リロケーショナル開運法 [ホロスコープ]
人が移動する事により、幸せをもたらしたり、運命が変わったりするのは気学だけではありません![[ドコモ提供]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/111.gif)
占星術では、漠然とした方位ではなく、ポイントで見る海外のどの国で、自分の実力が発揮しやすかったり幸せを掴みやすいか、運勢傾向を変えられる場所はどこか、といった事を探る方法があります。
長期旅行にお勧めの場所、将来住みたいと思っている国、国際結婚した場合どうであるか、などご相談がある場合、このリロケーショナルといった方法で観るのです。
スターゲイザーではこのリロケーショナルを、マップとして出すことができるのですが、縦の軸は各天体のICとMCが、曲線はASC、DSCが通るところです。
同じ天体の軸でも縦軸は、個人の拠り所、安心が得られる場所や、その天体が社会的な活躍を発揮しやすい場所を表します。また曲線は個人が外社会と向き合う時に現われる性格、そして、どのような環境や人間関係が待っているか、こういった事が分かると言います。
このラインから約800キロの範囲は有効とされ、例えば木星がASC曲線が通っている国は、木星的なリラックス感、楽観性がはぐくまれる場所で、DSC曲線の国では、上流階級の人と出会うチャンスがあったり歓迎されるといった意味が出てきます。
ままみはソフトから出せるマップを観るだけで、どのようにチャートを世界地図上に投影するのか、計算など分かりませんが、こういった地図を観る事により、どの地域にどんな天体のエネルギーが通って、力をより発揮しやすいのか分かりとても便利なのです。
金星や木星などの吉星のラインが乗っている個所が、幸運を呼ぶ地域です。
金星は人気運、ズバリ美とお金と愛情の天体です。豊かさや芸術を追求したくなったり、画期的な美容法や、楽しい事とも出会いやすいでしょう。
木星のライン上は、繁栄や社会的容認が起こりやすい場所です。色々なところで援助の手が差し伸べられ、自分はついていると思うでしょう。本を出版するなど学術関係にも成功しやすくなります。
太陽は人生の目的を反映させやすい地域です。自分自身のエゴが強まり中心になって、支配者的な立場に置かれやすくなります。名声を得るかも知れません。また健康にも恵まれるでしょう。
水星は、知的活動の場としてふさわしいでしょう。語学など習得するのが早いかも知れません。
少し危うい場所として、月が通っている場合、気持ちがぶれやすく感情に溺れるなど、感傷的になるかも知れません。しかし人懐っこさによって環境になじむ性質が発揮しやすいと思います。
火星は、生命力活動力が漲りますが、攻撃的になったり事故やけがが起こりやすいので注意です。
土星は、貧しさや孤独な状況が作り出されると思います。また責任も負いやすいでしょう。しかし一度地場を固めてしまうと、逆に動きたくなくなるかも知れません。
天王星は、独立心が強まり、退屈とは縁遠くなる場所です。思わぬ変革が起きる場所ですので生き方も変わるかも知れません。また、反社会的になったり、疎外感に悩む可能性もあります。
海王星では、理想を追求したり、慈悲の心から優しくなって、ボランティアや奉仕といった事を始めたくなるかも知れません。精神面の浄化に良いと思います。芸術に関する才能も発揮できるでしょう。
しかし、妄想や白昼夢的な弊害も起こるかもしれません。
冥王星は、人生が根底から覆されるような、人生の変化、生まれ変わりと入った事が起きると思います。出来事は強制的で、逃げる事は不可能でしょう。
このように天体はその場所で、それぞれの力を発揮しやすくなりますが、出生図でも天体が合しているところはマップでも線が交差して、天体の力が重なっている事を示します。
吉星が重なっていればそこは二重に幸運と言えます。
しかしその場所が、アマゾンや砂漠では仕方ありませんね。
地球は7割が海で、砂漠や田舎、ジャングルの面積が広大ですから、都市に幸運を表す天体の軸や曲線が通っているだけで貴重かも知れません。マップの線上に、主要な都市があれば良いのです。
幸運を運んでくれる土地は、実際足を運ばなくても、その土地から発祥した文化（音楽や芸術、言語など）を取り入れたり、親しんだりする事で、開運の要素を取り込めるといいます。これなら手軽に試せるので良いですね。
また、海外に行くと人生が180度がらっと変わってしまう人もいますが、リロケーションチャートで、もともと持っていた出生図の天体の位置が変わってしまったためと思います。
天体同士のアスペクトは変わりませんが、出生地をその国に移すことにより、ＡＳＣとＭＣなどが変わるので、ハウスの中身が変わってくるという事なのです。
そこで暮らすことにより、どのような運勢傾向が現われるのか、出生図と同じように観ることができます。
結婚のため引っ越しをされるのでしたら、結婚や家庭に関する部屋など重要な所に凶星が入っていないかを観ます。ビジネスで海外へ移られるのでしたら、MCに吉星が入っていると有利です。
このように、ご自分にとって幸運の土地を見つけ、望ましい運勢傾向に変更するため、引っ越しは有効だと言えます。
しかし、いくらその土地が良いと言っても、引っ越しですから気学の転居の時期と方位も観なければいけません。開運の土地であったとしても時期を間違えたら、凶方位の作用が出てしまいます。
そして長期旅行の場合、60日以上は住まない事です！
60日以上滞在されますと、太極が移って引っ越ししたのと同じになってしまいます。
すると次に日本に帰ってくる時が吉方位のときでないと、凶方位で引っ越しした事になってしまうのです。
帰ってくる日も含めてすべて吉方位で計画されれば、とても良いことなのですが、このような事を計算に入れずに出かけると大変です。
