気学で観る仕事運

人生で成功の秘訣の要素として、ひとつ仕事での成功が挙げられると思います。
自分のお勤めの傾向が、サラリーマン型か、独立起業型かを知っておくのは、この春から就職を目前とした学生さんたちはもとより、早くから自分の適職を見つけ自分の道を邁進したい人は、大変気になる問題でしょう。
こういった事を、月命盤を観て傾向を知る事によって、心構えなども、より的確になっていくと思います。

坤宮には「順」という象意があるので、サラリーマンとしての運が、また乾宮は「天」の象意ですので、独立運が示されます。
この座所に凶星や吉星が回座するかどうかによって、どちらの道に進むのが有利なのか観る事が出来ますが、今日はサラリーマン運を中心に観ていきます

本人を中宮において、離宮は上司運を、坎宮は部下運を観ます。
離宮は占星術でいえばＭＣのような場所で、地位、名誉運、どのような上司に縁があるのかを観るのです。
離宮に凶星が付く場合、上司の問題で悩む傾向が出てきます。
相性が合わない、厳しい人にばかり縁があるなど、こういった事で転職を余儀なくされる方も少なくありません。
八白の場合、高慢な人、六白の場合、威張り易く完璧主義な上司と縁があるかも知れません。
吉星が付く場合は、上司に恵まれます。
人格者だったり、可愛がられ引立てを受けるため、昇進も早いでしょう。
仕事が認められやすく、地位、名誉を頂けるかも知れません。

坎宮に凶星が付く場合、部下での悩み苦労が起こり易くなります。
部下のミスによるトラブルに巻き込まれたり、失敗の責任を負うはめになるなどの可能性があります。
また、思わぬ裏切りにあったり、五黄の場合は悪だくみする部下と縁を持つかも知れません。
坎宮が九紫で、破れも付く場合、（一白、四緑、七赤で６月生まれの人）下剋上的な事が起こり得る暗示です。
吉星が付く場合は、慕われ、良い部下によって助けられる生まれです。
また、どのような星が入っているかによって部下のタイプも変わりますが、例えば、三碧でしたら年下、一白でしたら年上に縁があるといった風になります。

このように、離宮や坎宮に悪い星が入っていたとしても、坤宮に吉星が入っている場合、同僚や仲間には恵まれます。
坤宮は横の繋がり、仲間と一緒に仕事をしていく上で、職場が居心地が良いかどうかを観られるのです。
同僚と仲が良いと言う事は、仕事がやり易いはずですので、仕事運は坤宮中心で観ていきます。
例え上司には恵まれなくても、仕事帰りに仲間と一杯やって愚痴を言い合い発散すれば、スッキリするでしょう。
逆に上司運が良く、仕事が認められ早く昇格していく事ができても、坤宮に凶星が付く場合厄介です。
これが原因で、同僚からの妬みを受ける事にもなりかねません。
足を引っ張られるなどで、仕事をやりにくくするでしょう。

こういった傾向は、事前に掴んでおけば対策が打てます。
凶星の付く場所は、細心の注意を払い、ことさら気を使う場所。
上司に対しては、性格などをあらかじめ把握し、心構えをしておく事です。
部下に対しては、仕事にミスが無いかどうかチェックを入れ、失敗を未然に防ぐ事です。

坤宮に凶星が付く方は、乾宮の状態も観て、独立を考えるのも良いと言えますが、これも縁や人を信用させる話術といった営業運の巽宮も考慮するなど、やはり全体を観ていく方が良いと言えます。

また、坤宮、乾宮、どちらも暗剣、破れの凶星が付く生まれの方もいて（一白、四緑、七赤の１月生まれ、三碧、六白、九紫の５月生まれ）、その場合は、破れよりは暗剣の方が、まだ凶意は弱いので、その辺で考えていくべきでしょう。

そして、凶星が付いているからといって、諦めないで下さい。
吉星が付いている人は、５０％の努力で８０％の結果が付いてくる
何もなく普通の人は、５０％の努力で５０％の結果が付いてくる
凶星が付いている人は、５０％の努力で３０％の結果が付いてくる、といった風ですので、人より多少努力が必要と言う事なのです。
それに、あらかじめ先天的な弱い部分を掴んでおき、気を付ける、用心するといった気持を忘れずにいれば、トラブルは回避できるでしょう。

