある部分で30年近く
報われない努力を続けています。
それも、いずれ流れが変わってくれるのかなと、一筋の光明を見たようで
気持ちが楽になりました。

この20~30年程、本当に、おかしな世の中だったなと、振り返って思います。
その中で、自分は最善の選択をしてきたのだろうかと自問しつつ
新たな年を清澄な心持ちで迎えたいです・・・

私も、タロットは大好きです。ままみさんのタロットのお話、楽しみにしていま～す☆
by Belle (2012-12-20 14:26) 

Belleさん、こんにちは！
気学と占星術の鑑定をさせて頂いた方でしょうか。コメントをありがとうございます。

中国の古典、易経の解説書などを読むと、自然のものは全て不変のものなどなく、一定の法則性に基づいて、常に変化をしているといった思想がありますね。
この世のあらゆるものは、究極に達すると変化する。
物事が行き詰まって、とことんの所まで行くと、それを突破して、全く別の発展や成長を遂げる事が出来ると。。

偶然にも今日は冬至、冬のピークで、寒さはこれからが本番ですが、陰の究極を迎えたので、明日からは陽に転換し日が長くなっていくのです。
易経では冬至を、陽がやってくる「一陽来復」とも言いますね。
今はまだ、春の兆しは全く感じられないけれど、潜在的には、冬が極まり春へと季節が向かっているのを知ると、気持ちが明るくなります。
物事が悪い状況から回復するのは、この冬至のように、どこかで転換期があっても、春と感じられる時期がくるまでには、かなりの時間差があるということです。
なので、潜在的には回復方向へ事態が進んでいるかも知れないといった希望を持ちたいですよね。

閉塞した状況の中、普通は強引に行動を起こしがちですが、東洋の思想では天の時など時期が来ていなければ、無理に何かをしようとしても迷うだけだとしています。
困った時、困難な時こそ、易では「坤為地」といって、逆境には逆らわず、徹底的に受け入れ、従う事で新たな道が開け、物事は通って行くとされます。
従う、受け入れるという事は、時に本意ではなく苦しい事ですが、大地のように、何の抵抗もなくゆったりと物事を受け入れられれば、人としての度量も育っていきます。
こんな時代だからこそ、無理をせず、泰然自若な態度で臨み、力を蓄える事が大切なのでしょう。

日本は、高度成長時代、バブルなどを経て、急速に発展し過ぎたため、その反動が大きくなってしまったのかも知れません。
急に膨らみ過ぎるとバランス的にも危ういし、急変した場合、収拾がつかなくなってしまうのに、その先の事まで考えられなかったでしょう。
日本の国の豊かさの恩恵に与っていますが、所得倍増といったような素晴らしい時代でも、やはり手放しで喜べなかったのではと思っています。
むしろそこから徐々に人々の心が効率主義になっていき、物やお金に踊らされ、昔のような気持の繋がり、暖かさが無くなったように思うのです。
変化の時はゆっくりと、何十年の先の事をよく考えてからの方が良いのかも知れません。

鍼の先生は、きっと風水の勉強もされているのかも知れないですね。
地球の大地に走る龍脈のエネルギーの力によって、各都市が栄え、発展していけるのですが、それこそ何十年、何百年という単位で、龍脈の強弱が変化をするのだそうです。
大地の気の流れである龍脈が現在弱ってきているので、衰退する国も出て来るのであろうと。。
しかし、この龍脈も一時的に休息をしているだけなので、時がたてば必ず勢いを復活すると言われています。

易が、六十四卦の象意によって、ワンシーンを読み解くものだとすれば、タロットは78枚から成るカードで、様々なスプレッドにより、潜在意識の多様なストーリーを読んでいく占いなのでとても興味があります。
ゆっくりとマイペースで勉強していけたら、と思っています。
もし、面白い事がありましたら記事にしてみますね。
by ままみ (2012-12-21 19:11) 

nice!有り難うございました＾＾
by yu-papa (2012-12-21 20:19) 

yu-papaさん、こちらこそご訪問＆nice!をありがとうございました☆
by ままみ (2012-12-23 12:39) 

ご訪問とnice!有り難うございますヽ(^o^)丿

お礼の訪問が大晦日となり、申し訳ありません(凹み)
良いお年を・・・・
by yu-papa (2012-12-31 14:39)