60日過ぎるとこのようになるので、うっかり過ぎてしまったといった事が無いように是非気をつけて下さい![[ドコモポイント]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/112.gif)
占星術では、漠然とした方位ではなく、ポイントで見る海外のどの国で、自分の実力が発揮しやすかったり幸せを掴みやすいか、運勢傾向を変えられる場所はどこか、といった事を探る方法があります。
長期旅行にお勧めの場所、将来住みたいと思っている国、国際結婚した場合どうであるか、などご相談がある場合、このリロケーショナルといった方法で観るのです。
スターゲイザーではこのリロケーショナルを、マップとして出すことができるのですが、縦の軸は各天体のICとMCが、曲線はASC、DSCが通るところです。
同じ天体の軸でも縦軸は、個人の拠り所、安心が得られる場所や、その天体が社会的な活躍を発揮しやすい場所を表します。また曲線は個人が外社会と向き合う時に現われる性格、そして、どのような環境や人間関係が待っているか、こういった事が分かると言います。
このラインから約800キロの範囲は有効とされ、例えば木星がASC曲線が通っている国は、木星的なリラックス感、楽観性がはぐくまれる場所で、DSC曲線の国では、上流階級の人と出会うチャンスがあったり歓迎されるといった意味が出てきます。
ままみはソフトから出せるマップを観るだけで、どのようにチャートを世界地図上に投影するのか、計算など分かりませんが、こういった地図を観る事により、どの地域にどんな天体のエネルギーが通って、力をより発揮しやすいのか分かりとても便利なのです。
金星や木星などの吉星のラインが乗っている個所が、幸運を呼ぶ地域です。
金星は人気運、ズバリ美とお金と愛情の天体です。豊かさや芸術を追求したくなったり、画期的な美容法や、楽しい事とも出会いやすいでしょう。
木星のライン上は、繁栄や社会的容認が起こりやすい場所です。色々なところで援助の手が差し伸べられ、自分はついていると思うでしょう。本を出版するなど学術関係にも成功しやすくなります。
太陽は人生の目的を反映させやすい地域です。自分自身のエゴが強まり中心になって、支配者的な立場に置かれやすくなります。名声を得るかも知れません。また健康にも恵まれるでしょう。
水星は、知的活動の場としてふさわしいでしょう。語学など習得するのが早いかも知れません。
少し危うい場所として、月が通っている場合、気持ちがぶれやすく感情に溺れるなど、感傷的になるかも知れません。しかし人懐っこさによって環境になじむ性質が発揮しやすいと思います。
火星は、生命力活動力が漲りますが、攻撃的になったり事故やけがが起こりやすいので注意です。
土星は、貧しさや孤独な状況が作り出されると思います。また責任も負いやすいでしょう。しかし一度地場を固めてしまうと、逆に動きたくなくなるかも知れません。
天王星は、独立心が強まり、退屈とは縁遠くなる場所です。思わぬ変革が起きる場所ですので生き方も変わるかも知れません。また、反社会的になったり、疎外感に悩む可能性もあります。
海王星では、理想を追求したり、慈悲の心から優しくなって、ボランティアや奉仕といった事を始めたくなるかも知れません。精神面の浄化に良いと思います。芸術に関する才能も発揮できるでしょう。
しかし、妄想や白昼夢的な弊害も起こるかもしれません。
冥王星は、人生が根底から覆されるような、人生の変化、生まれ変わりと入った事が起きると思います。出来事は強制的で、逃げる事は不可能でしょう。
このように天体はその場所で、それぞれの力を発揮しやすくなりますが、出生図でも天体が合しているところはマップでも線が交差して、天体の力が重なっている事を示します。
吉星が重なっていればそこは二重に幸運と言えます。
しかしその場所が、アマゾンや砂漠では仕方ありませんね。
地球は7割が海で、砂漠や田舎、ジャングルの面積が広大ですから、都市に幸運を表す天体の軸や曲線が通っているだけで貴重かも知れません。マップの線上に、主要な都市があれば良いのです。
幸運を運んでくれる土地は、実際足を運ばなくても、その土地から発祥した文化（音楽や芸術、言語など）を取り入れたり、親しんだりする事で、開運の要素を取り込めるといいます。これなら手軽に試せるので良いですね。
また、海外に行くと人生が180度がらっと変わってしまう人もいますが、リロケーションチャートで、もともと持っていた出生図の天体の位置が変わってしまったためと思います。
天体同士のアスペクトは変わりませんが、出生地をその国に移すことにより、ＡＳＣとＭＣなどが変わるので、ハウスの中身が変わってくるという事なのです。
そこで暮らすことにより、どのような運勢傾向が現われるのか、出生図と同じように観ることができます。
結婚のため引っ越しをされるのでしたら、結婚や家庭に関する部屋など重要な所に凶星が入っていないかを観ます。ビジネスで海外へ移られるのでしたら、MCに吉星が入っていると有利です。
このように、ご自分にとって幸運の土地を見つけ、望ましい運勢傾向に変更するため、引っ越しは有効だと言えます。
しかし、いくらその土地が良いと言っても、引っ越しですから気学の転居の時期と方位も観なければいけません。開運の土地であったとしても時期を間違えたら、凶方位の作用が出てしまいます。
そして長期旅行の場合、60日以上は住まない事です！
60日以上滞在されますと、太極が移って引っ越ししたのと同じになってしまいます。
すると次に日本に帰ってくる時が吉方位のときでないと、凶方位で引っ越しした事になってしまうのです。
帰ってくる日も含めてすべて吉方位で計画されれば、とても良いことなのですが、このような事を計算に入れずに出かけると大変です。