弱い部分は、吉方位取りで、凶意を抑える事も出来ますが、年盤で取ろうとすると、年数を待たなければいけない場合もありますが、急ぐ場合は月盤で取ることも可能です。
月盤では、５年間凶意を軽くしてくれるのです

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気学から観る子供運

ＮＨＫ連続テレビ小説「カーネーション」の主人公のモデルでもある小篠綾子さんは、ファッションデザイナーの草分けとして働きながら、世界で羽ばたくコシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコ三姉妹を育て上げました。
娘が三人とも揃って世界的なデザイナーになると言うのは、一体どのような運勢傾向を持っておいでなのだろうと、気学の月斜盤で観てみました

大正２年（１９１３年）６月１５日生まれ
本命星六白金星、月命星一白水星

まず、総合的な子供運、親と子の関係は艮宮で観ます。
ここには、四緑木星が入り、男の子よりも女の子に先天的に恵まれる事を表し、その女の子によって助けを得られ、家庭が良い状態になる事を示します。
暗剣も破れもないことから、綾子さんは、大変恵まれた子供運（特に女の子）を持っていらっしゃいました。

六白（男の子の星）には暗剣と破れが付いていますので、男の子であったら、だいぶ様子は違っていた事でしょう。縁が薄かったり、心配の種になってしまう事もあります。
二黒（女の子の星）には吉星である天道が付いているため、女の子の中には立派な子が育ち、関係も順調で、助けになる事を示しています。
そして、女性との関わりで、福徳をもたらされるという事でもあります。
婦人服のお店が成功されたのは、女性相手の商売である所以と思います。

また、ドラマの中の三姉妹の性格が個性的でしたので、それぞれの定位置で観てみました。
長女運の位置には九紫火星が入り、やはりドラマの中でも、おしゃれでセンスの良い芸術家タイプの女の子として描かれています。
進学に対して親と対立し悩むシーンでは、九紫火星の、一見しっかりものに見えても、芯は脆く揺れやすいといった面が出ていました。

次女運の位置には五黄土星が入っていますが、五黄土星は、負けず嫌いで激しい性格です。
幼い頃から、大人でも手が付けられず猛獣と呼ばれ敬遠されていましたし、お姉さんとはライバル心をメラメラ燃やしていますが、これからの展開では、悔しさをバネに成長していく事でしょう。

三女運の位置には三碧木星が入り、ご飯を良く食べ屈託がなく、いつも楽しそうにしています。
テニスに打ち込むスポーツ好きな活発な性格も三碧らしいですし、ドラマ上での性格設定であっても、三姉妹が、それぞれ九星の性格にピッタリ当てはまっているのは、大変興味深かったです。

また女の子の座所、長女、次女、三女の位置に、生、月、月合、と揃って吉星が入っているところも凄いですし、四緑（長女）、九紫（次女）、七赤（三女）にも傷が無く、特に九紫には生という吉星が付いていますので、コシノジュンコさんの成功はご存知の通りです。

綾子さんは坎宮傾斜で、粘り強く大変な努力家ですが、本命星が入った場所に暗剣、破れが付いていましたので、困難も多く、生きる上で大変なご苦労もされたと思います。
しかし、事業運、独立運の場所に二黒土星で、天道という大吉の星が入り、営業の場所には九紫火星が入っています。
大変働き者であり、コツコツ努力を積み重ねながら、女性相手に信用信頼を得て、商売を繁盛させる事が出来る恵まれた運勢を持っていたのです。
始めは、たった一台のミシンからコシノ洋装店を開業し、店の主となり繁盛させました。
出産でも当日まで仕事を続け、子供が産まれてもミシンが止まることはなかったといいます。
大変な働き者であったエピソードです。
また、ここは晩年運でもありますので、数々の賞も受賞し、安泰で幸せな老後であったでしょう。

小篠綾子さんは、大変恵まれた子供運（女の子運）と事業運をお持ちである事が分かりました。
ドラマももう、２か月切ってしまうなんて早いと思いますが、これからの展開も大変楽しみです

