成宮寛貴さんのホロスコープ

ままみはNHKの「おひさま」（・・・毎回感動を与えてくれて名作の予感がするドラマですね！）を見た後、流れで「あさイチ」も見ていますが、今日のゲストは成宮寛貴さんでした
成宮さんは演技の幅も広く様々なドラマにも出演され人気ですが、幼少期は両親が離婚、母子家庭で弟と３人でお暮らしになり、14歳でお母様を亡くされたという悲劇に見舞われてしまいました。
中学卒業後は弟を養うため、進学せず様々なアルバイトをされていたそうです。
幼い頃から大変な波乱万丈の人生だったと思うのですが、明るくて気さく、だけど謎めいているような不思議なキャラクターは、一体どのようなチャートなのだろうと気になって調べてみました。

1982年9月14日生まれ（時間不明）
月は獅子座で、木星とスクエア、天王星とトライン、リリスとオポジション。
俳優として立派な演技をしているのも、この月獅子座の影響が大きく、演じるという事をオープンに、自然体のままされているという印象です。
蠍座の木星とスクエアなので、幼い時から人懐っこく物おじしない様なお子さんだったでしょう。
今日も、木星のリラックスしたムードがとても出ていて、程良く力が抜け気張ったところがありませんでした。
月と天王星がトラインなのは、面白いもの、意外性やサプライズを好む配置です。
トークの中で、森三中の黒沢さんが好きとおっしゃっていました。
黒沢さんのように、一見大人しそうな人が突然ヘンな踊りをしたり、そういうのに天王星、月は弱いです（笑）
スイッチが入ると突然恋愛モードになったりしますし、お笑い系の女性が好きというのも、天王星ぽいですね。
月と裏社会のリリスがオポジションなのは、幼い頃から、世の中のダークな部分も垣間見てしまう配置です。
そういった裏社会とも縁が生じやすいですが、女性から見ればこれは、成宮さんのフェロモンを感じずにいられなくなるのでモテモテである事を表しています。

水星は天秤座で、側には土星と冥王星の合。
小学生から中学生くらいまでの時代は、成宮さんにとっておそらく一番辛い時代だったのではないでしょうか。
水星はこの重苦しい天体の他、アスペクトをとっておらずエネルギーのはけ口も見当たりません。
結構鬱憤も溜めやすく、お母様を亡くされ途中で学校も行かなくなってしまったというのは本当にお気の毒です。14歳ごろの経過図では、突然の別れを示す天王星が、ｎ月、ｐ月オポジションの上を通過していました。
また水星を仕事と見なした場合、プレッシャーで抑圧された気分になると思いますので、上手い気分転換を図って頑張ってほしいと思います。

金星は乙女座で、木星とセキスタイル。
金星は芸術の星、拡大と発展の木星との角度が良いので、エンターティナー、俳優としての成功しやすいです。
また恋の相手には不自由しないですし、金銭的な事にも恵まれます。
学校を卒業され弟を養うためアルバイトをしていた金星期は、木星の援護もあって、周囲で助けてくれた人にも恵まれたでしょう。

太陽は乙女座、火星とセキスタイル、海王星とスクエア。
どこからが夢でどこからが現実なのか曖昧にする海王星が、人生の方向性を表す太陽とスクエアです。
いろんな顔を持ち、掴みどころがないようなキャラクターもここから来ているのかも知れません。
役者を目指し頑張っていたという訳でもなく、新宿2丁目で働いていたところを突然スカウトされていたそうです。
力まなくても自然に舞い込んだチャンスの流れに乗っているうちに、気が付けば表舞台にいた、という感じはまるで夢の中の出来事のようだったでしょう。
今、太陽の年齢域ですが、TVだけでなく舞台のお仕事も始められたとの事。
仕事に対して積極的に邁進するエネルギーは、太陽と良いアスペクトを持つ火星から来ていると思います。
このように明確に目標を持つと、良い発展を遂げるアスペクトです。