60日過ぎるとこのようになるので、うっかり過ぎてしまったといった事が無いように是非気をつけて下さい
タグ：リロケーショナル開運法
成宮寛貴さんのホロスコープ [ホロスコープ]
ままみはNHKの「おひさま」（・・・毎回感動を与えてくれて名作の予感がするドラマですね！）を見た後、流れで「あさイチ」も見ていますが、今日のゲストは成宮寛貴さんでした
成宮さんは演技の幅も広く様々なドラマにも出演され人気ですが、幼少期は両親が離婚、母子家庭で弟と３人でお暮らしになり、14歳でお母様を亡くされたという悲劇に見舞われてしまいました。
中学卒業後は弟を養うため、進学せず様々なアルバイトをされていたそうです。
幼い頃から大変な波乱万丈の人生だったと思うのですが、明るくて気さく、だけど謎めいているような不思議なキャラクターは、一体どのようなチャートなのだろうと気になって調べてみました。
1982年9月14日生まれ（時間不明）
月は獅子座で、木星とスクエア、天王星とトライン、リリスとオポジション。
俳優として立派な演技をしているのも、この月獅子座の影響が大きく、演じるという事をオープンに、自然体のままされているという印象です。
蠍座の木星とスクエアなので、幼い時から人懐っこく物おじしない様なお子さんだったでしょう。
今日も、木星のリラックスしたムードがとても出ていて、程良く力が抜け気張ったところがありませんでした。
月と天王星がトラインなのは、面白いもの、意外性やサプライズを好む配置です。
トークの中で、森三中の黒沢さんが好きとおっしゃっていました。
黒沢さんのように、一見大人しそうな人が突然ヘンな踊りをしたり、そういうのに天王星、月は弱いです（笑）
スイッチが入ると突然恋愛モードになったりしますし、お笑い系の女性が好きというのも、天王星ぽいですね。
月と裏社会のリリスがオポジションなのは、幼い頃から、世の中のダークな部分も垣間見てしまう配置です。
そういった裏社会とも縁が生じやすいですが、女性から見ればこれは、成宮さんのフェロモンを感じずにいられなくなるのでモテモテである事を表しています。
水星は天秤座で、側には土星と冥王星の合。
小学生から中学生くらいまでの時代は、成宮さんにとっておそらく一番辛い時代だったのではないでしょうか。
水星はこの重苦しい天体の他、アスペクトをとっておらずエネルギーのはけ口も見当たりません。
結構鬱憤も溜めやすく、お母様を亡くされ途中で学校も行かなくなってしまったというのは本当にお気の毒です。14歳ごろの経過図では、突然の別れを示す天王星が、ｎ月、ｐ月オポジションの上を通過していました。
また水星を仕事と見なした場合、プレッシャーで抑圧された気分になると思いますので、上手い気分転換を図って頑張ってほしいと思います。
金星は乙女座で、木星とセキスタイル。
金星は芸術の星、拡大と発展の木星との角度が良いので、エンターティナー、俳優としての成功しやすいです。
また恋の相手には不自由しないですし、金銭的な事にも恵まれます。
学校を卒業され弟を養うためアルバイトをしていた金星期は、木星の援護もあって、周囲で助けてくれた人にも恵まれたでしょう。
太陽は乙女座、火星とセキスタイル、海王星とスクエア。
どこからが夢でどこからが現実なのか曖昧にする海王星が、人生の方向性を表す太陽とスクエアです。
いろんな顔を持ち、掴みどころがないようなキャラクターもここから来ているのかも知れません。
役者を目指し頑張っていたという訳でもなく、新宿2丁目で働いていたところを突然スカウトされていたそうです。
力まなくても自然に舞い込んだチャンスの流れに乗っているうちに、気が付けば表舞台にいた、という感じはまるで夢の中の出来事のようだったでしょう。
今、太陽の年齢域ですが、TVだけでなく舞台のお仕事も始められたとの事。
仕事に対して積極的に邁進するエネルギーは、太陽と良いアスペクトを持つ火星から来ていると思います。
このように明確に目標を持つと、良い発展を遂げるアスペクトです。
火星は蠍座で、天王星と合、キロンとオポジション。
成宮さんは同性愛の話題も一部報道されていますが、事実は全く分かりませんしどちらでも良いと思うのですが、火星は確かにそういった配置です。
キロンは奇跡を起こし成功に導く性質といった他に、魂の傷も表します。
男性天体である火星や太陽が、キロンとハードアスペクトを形成した場合、男性は自分の性に傷がある状態なので、同性愛になるケースがあると言います。
また天王星や海王星と、性エネルギーの火星のハードアスペクトもそういった事を表すこともあります。
しかし全ての人がもちろん当てはまるという訳ではありません。
成宮さんは火星が蠍座の上、天王星と合ですし、キロンとオポジション、これを調停しているポイントにリリスがあるというのは興味深い配置です。
そしてご本人はとても気さくで現場でもジョークを飛ばして場を和ませる存在だといいます。
新宿2丁目でも働いていた事をご本人もカミングアウトしているそうですが、あっけらかんとしてそういう世界にも飛びこんでいけるのはやはり火星のような配置が効いているからかも知れません。
その頃の年代の経過図では水瓶座リリスの上を海王星が通過していました。
また2000年に役者デビューを果たした頃は、天王星、冥王星が、水星、月とそれぞれ良い角度を持っていました。
成宮さんはお若い時から本当に大変な苦労があったにも関わらず、それを感じさせません。
おそらく本人もくよくよしないで、なるようになるさ、といったお気持ちで頑張ってきたと思いますが、これは月と太陽に木星、海王星という一種麻薬の様な痛み止め的な天体とアスペクトがあるため、現実を夢の中の出来事のようにしてしまえる力があったのでしょう。
この力はハードですし行き過ぎなくらいで、現実社会の妨げになる事もありますが、辛い現実があった場合感覚を鈍くしてしまえるのです。