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九星で観る結婚運とは？？

今日は、傾斜法の結婚運の見方をご紹介します

生まれた月の月命盤から、巽宮（東南）と兌宮（西）を見て下さい。何の九星が入っていたでしょうか？これによって、どのような夫婦生活を送るのか観てみたいと思います。

一白水星が入る人互いに理知的な夫婦で、情熱的ではありませんが落ちついています。派手なケンカをする事もなく、お互いを尊敬しています。

二黒土星が入る人至って堅実で地味な夫婦生活です。互いに無関心のようにも見えますが、かえって無難で平和な家庭生活を送れます。九星の中では一番離婚率が低いのです。

三碧木星が入る人情熱的で結ばれやすい半面、別れやすくもあります。九星のなかで一番離婚率が高いので、特に注意して下さい。

四緑木星が入る人互いに助け合い、いたわりあえる夫婦です。九星の中で、最も理想的です。

五黄土星が入る人男性も女性も、格式の高い家の人と結婚します。女性は玉の輿、地位の高い人に望まれて結婚しますが、真の夫婦の情愛に乏しく、形式や因習のうるささに悩みがちです。

六白金星が入る人理知的で情感も豊かな配偶者に恵まれ、楽しい結婚生活が送れます。

七赤金星が入る人要領よく、夫婦生活もスムーズにいきますが、体面を気にしすぎるところがあり、手段的になってしまう傾向があります。

八白土星が入る人いつも新鮮な気持ちでいられる夫婦生活です。しかし、男性なら女房天下、女性なら亭主関白というように、自分より相手の方が強くなります。

九紫火星が入る人いつまでも情熱的で、近くにいる人は当てられてしまうでしょう。派手な夫婦ケンカもしますが、その原因はとりとめもない事で、すぐ仲直りします。

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傾斜法で観る結婚運、見合い型？恋愛型？

結婚に至るまでのプロセスは、大きく分けて見合いか、恋愛かがありますが、どちらのタイプの結婚が向いているか、ご自分の月命盤の巽宮（東南）と兌宮（西）を観るのです

巽宮には、斎う（ととのう）、結婚、信用という象意があるので、知人や先輩からの紹介などによるお見合い運の良否があらわれ、兌宮には、悦び、恋愛という象意があるので、恋愛運の良否が示されます。

この二つの座所に、暗剣殺や、月破、五黄が回座しているかどうかによって、恋愛結婚がいいか、見合い結婚がいいかを知る事ができます。以前書いた月命盤の出し方の記事を参考にされてご自分の向いている結婚を調べてみて下さいね

巽宮と兌宮につく凶神作用

巽宮に暗剣がある人→縁談は周囲から邪魔が入って思うように進展しません。仲人の口に乗せられて後で後悔するケースもあるので、慎重に事を運んで下さい。

巽宮に月破がある人→せっかくいいところまで話がきていても、中断したりまとまらなかったりします。たとえ縁談がまとまって結婚したとしても苦労が絶えないので、見合い結婚はしない方が無難です。

巽宮に五黄が回座している人→選り好みが激しく、高望みするためせっかくの良い縁が来ても逃がす事があります。それだけに婚期の予測は難しい人です。選り好みを控えれば良い結婚ができます。

巽宮に暗剣と月破の両方ある人 →見合い結婚は最初から考えない方がよいでしょう。

巽宮に暗剣も月破もつかない人→見合い結婚は安心して進められます。見合いによって幸せな結婚を手にします。その時期は巽宮に回座している九星によって判断します。三碧、四緑は早婚、一白、九紫は３０歳位まで、二黒、五黄、八白、六白、七赤、は晩婚です。

兌宮に暗剣がある人→恋愛のチャンスは多く、いろんな人と付き合うようになりますが、結婚には結びつかない事が多いでしょう。惚れやすくて、飽きっぽい性格が災いして、恋愛は長続きしない傾向があります。

兌宮に月破がある人→たとえ同棲していても、結婚するまでには至りません。結婚できたとしても途中で離別する可能性が出てきます。

兌宮に五黄が回座している人→恋愛が大好きで、それを楽しんだりしますが、結婚には結びつけようとはしないタイプです。自分を過大評価して恋人には厳しくなる事があります。しかし相手次第では相性がよくスムーズにいくでしょう。結婚後はめったに離婚はしないでしょう。