火星は蠍座で、天王星と合、キロンとオポジション。
成宮さんは同性愛の話題も一部報道されていますが、事実は全く分かりませんしどちらでも良いと思うのですが、火星は確かにそういった配置です。
キロンは奇跡を起こし成功に導く性質といった他に、魂の傷も表します。
男性天体である火星や太陽が、キロンとハードアスペクトを形成した場合、男性は自分の性に傷がある状態なので、同性愛になるケースがあると言います。
また天王星や海王星と、性エネルギーの火星のハードアスペクトもそういった事を表すこともあります。
しかし全ての人がもちろん当てはまるという訳ではありません。
成宮さんは火星が蠍座の上、天王星と合ですし、キロンとオポジション、これを調停しているポイントにリリスがあるというのは興味深い配置です。
そしてご本人はとても気さくで現場でもジョークを飛ばして場を和ませる存在だといいます。
新宿2丁目でも働いていた事をご本人もカミングアウトしているそうですが、あっけらかんとしてそういう世界にも飛びこんでいけるのはやはり火星のような配置が効いているからかも知れません。
その頃の年代の経過図では水瓶座リリスの上を海王星が通過していました。
また2000年に役者デビューを果たした頃は、天王星、冥王星が、水星、月とそれぞれ良い角度を持っていました。

成宮さんはお若い時から本当に大変な苦労があったにも関わらず、それを感じさせません。
おそらく本人もくよくよしないで、なるようになるさ、といったお気持ちで頑張ってきたと思いますが、これは月と太陽に木星、海王星という一種麻薬の様な痛み止め的な天体とアスペクトがあるため、現実を夢の中の出来事のようにしてしまえる力があったのでしょう。
この力はハードですし行き過ぎなくらいで、現実社会の妨げになる事もありますが、辛い現実があった場合感覚を鈍くしてしまえるのです。
海王星が間違った方へ働かなくて本当に良かったと思います。
今ある成功を、しっかりと現実のものとして地場を固め確実なものにして欲しいと思います。

月や金星からは明るくてリラックスした雰囲気で和ませるキャラ、太陽からは不思議系、水星、火星からは暗さをもった深刻なキャラが垣間見え、楽しみな役者さんですが、これからも既成概念にとらわれず、いろいろな顔を見せて欲しいと思います

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コメント 7

ままみさん、こんにちは☆
成宮さんのチャート解説、勉強になりました！
すごく苦労されているのに、それを感じさせない方ですね。
火星－キロンはゲイパターンといいますよね。
三島由紀夫が牡羊座でゆるいキロンと火星の合
を持っています。
マルチや新興宗教にもはまる人もいますね。
Nリリスの上を海王星がトランジットしている頃
新宿2丁目あたりで働いていた、というのは
すごいです。
私は今Nガブリエルの上を冥王星がトランジットしていますが
たしかに妖しい？世界からのお誘いはあります（笑）
成宮さん、スケールが大きくて、ますますファンになりました！
by リマーナすず (2011-07-09 06:22) 

芸能界で頭一つ抜きんでるような方は強烈なアスペクトがあるんですね。
紙一重でダークサイドの人生に転落する可能性もあったはずで思考回路や
行動パターンが凡人と違ってしまうのも無理はないですね。
裏社会を自ら鈍感になることでやり過ごしてきたのかも・・・。

私にこんな強烈さはないですよね？
別にあっても構わないのですが・・・・というかむしろ非凡な道を歩くためなら必要なのかも？とも思うのです。






by としぼう (2011-07-09 09:54) 

>私にこんな強烈さはないですよね？

私にこんな強烈さはないですね。

訂正お願いします


by としぼう (2011-07-09 09:58) 