海王星が間違った方へ働かなくて本当に良かったと思います。
今ある成功を、しっかりと現実のものとして地場を固め確実なものにして欲しいと思います。
月や金星からは明るくてリラックスした雰囲気で和ませるキャラ、太陽からは不思議系、水星、火星からは暗さをもった深刻なキャラが垣間見え、楽しみな役者さんですが、これからも既成概念にとらわれず、いろいろな顔を見せて欲しいと思います
成宮さんは演技の幅も広く様々なドラマにも出演され人気ですが、幼少期は両親が離婚、母子家庭で弟と３人でお暮らしになり、14歳でお母様を亡くされたという悲劇に見舞われてしまいました。
中学卒業後は弟を養うため、進学せず様々なアルバイトをされていたそうです。
幼い頃から大変な波乱万丈の人生だったと思うのですが、明るくて気さく、だけど謎めいているような不思議なキャラクターは、一体どのようなチャートなのだろうと気になって調べてみました。
1982年9月14日生まれ（時間不明）
月は獅子座で、木星とスクエア、天王星とトライン、リリスとオポジション。
俳優として立派な演技をしているのも、この月獅子座の影響が大きく、演じるという事をオープンに、自然体のままされているという印象です。
蠍座の木星とスクエアなので、幼い時から人懐っこく物おじしない様なお子さんだったでしょう。
今日も、木星のリラックスしたムードがとても出ていて、程良く力が抜け気張ったところがありませんでした。
月と天王星がトラインなのは、面白いもの、意外性やサプライズを好む配置です。
トークの中で、森三中の黒沢さんが好きとおっしゃっていました。
黒沢さんのように、一見大人しそうな人が突然ヘンな踊りをしたり、そういうのに天王星、月は弱いです（笑）
スイッチが入ると突然恋愛モードになったりしますし、お笑い系の女性が好きというのも、天王星ぽいですね。
月と裏社会のリリスがオポジションなのは、幼い頃から、世の中のダークな部分も垣間見てしまう配置です。
そういった裏社会とも縁が生じやすいですが、女性から見ればこれは、成宮さんのフェロモンを感じずにいられなくなるのでモテモテである事を表しています。
水星は天秤座で、側には土星と冥王星の合。
小学生から中学生くらいまでの時代は、成宮さんにとっておそらく一番辛い時代だったのではないでしょうか。
水星はこの重苦しい天体の他、アスペクトをとっておらずエネルギーのはけ口も見当たりません。
結構鬱憤も溜めやすく、お母様を亡くされ途中で学校も行かなくなってしまったというのは本当にお気の毒です。14歳ごろの経過図では、突然の別れを示す天王星が、ｎ月、ｐ月オポジションの上を通過していました。
また水星を仕事と見なした場合、プレッシャーで抑圧された気分になると思いますので、上手い気分転換を図って頑張ってほしいと思います。
金星は乙女座で、木星とセキスタイル。
金星は芸術の星、拡大と発展の木星との角度が良いので、エンターティナー、俳優としての成功しやすいです。
また恋の相手には不自由しないですし、金銭的な事にも恵まれます。
学校を卒業され弟を養うためアルバイトをしていた金星期は、木星の援護もあって、周囲で助けてくれた人にも恵まれたでしょう。
太陽は乙女座、火星とセキスタイル、海王星とスクエア。
どこからが夢でどこからが現実なのか曖昧にする海王星が、人生の方向性を表す太陽とスクエアです。
いろんな顔を持ち、掴みどころがないようなキャラクターもここから来ているのかも知れません。
役者を目指し頑張っていたという訳でもなく、新宿2丁目で働いていたところを突然スカウトされていたそうです。
力まなくても自然に舞い込んだチャンスの流れに乗っているうちに、気が付けば表舞台にいた、という感じはまるで夢の中の出来事のようだったでしょう。
今、太陽の年齢域ですが、TVだけでなく舞台のお仕事も始められたとの事。
仕事に対して積極的に邁進するエネルギーは、太陽と良いアスペクトを持つ火星から来ていると思います。
このように明確に目標を持つと、良い発展を遂げるアスペクトです。
火星は蠍座で、天王星と合、キロンとオポジション。
成宮さんは同性愛の話題も一部報道されていますが、事実は全く分かりませんしどちらでも良いと思うのですが、火星は確かにそういった配置です。
キロンは奇跡を起こし成功に導く性質といった他に、魂の傷も表します。
男性天体である火星や太陽が、キロンとハードアスペクトを形成した場合、男性は自分の性に傷がある状態なので、同性愛になるケースがあると言います。
また天王星や海王星と、性エネルギーの火星のハードアスペクトもそういった事を表すこともあります。
しかし全ての人がもちろん当てはまるという訳ではありません。
成宮さんは火星が蠍座の上、天王星と合ですし、キロンとオポジション、これを調停しているポイントにリリスがあるというのは興味深い配置です。
そしてご本人はとても気さくで現場でもジョークを飛ばして場を和ませる存在だといいます。
新宿2丁目でも働いていた事をご本人もカミングアウトしているそうですが、あっけらかんとしてそういう世界にも飛びこんでいけるのはやはり火星のような配置が効いているからかも知れません。
その頃の年代の経過図では水瓶座リリスの上を海王星が通過していました。
また2000年に役者デビューを果たした頃は、天王星、冥王星が、水星、月とそれぞれ良い角度を持っていました。
成宮さんはお若い時から本当に大変な苦労があったにも関わらず、それを感じさせません。
おそらく本人もくよくよしないで、なるようになるさ、といったお気持ちで頑張ってきたと思いますが、これは月と太陽に木星、海王星という一種麻薬の様な痛み止め的な天体とアスペクトがあるため、現実を夢の中の出来事のようにしてしまえる力があったのでしょう。