兌宮に暗剣と月破の両方ある人 →恋愛運はないと言ってよいので、最初から見合い結婚を目指して頑張った方がいいタイプです。

兌宮に暗剣も月破もつかない人 →恋愛結婚が有望です。恋愛によって幸せな結婚をするでしょう。その時期は巽宮に回座している九星によって判断します。三碧、四緑は早婚、一白、九紫は３０歳位まで、二黒、五黄、八白、六白、七赤、は晩婚です。

巽宮と兌宮の両方に、暗剣、月破、五黄が入っている人→凶意が強い順番は、やはり月破、暗剣、五黄です。巽宮に暗剣、兌宮に五黄が入っていたら、見合いより恋愛結婚の方が上手くいきます。兌宮に月破、巽宮に暗剣が入っていたら、どちらかと言えば見合い結婚の方が有利です。

ご自分はどちらの結婚が向いているのか見極めておくと、チャンスが来た時に上手に乗れると思います

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月命盤で観る吉と凶の星とは？？

今日は月命盤で観る吉凶の星を判断します

ご自分の月命盤をみて頂くと、各方位宮には必ず吉神（天道、月徳、天徳合など）や凶神（五黄殺、暗剣殺、月破）の吉凶の神殺がついています。この吉凶神殺の作用をみて頂く事により運勢判断もより一層明確になります。以下神殺の説明です。

凶神

暗剣殺→邪魔されるとか損失、挫折、トラブルなどのマイナスの凶作用を示す凶神。ここ一番という時に妨害が出るという意味です。例えば外国に転勤などと良い話が出た時に、家族の健康に障害が出たり、子供の学校のためと別居してそれが元でつまらない問題に発展するなど、物事が順調にいかなくなってしまうのです。

月破（破れ）→もの事の破れの作用を与え、争い事や不和や離別などの凶作用を示す凶神。チャンスなども中断するという意味です。暗剣殺の場合は他動的な障害で横やりが入ると観ますが、破れは一時的にしろもの事が途切れてしまうという風に観ます。

五黄殺→死滅土化する作用が働き、マイナスの要因にもなりますが、どちらかと言えば良い時と悪い時の差が激しく、幸運と付いてない時の両極端を体験しやすくなります。

吉神

天道→これは最大の吉星で、大吉の暗示です。この星の入った傾斜宮の年代は、一生の中でも特に恵まれた時を過ごす事ができます。チャンスも連続で訪れるでしょう。またそこの宮を表す人物から、援助、引き立てもあり良い縁が一生に渡って続きます。体の部位も健康で丈夫、自信を持てるでしょう。

月徳（月）→天道に次ぐ吉星です。月徳が回座した宮はラッキーな運気に恵まれます。困った時でも援助の手が差し伸べられる暗示があります。中吉です。

天徳合（天合）→吉星で、天道、月徳と同じような働きをしますが、吉の度合いは月徳よりやや落ちる中吉です。二月、四月、五月、七月、八月、十月、十一月、一月だけに付きます。

月徳合（月合）→暗示そのものは天徳合と同じですが、天徳合よりやや弱く小吉です。

月合（空）→月徳合よりさらに弱い効き目の吉星です。

生気（生）→この星は吉の作用を持った星です。読んで字の如く、失った気力を回復させる暗示があります。疲れた精神や肉体に、生き生きとした活力をみなぎらせる星ですが、吉の度合いは小吉といったところです。

以下どの方位宮に吉神がついているのか記しておきますのでお調べ下さいね

• 二月→天道南、　月徳南、　天徳合北、　月徳合西、　月合北、　生気北
• 三月→天道南西、　月徳東、　月徳合南、　月合西、　生気東北
• 四月→天道北、　月徳北、　天徳合南、　月徳合南、　月合南、　生気南
• 五月→天道西、　月徳西、　天徳合南、　月徳合東、　月合東、　生気東
• 六月→天道西北、　月徳南、　月徳合西、　月合北、　生気東南
• 七月→天道東、　月徳東、　天徳合南、　月徳合南、　月合西、　生気西
• 八月→天道北、　月徳北、　天徳合西北、　月徳合南、　月合南、　生気南
• 九月→天道東北、　月徳西、　月徳合東、　月合東、　生気西南
• 十月→天道南、　月徳南、　天徳合西、　月徳合西、　月合北、　生気北
• 十一月→天道東、　月徳東、　天徳合西、　月徳合南、　月合西、　生気西
• 十二月→天道東南、　月徳北、　月徳合南、　月合南、　生気西北
• 一月→天道西、　月徳西、　天徳合東、　月徳合東、　月合東、　生気東　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

