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12室12サイン10天体の組み合わせてホロスコープを読む! [ホロスコープ]

ホロスコープの図を読む時に難しいと感じやすいのは、サインとハウスと天体の意味は分かるのに、統合化すると結局何なんだろう、、、と捉えにくい部分ではないでしょうか。[ドコモ提供]

スッキリと意味が理解できないと、せっかくホロスコープを出したのにそれを生かす事ができません。でもそれぞれの意味を整理して組み立てて考えると少しずつ分かってくるのです。 

12室は、サインや天体の働きがどこで効くのかその現場です。1室は自分自身、2室は物質、肉体、3室は知性、興味などと解釈が割り当てられていますが、これは12サインを個人的にオーダーメイドしたものです。12サインは春分点から30度ずつ区切って個人の発達の流れを表しているのですが、牡羊座の生まれたばかりのを魂に、牡牛座の肉体と感覚を与えられ、双子座の固体化された個人の能力を可能な限り発達させる。。。などと発達の段階は魚座まで続きます。それぞれの発達段階において、個人用に作り変えたものが12室なのです。

12サインは欲求や衝動の性質です。例えば牡羊座なら向上心があり独立してやっていきたい衝動。牡牛座なら着実に蓄財をしたい欲求があるなどです。

10天体は個人の主体を10分割したもの、月から冥王星の、生きていく上において誰もが平等に持っている滞在的な主体性です。月でしたら安心する事、太陽でしたら目的を持ち生きる事、金星は楽しむ事などです。それを使いこなしたり、発達させる事が出来るかどうかは個人の生き方に掛かっているのですが、誰もが平等に持っているのです。そしてそれぞれの年齢域に天体を発達させていきます。

この3つの違いを良く理解したら、統合化した読み方も慣れてくるのではないかと思います。

例えば牡羊座の金星が4室にある場合、明るく積極的に愛嬌を振りまきますが、その現場は4室の家庭や地域社会の中でという事です。また恋愛の発生現場が地元で、という風にも読めますし、家庭が賑やかで楽しく、自ら生活を積極的に楽しめる人とも読めます。

牡牛座の土星が5室にある場合、強過ぎる執着心がコンプレックスですが、その現場は自己表現の5室です。表現したい注目されたいという気持ちがあるのに、それを抑圧してしまいます。本来牡牛座は芸術的センスが豊かなのです。歳を重ねるにつれ、人前で歌ったり、描いた絵を見てもらったりなど表現したい気持ちが素直に出てそれを楽しむようになります。

蟹座の火星が6室にある場合、蟹座において火星は攻撃性をあまり発揮出来ず、集団にとりこまれようとします。6室の使役、雇用においてその意味が効いているので、集団に役に立つため頑張り過ぎる傾向があります。また火星は病気、蟹座が表すところの癌にも注意が必要です。

これはケースによって当てはまらない場合もあるでしょうし、読み方はそれぞれの人生や背景に合わせて考えなければなりません。複数天体が入っていたり、アスペクトなどあると本当に複雑ですし矛盾した内容もありますが、大筋、サイン(性質)の天体(主体)がハウス(現場)でどのような影響を出しているのかきちんとした手順で観るのが良いと思います。

ままみは12室12サイン10天体のカードを作っていました。それを無作為に1枚づつひいてみるのです。ゲーム感覚でも、本当に難しく読みづらいものもありますが、組み合わせも最初本と首っ引きで読んでいくうちに、何となくですが意味を掴めてくるのではないかと思います。出生図の方の人生に合わせ、ケースバイケースで読むには、やはり経験的な知識をできるだけ積む必要があると思っています。[ドコモポイント]

甲府のお水取り 048.JPG

 


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マイン

私はタロットを読むような要領でホロスコープを自分なりに解釈してしまいましたが、もともとタロットの読み方も半人前なので正しいかどうかは微妙。。。^^;
でももともとある程度どんな傾向なのか見てみたいと思っただけですので、ままみさんのブログを読んでそういう事だったのかとまた解釈し直してます☆
ままみさんはホロスコープに対応したカードを作ってらっしゃるのですね。
タロットも各星座には対応してますが、ホロスコープがより理解しやすくなるリーディングカードができたらまた面白そうですね♪♪♪
by マイン (2010-08-14 21:00) 

ままみ

マインさん、ありがとうございます!
厚紙にマークを描いただけの安上がりな手作り感あふれるカードなので、書いてから照れました^^;本当に読み方を勉強する人のためのおしゃれなカードが出来たらいいですね♪
大アルカナの22枚は12サイン、10天体と対応しているという事で占星術とは深いつながりがありますよね。
その上、東洋の気学の十干十二支にも対応しているらしいです。今度ゆっくり検証してみようかなと思います。
でも私はタロットはまだまだ遊びの域で、本を見ながらですしマインさんに教えて頂きたいくらいです^^;


by ままみ (2010-08-14 21:26) 

miki

画像についてなんですが、、、とても神秘的できれいです。。。
どちらで撮られたものですか?
by miki (2010-11-24 00:57) 

ままみ

miki さんありがとうございます!
この写真は甲府の「クリスタルミュージアム」で撮りました^^
甲府と言えば、昔は水晶の産地ですので1tのも水晶の原石や、
水晶の美術工芸品など展示されとても目の保養になります。
機会があればぜひお出かけになってみて下さい^^☆
by ままみ (2010-11-24 13:46) 

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