この力はハードですし行き過ぎなくらいで、現実社会の妨げになる事もありますが、辛い現実があった場合感覚を鈍くしてしまえるのです。
海王星が間違った方へ働かなくて本当に良かったと思います。
今ある成功を、しっかりと現実のものとして地場を固め確実なものにして欲しいと思います。
月や金星からは明るくてリラックスした雰囲気で和ませるキャラ、太陽からは不思議系、水星、火星からは暗さをもった深刻なキャラが垣間見え、楽しみな役者さんですが、これからも既成概念にとらわれず、いろいろな顔を見せて欲しいと思います
日食は吉凶混合 [ホロスコープ]
6月は2日の日食から始まり、16日の月食、夏至を挟んで今月1日の日食と、空の上のイベントはとても忙しかったですね。
何かじっとしていられないようなそわそわする感じが続き、活動宮のグランドクロスはここで一つのピークを迎えた感があります
先月の日食の動きに合わせるかのように世の中でも、菅総理が退陣を決意表明するなど今年中には首相が変わる動きになるし、個人への影響はもとより社会全体の動きに日食は大きな影響を与えていて、重要な時期に来ている事を私たちに教えてくれています。
活動宮のグランドクロスは波乱含みな危険と紙一重の配置ですが、変化を起こすにはこれくらいのエネルギーが必要という事なのでしょうね。
6月に3回も起こった日食月食、意識せざる得ない影響を感じたので整理してみたいと思いました。
日食月食は占星術的に良いか悪いかと言われれば、マンデンでもあまり良い意味ではなく、大きな社会的変化や天変地異の発生をもたらすと言います。
社会や政治に与える影響が大きいのは、やはり国家の代表を表す太陽が隠されるためです。
古代では支配者や王様の死を意味するなど、不吉な予兆として畏れられてきました。
万物の恵みである神の様な太陽を、黒々と月が隠してしまう訳ですし、科学の時代になるまで日食は畏怖されていたと言うのも頷けますね。
個人のチャートではどのようかと言うと、太陽が一度隠れて蘇るので、サインやハウスの意味がリセット、刷新、変革、何か新しい変化がやってくるといった意味です。普通の新月と違ってパワーが大変強いのです。
天体エネルギーのキャッチセンサーが敏感な人は、食の影響に支配されていた6月は、通常とは全く違う感覚が続いていたのではないでしょうか。
感受点に重なった場合、その意味を強めたり、感受点に対しての変化が起き、これはその日の事だけでなく次の日食まで効果が続くと言います。
石川源晃先生の本によると、出生図の太陽とこの日食の新月がトラインの場合（オーブ1度）次の新月の間に良い事がある、と書かれています。
天体の動きですが、これは意識するのとしないのとでは大違い。
今回の日食も全く意識しなければ、結構重要なポイントに来ていたとしても何事もなく通り過ぎてしまうでしょうし、社会の情勢などが変わった事で、その人も日食の間接的な影響を受け取ると言った感じになるでしょう。
本人が日食を意識して、望んでいる変化の方へと行動を起こした場合、大きな出来事を引き寄せる事もあると思います。
しかし日食は一概にイケイケゴーゴーで物事を始めて良い時とは違うのです。
通常の新月と違って前後1週間くらいは、あまり新しい事をしない方が良いと言われています。
吉日を探るエレクショナルでも日食は前後1週間くらいは外します。
これは古代から不吉とされていた日食に対する概念が、そのように言われる一つの要因でもあるのでしょう。
日食の影響は吉凶混合、波乱含み。そのパワーは強いですから個人への影響もかなりのものです。
しかし新しい事を始めるには、どんな事にもリスクは伴いますので、それを覚悟なら良いと言えます。
リスクを背負ってでも積極的に運命を変えていきたい、変化を起こしたいという人は意識して頑張ってみる価値はあると思います。そして嵐を通り抜けた先には、理想とする現実が待っていると考えてみて下さい。
別の考えとしては、この日に何か始めようとしなくても、今まで温めていた夢や目標に対して再度見直しをしたり、現実に近づくために何をしたらいいか計画を見直す時として過ごすというのも良いです。
新しい事に挑戦したり行動を起こさずとも、このように心の中で夢や目標に向けての準備をするのに向いているとも言えます。
心の中で決意を新たにする、これもスーパー新月、日食の日にふさわしい行動ですね。
流れに乗って自然に努力しているうちに、いつか気が付くと自分も環境もより良く変わっていて、そう言えばターニングポイントは日食くらいからだったと感じる事があるかもしれませんね
何かじっとしていられないようなそわそわする感じが続き、活動宮のグランドクロスはここで一つのピークを迎えた感があります
先月の日食の動きに合わせるかのように世の中でも、菅総理が退陣を決意表明するなど今年中には首相が変わる動きになるし、個人への影響はもとより社会全体の動きに日食は大きな影響を与えていて、重要な時期に来ている事を私たちに教えてくれています。
活動宮のグランドクロスは波乱含みな危険と紙一重の配置ですが、変化を起こすにはこれくらいのエネルギーが必要という事なのでしょうね。
6月に3回も起こった日食月食、意識せざる得ない影響を感じたので整理してみたいと思いました。
日食月食は占星術的に良いか悪いかと言われれば、マンデンでもあまり良い意味ではなく、大きな社会的変化や天変地異の発生をもたらすと言います。
社会や政治に与える影響が大きいのは、やはり国家の代表を表す太陽が隠されるためです。
古代では支配者や王様の死を意味するなど、不吉な予兆として畏れられてきました。
万物の恵みである神の様な太陽を、黒々と月が隠してしまう訳ですし、科学の時代になるまで日食は畏怖されていたと言うのも頷けますね。