タグ：傾斜法　吉神　凶神　天道　月徳　天徳合　月徳号　生気 月合

月命盤では何がわかるの？？

今日は先日お伝えした傾斜法におけるご自分の月命盤の、どこを見れば何が判断できるのかを、お伝えします

月命盤の八方位のエリアには、それぞれ象意の意味があります。そこを判断することによって、その人の運勢の強いところ、また弱いところ、どのような傾向かが分かるのです。以下は月命盤の象意です。

北（坎宮）→０歳～６歳の運勢、次男運、子供運、部下運、子孫、対人関係、腎臓、膀胱、生殖器、肛門、鼻孔、耳の病気

東北(艮宮）→６歳～１０代終りの運勢、三男運、不動産、蓄財運、家庭運、後継ぎ運、夫の実家、兄弟運、関節、腰、ひざ、ひじ、背骨、ポリープ、腫瘍

東（震宮）→１０代終り～２０代後半の運勢、長男運、発展運、才知才能運、神経、肝臓、のど、声

東南（巽宮）→２０代後半～３０代前半の運勢、長女運、縁談、お見合い結婚運、営業運、信用、信頼、友人運、旅行運、毛髪、胃腸、食道、気管、呼吸器、風邪、アレルギー

南（離宮）→３０代半～４０代前半の運勢、次女運、目上、上司運、地位名誉運、心臓、頭部、眼、精神、乳、顔面

西南（坤宮）→４０代～４０代後半の運勢、妻運、母運、女の子運、お勤め運、同僚運、妻の実家と親戚運、消化器、腹部、胃、皮膚の病気

西（兌宮）→５０代～６０代前半の運勢、三女運、恋愛、結婚運、金運、恋人運、近所付き合い、飲食、遊興運、口、歯、肺

西北（乾宮）→６０代前半～老後の運勢、夫運、父親運、男の子運、独立運、資本、資産運、援助運、骨、頭部、心臓、顔、血圧、首

例えば、三碧木星は若々しさを意味する星なので、西南にこの星が入っていたら、奥さんは若々しく元気な人であり、また、ご自身も４０代は若々しく元気にいられます、というように観ます。

三碧木星や四緑木星は良い運気を持っているので、これらの星が入っている方位の意味する事は大変恵まれて順調にいく事になります。多分ホロスコープでいくと木星、金星が入るハウスの意味が良いのと似ているかも知れません。そしてその方位のあらわす体の部位も丈夫で病気をしにくいでしょう。

そして、暗剣殺、破れ、五黄が入っているところは気を付けた方が良い場所です。

一生のうちで悩む事が出てきたり、ずっとではなくても妨害にあったり、上手くいかなくなる可能性があります。

あらかじめご自分の宿命運の弱点を知っておく事は、それに向けての対処が出るという事です。それは、吉方位転居やお水取り、その方位が良い家相の家に住む事などにより、大難が小難に、小難が無難になるのです。

例えば、西北に暗剣や破れが付く人は、骨も弱く、夫運も心配、老後も不安になる傾向がありますが、その年代になる前に、西北の吉方を務めてとるようにすると良いのです。

家相も西北は清浄にして、出来たら床の間付きの和室などで、火も水も使わないところであれば老後も無難に過ごせるでしょう。金運、結婚運、仕事運など項目ごとの見方もおいおい書いていきますのでぜひ見て下さいね

 

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生まれ月から観る宿命運、傾斜法とは？？

今日は傾斜法のご説明をします

以前ご紹介した同会法は、毎年の運勢、運の流れを見ましたが、傾斜法はその人が持って生まれた先天運、宿命運を観るものです。結婚運、子供運、金運、仕事運、気を付けたい年代や体の弱い部分も分かりますので、前もって対策を建てる事も可能なのです。