すずさん、こんばんは！

「仮面の告白」から三島さん自身そのような疑惑もあったようですが、あの当時社会的地位のある人がカミングアウト出来る訳もなく真偽のほどは分かりませんが、偽装のための結婚とまで言われていますね。
三島由紀夫のチャート見てみましたが、確かに。。
火星は冥王星からスクエアを受けていて、オーブを広めにとれば冥王星リリス合と太陽と火星キロン合がTスクエアを形作り、男性天体は辛そうな配置ですね。
肉体改造は、男性としてのコンプレックスの裏返しであったのかも知れません。
三島さんも憂国という思想から、三島事件を起こしてしまいましたが、火星が8室で冥王星スクエアを受けているとなると、やはり生命は突然に断たれるという可能性は現われていたのですね。
ゲイやホモのアスペクト＾＾
大御所的存在のおすぎさんとピーコさんは、火星と土星と海王星がT字クロスで、火星が混乱している上、やはりキロンがスクエアです。
フレディマーキュリーも火星、キロン合です。
今、ブレイクしているおネエ芸能人達も検証してみると沢山事例が出てきそうですね＾＾

成宮さんのトランシット、いろいろ符合していました。
ｎリリスが水瓶座0度というのも何か倒錯した感じですし、ｎ月が180度というのもあって二重に海王星の影響を受けたのだと思います。
すずさんの記事の中にあったｎガブリエルはいかにも神道的なイメージに思えます。
4室あたりで起こった場合、さらに強い集団の力で引っ張りこまれそうですね＾＾

by ままみ (2011-07-09 19:23) 

としぼうさん、コメントありがとうございます！

成宮さんは、キロンとリリスの位置が重要なポイントに来ていて、独特の退廃的な妖しい魅力を持っていると思います。
やはりそういった世界で使いこなせる天体エネルギーというのはあるかも知れませんね。
一般の人だったら持てあますでしょう。
どうしてもダークサイドへの道へのお誘いが来てしまいやすいですし、来ても本人は拒む
理由はないかも知れませんね。
成宮さんは火星期に入ると、一層魅力的な毒というか、個性とアクが滲み出てくると思うので楽しみです。
実は私も太陽リリスキロンがT字スクエアですが、やはりまともな職業は勤まりそうもないので占いにはまったかな、と言うのはあります＾＾；

by ままみ (2011-07-09 19:36) 

火星とキロンのアスペクトにはそんな意味が？と驚きました。
これは男性のみの意味でしょうか？女性の場合はどう出る？と気になりました。
まあ自分の場合、火星じゃないですがキロンと月と天王星（太陽と冥王星と金星も含まれるかな）がＴスクエアだったりします。

成宮さんは太陽と金星が乙女座で水星が天秤座なので、ちょっと親近感を感じてしまいました。
彼は数年前、青春アイドル系のドラマによく出ていて、結構注目してたのですよ。
危険な不良の役もやってたりして、妖しい魅力はありましたね。
でも、これ！という当たり役はまだないように思えます。
成宮といえば○○と言えるような、代表作に巡り会えるといいですね。
by 比翼　絲 (2011-07-10 15:07) 

絲さん、こんにちは！
このアスペクトは結構符合するので、小惑星と言えども見逃せない影響があるのです。
女性の火星とキロンがハードの場合、自分で使っていない場合は相手に投影するので、近づいてくる男性は、どこか傷があったりコンプレックスを持つ人であったり、もしくはモロ同性愛の人だった、という事があるかも知れません。
また、ご自分では仕事など生存競争の激しいような場所では、火星の力を出し切るのにためらいがあるので弱くなるといった感じだと思います。
キロンはソフトの場合は癒しだと解釈しています。
キロンが個人天体に絡むトラインを持つ人は、とても雰囲気が優しいです。
ハードは傷なので、キロンの在住するハウスやサインに傷を持つといった事なので、その傷と癒すために行動したり努力したりする事になります。
月と天王星の入ったスクエアでは、一つの仮定ですが・・・、
幼少の頃とても愛着のあるものと突然別れなければいけなくなった体験による傷、という風に思います。
成宮さんはまだ若いので、試行錯誤、いろいろやってみるのもいいと思いますが、やはりこれからは、彼にしか出来ないような妖しい役にも挑戦して欲しいですね。

by ままみ (2011-07-10 17:27)