個人のチャートではどのようかと言うと、太陽が一度隠れて蘇るので、サインやハウスの意味がリセット、刷新、変革、何か新しい変化がやってくるといった意味です。普通の新月と違ってパワーが大変強いのです。
天体エネルギーのキャッチセンサーが敏感な人は、食の影響に支配されていた6月は、通常とは全く違う感覚が続いていたのではないでしょうか。
感受点に重なった場合、その意味を強めたり、感受点に対しての変化が起き、これはその日の事だけでなく次の日食まで効果が続くと言います。
石川源晃先生の本によると、出生図の太陽とこの日食の新月がトラインの場合（オーブ1度）次の新月の間に良い事がある、と書かれています。
天体の動きですが、これは意識するのとしないのとでは大違い。
今回の日食も全く意識しなければ、結構重要なポイントに来ていたとしても何事もなく通り過ぎてしまうでしょうし、社会の情勢などが変わった事で、その人も日食の間接的な影響を受け取ると言った感じになるでしょう。
本人が日食を意識して、望んでいる変化の方へと行動を起こした場合、大きな出来事を引き寄せる事もあると思います。
しかし日食は一概にイケイケゴーゴーで物事を始めて良い時とは違うのです。
通常の新月と違って前後1週間くらいは、あまり新しい事をしない方が良いと言われています。
吉日を探るエレクショナルでも日食は前後1週間くらいは外します。
これは古代から不吉とされていた日食に対する概念が、そのように言われる一つの要因でもあるのでしょう。
日食の影響は吉凶混合、波乱含み。そのパワーは強いですから個人への影響もかなりのものです。
しかし新しい事を始めるには、どんな事にもリスクは伴いますので、それを覚悟なら良いと言えます。
リスクを背負ってでも積極的に運命を変えていきたい、変化を起こしたいという人は意識して頑張ってみる価値はあると思います。そして嵐を通り抜けた先には、理想とする現実が待っていると考えてみて下さい。
別の考えとしては、この日に何か始めようとしなくても、今まで温めていた夢や目標に対して再度見直しをしたり、現実に近づくために何をしたらいいか計画を見直す時として過ごすというのも良いです。
新しい事に挑戦したり行動を起こさずとも、このように心の中で夢や目標に向けての準備をするのに向いているとも言えます。
心の中で決意を新たにする、これもスーパー新月、日食の日にふさわしい行動ですね。
流れに乗って自然に努力しているうちに、いつか気が付くと自分も環境もより良く変わっていて、そう言えばターニングポイントは日食くらいからだったと感じる事があるかもしれませんね
タグ：日食は吉凶混合
地震発生地帯を示していた満月のライン [ホロスコープ]
東日本ではまだまだ余震も続く緊張の抜けない中で、原発の後処理を最前線で体を呈し日夜頑張って下さる方々には本当に頭が下がる思いです。感謝の言葉に尽くせません。
以前から叫ばれてるエコですが、ここからは本気でエネルギーの無駄遣いについて考え、電気を使い過ぎない生活が送れるよう見直す時が来ているようですね
先日ご紹介した日本国憲法図ですが、これは方位的にも使えるのではないかと思います。
これは地図とホロスコープを重ね合わせるイメージで、皇居の真ん中を中心としてASCを東の線上に合わせてみると、東日本大震災の地震発生地帯がそっくり11日のｔ天王星に重なっている配置が出来上がるのです。
ASCから北へ約60度前後の部分には、自治体ごと流されてしまった陸前高田市、宮古市など壊滅的被害を被った地域が、また原子力発電所の場所などもこのあたりにあります。
ASCは山羊座28.84度、60度進むとこの時魚座最後の度数に天王星がありました。
ｔ天王星だけでも春分点へ移動する際の際ですし（翌日は牡羊座へ）凄いと思うのですが、この天王星は数日後、地殻変動、災害などが起こる予兆であるとも言われるスーパームーンとオポジョンになったのです。
このスーパームーンはｔ天王星ｔ太陽合、ｔ月オポという配置で、2室8室のライン。
マンデン占星術で言うところの国民の所有物、死亡率、刷新、外国との感情的な同一化です。
日本はあの日、たった一日で多くの人が犠牲になり、多くの物を失いました。
しかしそれによって、人と人との繋がりや助け合いの心、資源の大切さを感じることができ、日本を助けたいという海外からの支援は、国境を越えた人間同士の一体感を感じさせてくれたのではないでしょうか。
天王星は魚座から牡羊座へと移り、今までの物質や価値観は否が応でも捨て去ることを余儀なくさせ、新しいスタートに立つことを突き付けている配置でもあります。
このような何か強力なエネルギーが働いていたラインと、被害に遭われた地域が一致しているのはとても偶然の様には思えません。
同じように阪神大震災の時を調べますとやはり満月の線上に地震が発生していたのです。
皇居を中心にASCを東に置くと、阪神淡路はASCを起点にした絶対度数で約190度に位置します。
1995年1月17日朝方、山羊座28度のASCにはｔ太陽とｔ天王星が合して乗っており、180度反対の蟹座の終りに月、阪神淡路方面には満月でした。
共通して言えるのは、いずれもトランシットの太陽と天王星が合して結びつき、数日後を含めて反対側に月があり、そのオポジションのライン上に地震が起きたという事です。
その他にもトランスサタニアンが次のサインへ移る際の最終度数であったり、憲法図での軌道の速い天体にいくつもトランスサタニアンがコンタクトをしていたという事も共通しています。
このように日本の国における地震発生の場所を日本国憲法図を重ね検証してみるというのは、直感的で分かりやすいのではないかと思います。
地震が時期と共に場所も予測できれば、こんなに貢献できる事はありませんが、私にできる事は地震の後に天体配置の意味を後付けの様に解釈する位です。