まず傾斜法は生まれた月の月盤を元にして観るのですが、生まれた年による本命星はご存知の方は多いと思いますが、月盤が分からない方は「九星気学占い・幸福への旅人」http://www.kigaku.net/modules/uranai/から調べられます。こちらのサイトは本命星と月命星による吉方位も教えてくれますよ。

分かったところで、月命盤を見て自分の本命星がどの方位に入っているでしょうか。例えば、本命星が北に入っている人は坎宮傾斜。南に入っている人は離宮傾斜といいます。また、本命星と月命星が同じ人は次のようになります。

• 本命星と月命星が一白水星→離宮傾斜
• 本命星と月命星が二黒土星→乾宮傾斜
• 本命星と月命星が三碧木星→巽宮傾斜
• 本命星と月命星が四緑木星→震宮傾斜
• 本命星と月命星が五黄土星→（男）兌宮傾斜（女）乾宮傾斜
• 本命星と月命星が六白金星→坤宮傾斜
• 本命星と月命星が七赤金星→艮宮傾斜
• 本命星と月命星が八白土星→兌宮傾斜
• 本命星と月命星が九紫火星→坎宮傾斜

これは陰が極まれば陽に転ずるし、陽が極まれば陰に転ずるからこのように変化するのです。本命星と月命星の易の八卦の三爻と、傾斜宮の八卦の三爻では、陽爻と陰爻が逆になっています。例えば六白金星（乾）の卦は全陽で二黒土星（坤）は全陰という風にです。性格も六白の自信満々で人の上に立ちリーダーシップを取るタイプから、人の陰になって母親のように世話を焼くタイプに変化するのです。

本命星と月命星が同じ人は中宮傾斜とも言います。その性格はとても個性的で粘り強い所があり、気にいったものが手に入るまで追求をやめません。それでいて熱しやすく冷めやすい面もあります。大体が親分肌で面倒見が良いのですが、ひどくずぼらな面もあります。一見融通がきいて柔和そうに見えても、その実、強情で偏屈な一面も備えているのです。とにかく並はずれた性格の持ち主なので自然に、運気の振幅が大きく人生も波乱に満ちたものになりがちです。しかし自分に合った良い仕事を選び何事にもじっくりと腰を据えてあたれば驚くほどの成功への可能性を秘めています

以下傾斜宮から観た性格判断です。

• 坎宮傾斜（本命星が月命盤の北に入っている人）

「粘り強さと緻密さがものをいう」　42歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

ピンチに強く、苦労を苦労と思わないがんばり屋タイプです。目立った派手さはないものの、じっくり腰をすえた努力でいつの間にか頭角を現すのです。どんな環境にも合わせる事ができて物腰柔らかですが目標は変えません。落ち着いた冷静な態度が世間の信頼を呼ぶでしょう。　収入面では、副業的なセンスがあり器用にこなします。交際の輪を広げると開運に繋がります。

• 艮宮傾斜（本命星が月命盤の東北に入っている人）

「家庭愛、身内愛が役に立つ」　４０歳前後に一生のうちで最高のチャンス！（１８歳前後が最高のチャンスとなる人もいますが、この場合両親との縁が薄い人です。）

少々の物事にはビクともしない神経の太さがあります。どんな時でもあわてず騒がず、泰然自若としています。それでいて優柔不断であれこれ迷いやすく、手際はあまり良くありません。また凝り性で熱中する割には、飽きっぽく長続きしません。家庭を大切にし、外出先からのお土産を忘れない人です。その反面、わがままで片意地なところがあり、人と打ち解けるのに時間がかかります。疑り深い点を慎むと友人、知人がいざという時に助けてくれます。

• 震宮傾斜（本命星が月命盤の東に入っている人）

「自分の手で見つける」　２０代前半に一生のうちで最高のチャンス！（チャンスが掴めるかどうかはその人の能力によります。それだけの能力がなければチャンスがきたのも見極められません）

常に動きまわり、少しもジッとしていられない行動的な人です。開拓精神も旺盛で、新しい物好き。物事を突き詰めて考えるのが苦手で、半分しか考えていないのにすぐ実行に移すタイプです。押さえ付けられると反発する負けず嫌いの性質ですが、あせりやすい欠点があります。自分を上手にコントロールしましょう。成功の秘訣はアイディアに良いものがあるので仕事に生かす事。先取りの気性、迅速な行動力、困難にひるまない勇気など、本来の長所を思い切り伸ばす事です。そうすれば若くして成功する事も可能です。

• 巽宮傾斜（本命星が月命盤の東南に入っている人）

「何かを人からすすめられる、人から言われて行動する」　３０歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

温厚な性格で自己主張も控えめ、真面目で細やかな心遣いもあり、誰にでも親切な社交家です。バランスのとれた常識人で目上の人には良く従うので、世間の人からは愛され重宝がられます。慎重で腰が重い方ですが、人が投げ出してしまうような仕事でも、ゆっくりと粘りながら根気良く最後まで完成させる人です。欠点は愚痴っぽく、思い切りの悪い事。気迷いが多く、しなくてもいい心配をするので、楽観的に考えられるようになると開運します。

• 離宮傾斜（本命星が月命盤の南に入っている人）

「認められる」　３７歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

明るく派手好き、おしゃれで見栄っ張りなので、よく人の目を引きます。ただし、それが軽佻浮薄と見られる事も。名誉、名声には人一倍弱く、有名人に憧れたりもします。先見の明があり頭の回転も速く、芸術的センスもあるのですが、惜しむらくは持続力がなく、ちょっとしたつまづきにも挫折感を感じてしまう事。初志貫徹、初めの計画通りにいかなくても、多少の見込み違いは我慢してやり続ければ、運勢は上がっていきます。また、何か精神的な支えを持つ事がこの人の強みになります。

• 坤宮傾斜（本命星が月命盤の西南に入っている人）

「地道に培ってきた実績が役に立つ」　４５歳前後に一生のうちで最高のチャンス！

あまり派手な事は好まず、確実にコツコツと努力していくタイプです。人の意見を尊重し、自分の欲望は抑えて行動するところがあります。他人を押しのける強引さは全くないのですが、売られたケンカは潔く買い、しかも腰を据えてかかるので、この人を甘くみると大変な事になります。几帳面でなんでもそつなくこなすので、どんな企業でも歓迎される人材です。ただしリーダーになって仕事をすると、労多くして実が上がりません。女房役として采配をふるった方が良いのです。行動を広げ、柔軟な社交性を身につけたり、一般大衆を相手にする仕事を持つと成功します。

• 兌宮傾斜（本命星が月命盤の西に入っている人）

「趣味や嗜好が役に立つ」　５０歳を過ぎてから一生のうちで最高のチャンス！

多芸多才で、趣味や嗜好を役立てる事が上手です。弁舌もさわやか、人をそらさない話術で、その場の雰囲気を明るくする人です。特に異性へのあたりは柔らかく、非常にモテます。その反面好き嫌いも激しいのです。遊び好き、美味しい物も大好きで出費も惜しまないタイプです。批判精神も旺盛で、痛烈なポイントを付いて相手の不興を買う事もありますが、なぜか憎まれません。ただし年をとるにつれ、本来の魅力的な個性が消え、口やかましいうるさ型に変身するので気を付けて下さい。言葉を選んで話す習慣を身につける事でいつまでも恵まれた生活を送る事ができます。

• 乾宮傾斜（本命星が月命盤の西北に入っている人）

「考え方や行動力によって目上の引き立てを受ける、援護を得る」６０歳近くなってから一生のうちで最高のチャンス！

勇猛果敢な行動力と豊かな才能の持ち主です。自尊心が強く負けず嫌い、いつも先頭に立って周囲の人をリードしたがります。常に大きな目標を掲げてそれに向かって邁進します。とにかく意欲があって、低い位置に甘んじて、一生を過ごせる人ではありません。当然、ボスの座を狙うため敵も多く、それを好む傾向もあります。いずれにしても大きな事ばかりに目が行き、反面小さな事の処理は上手くありません。しかし小さい事をないがしろにしていては、大きな成功を手にする事は出来ないので、足元からしっかりした基礎を作り、だんだんに積み上げていく習慣を身に付ける事が成功の秘策です。

以上です。いかがでしたでしょうか。

自分の宿命の傾向を知って開運に役立てて下さいね

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