天体は二度と同じ配置にはなりませんし、しょっちゅう同じアスペクトを作る天体からはあまり意味が見出せません。災害ともなると大きな天体を主に観ていく必要がありますが、なかなか同じ配置を作らないので、出来事と照らし合わせ実用的な法則を得る事は難しいのだと思います。
しかしこれも一つのデーターとして蓄積していき、全体で法則を見出す事によって意味が生まれてくるのではないかと思っています
以前から叫ばれてるエコですが、ここからは本気でエネルギーの無駄遣いについて考え、電気を使い過ぎない生活が送れるよう見直す時が来ているようですね
先日ご紹介した日本国憲法図ですが、これは方位的にも使えるのではないかと思います。
これは地図とホロスコープを重ね合わせるイメージで、皇居の真ん中を中心としてASCを東の線上に合わせてみると、東日本大震災の地震発生地帯がそっくり11日のｔ天王星に重なっている配置が出来上がるのです。
ASCから北へ約60度前後の部分には、自治体ごと流されてしまった陸前高田市、宮古市など壊滅的被害を被った地域が、また原子力発電所の場所などもこのあたりにあります。
ASCは山羊座28.84度、60度進むとこの時魚座最後の度数に天王星がありました。
ｔ天王星だけでも春分点へ移動する際の際ですし（翌日は牡羊座へ）凄いと思うのですが、この天王星は数日後、地殻変動、災害などが起こる予兆であるとも言われるスーパームーンとオポジョンになったのです。
このスーパームーンはｔ天王星ｔ太陽合、ｔ月オポという配置で、2室8室のライン。
マンデン占星術で言うところの国民の所有物、死亡率、刷新、外国との感情的な同一化です。
日本はあの日、たった一日で多くの人が犠牲になり、多くの物を失いました。
しかしそれによって、人と人との繋がりや助け合いの心、資源の大切さを感じることができ、日本を助けたいという海外からの支援は、国境を越えた人間同士の一体感を感じさせてくれたのではないでしょうか。
天王星は魚座から牡羊座へと移り、今までの物質や価値観は否が応でも捨て去ることを余儀なくさせ、新しいスタートに立つことを突き付けている配置でもあります。
このような何か強力なエネルギーが働いていたラインと、被害に遭われた地域が一致しているのはとても偶然の様には思えません。
同じように阪神大震災の時を調べますとやはり満月の線上に地震が発生していたのです。
皇居を中心にASCを東に置くと、阪神淡路はASCを起点にした絶対度数で約190度に位置します。
1995年1月17日朝方、山羊座28度のASCにはｔ太陽とｔ天王星が合して乗っており、180度反対の蟹座の終りに月、阪神淡路方面には満月でした。
共通して言えるのは、いずれもトランシットの太陽と天王星が合して結びつき、数日後を含めて反対側に月があり、そのオポジションのライン上に地震が起きたという事です。
その他にもトランスサタニアンが次のサインへ移る際の最終度数であったり、憲法図での軌道の速い天体にいくつもトランスサタニアンがコンタクトをしていたという事も共通しています。
このように日本の国における地震発生の場所を日本国憲法図を重ね検証してみるというのは、直感的で分かりやすいのではないかと思います。
地震が時期と共に場所も予測できれば、こんなに貢献できる事はありませんが、私にできる事は地震の後に天体配置の意味を後付けの様に解釈する位です。
天体は二度と同じ配置にはなりませんし、しょっちゅう同じアスペクトを作る天体からはあまり意味が見出せません。災害ともなると大きな天体を主に観ていく必要がありますが、なかなか同じ配置を作らないので、出来事と照らし合わせ実用的な法則を得る事は難しいのだと思います。
しかしこれも一つのデーターとして蓄積していき、全体で法則を見出す事によって意味が生まれてくるのではないかと思っています
マンデン占星術で観る日本という国 [ホロスコープ]
スターゲイザーには、東京星図、日本帝国、憲法公布の図がデーターの中に入っておりますが、戦前の強気だった日本、そして敗戦後、現在に至るまでの日本という国がどういう資質を持って生まれたのか掴むのにとても役に立つと思います
個人の出生ホロスコープは母体から子供が生まれ出た瞬間の日時ですが、これは国にも言えて、日本のように歴史が長くいつから国が起こったのか不明な場合は、新しい憲法が発布された日を誕生の日にします。（時間が不明な場合は正午）
個人以外のこういった、企業や各国の情勢、異常気象や天変地異などを占う社会占星術をマンデン占星術と呼びますが、こういった始原図のほかにも春分図や新月図には、その国に起こる重要な出来事や運気が隠されている事があります。
始原図にはその国の特性、資質、対外的に打ち出す姿勢の様なものが表れるようです。
戦前と戦後の日本は大きく変わりましたが、それはチャートにも表れています。
戦前の日本は、大日本帝国憲法が公布された1889年2月11日で観ます。
まず目立つのは1室に冥王星と海王星の合です。
そもそも太陽系の一番外側の天体が合になることなど極めて珍しく、500年に一回という大変希有なアスペクトなのです。この組み合わせはとても深いトランス状態、霊的な作用を表します。何か神がかり的な、現実感覚からかけ離れた精神性を国民が持っていた、といった事に他なりません。
日本は神に守られし国であり神風を吹かせたり、天皇は神代の世界から参った神の子孫であるとか本気で信じているといったような配置です。
そして太陽、月、天王星はグランドトリン。2室月、6室天王星、10室太陽という非常に発展的で楽観的な配置ですが、マンデンでは6室は国防という意味での軍隊を表すのです。
これは国家と国民が一団となって、近代化された軍事政権の国家を目指していたという事を表しています。
明治維新からあまり年数がたたないうちに外国の列強と肩を並べ、日清戦争を起こしてしまったのもこの大いなる野望を持ったトラインがあってこそなのです。
また2室月は8室木星とオポで、それに対して11室火星がTスクエア。やり過ぎ行き過ぎ、怖いもの無しで限度を知らず、積極的に自国の富を追い求めていくような配置です。
こうした抜群の力を持ち発展力のあった大日本帝国もその太陽に土星が180度の配置を持っていましたが、実はここがウィークポイントになっていました。
4室の土星は国土を表し災害などにより土台が根こそぎ崩される危険性を秘めていました。
このウィークポイントとも言える土星にトランシット冥王星が重なった時、敗戦と原爆投下が起きていたのです。生命力とも言える太陽とも180度で、これは今までの日本のあり方を根底から覆されるものでした。
一旦このように壊滅してから新しく日本と言う国が再生したのも、この冥王星の作用に他ならないのです。
また第二次世界大戦の時の首相、東条英機のネイタル冥王星がトランシットの天王星、土星と合、大日本帝国図でのプログレス天王星とオポで一直線に並んでいたとあって、このように一国の首相が持っている天体の配置も加担すると、かなりの爆発力になってしまうのです。
現在の日本は、日本国憲法、通称平和憲法が公布された1946年11月3日で観ます。
特徴は国民を表す１室に月があり、非常に受動的で、国民が女性的な考え方、感情的で受身であるという事。国民の代表者としても女性の声が幅を利かせ、消費動向にしても女性がカギを握っています。
また甘えの構造が社会の基本部分にあって、感情の絆を大切にする日本人は、ビジネスの面でも一緒に飲み交わし絆を作ってから契約をする等、接待の習慣にもそれが表れていると思います。
しかしこの月は、7室の土星と合した冥王星と180度関係です。
冥王星は7室から強制的な圧力を月に与えるので、日本国民は常に対外的には弱気な姿勢を取らざる得ないのです。
これは過去に日本が受けた傷に起因しています。外交政策にしても強く打ち出すことができず、おどおどしている印象があり、何もしていなくても一方的に謝ってしまうような弱気な月です。
月はとても人懐っこいのに、冥王星と土星の圧力によって何か押さえつけられた気分で、結果黙々と仕事をし真面目で勤勉になるといった風な印象です。
この180度関係は恐怖とも言えるトラウマも表し、実は原爆、敗戦といった過去日本人が経験した傷そのものなのです。これは消せないし、これからも消してはいけないものとして日本人の心に刻まれていくものだと思います。
また月は5室天王星と120度。水瓶座の月なのでなおさら天王星の意味が強くなります。
月（民間）で発達した、機械工業、ハイテク機械等の物作りが、未来に先駆ける先進国として発達してきました。
日本は科学技術がとても躍進しています。
8室を諸外国との経済のやり取りという面で見ると海王星があり、日本の経済は原油を買い取り石油に頼って様々な興業を起こしているので、これも意味が一致しています。
蠍座太陽は木星と合して9室。太陽は権力者、支配者、王を意味しますが、首相、政治家など10室で観るのに対し9室ですので、宗教的な意味合いとして権力者が位置付けられているのです。
これはやはり天皇を意味していて木星もあり保護はされてはいますが、7室の土星冥王星からはスクエアですのでGHQから権力を剥奪され、機能としては日本の象徴として位置付けられました。
政府、政策の10室には動きの速い火星、金星、水星があります。明るいエネルギーに満ちてはいるものの、少々世俗的で時流に流されやすく確固たる信念が希薄になりがちかもしれません。
政権もころころ変わるし、民間の意志も他国と比べ反映されやすいものの、歴史の古い国にしては国政の威厳と言う面では多少物足りない感じがします。
しかしこの水星金星はオーブを広く取れば土星、冥王星とトラインです。いうなれば粘り強さと不屈の精神を秘めているという事になります。何度か挫折を繰り返しても、粘り強い努力によって必ず蘇る事ができるという配置です。
このように強気の戦前の日本と、弱気な日本という図がチャートにも出ているのですが、これは次の大幅な憲法改定の時まで引き継がれるのです。
トランシット、プログレスなどで観ていけばこの国の未来予測も可能な事なのかも知れません
個人の出生ホロスコープは母体から子供が生まれ出た瞬間の日時ですが、これは国にも言えて、日本のように歴史が長くいつから国が起こったのか不明な場合は、新しい憲法が発布された日を誕生の日にします。（時間が不明な場合は正午）
個人以外のこういった、企業や各国の情勢、異常気象や天変地異などを占う社会占星術をマンデン占星術と呼びますが、こういった始原図のほかにも春分図や新月図には、その国に起こる重要な出来事や運気が隠されている事があります。
始原図にはその国の特性、資質、対外的に打ち出す姿勢の様なものが表れるようです。
戦前と戦後の日本は大きく変わりましたが、それはチャートにも表れています。
戦前の日本は、大日本帝国憲法が公布された1889年2月11日で観ます。
まず目立つのは1室に冥王星と海王星の合です。
そもそも太陽系の一番外側の天体が合になることなど極めて珍しく、500年に一回という大変希有なアスペクトなのです。この組み合わせはとても深いトランス状態、霊的な作用を表します。何か神がかり的な、現実感覚からかけ離れた精神性を国民が持っていた、といった事に他なりません。
日本は神に守られし国であり神風を吹かせたり、天皇は神代の世界から参った神の子孫であるとか本気で信じているといったような配置です。
そして太陽、月、天王星はグランドトリン。2室月、6室天王星、10室太陽という非常に発展的で楽観的な配置ですが、マンデンでは6室は国防という意味での軍隊を表すのです。
これは国家と国民が一団となって、近代化された軍事政権の国家を目指していたという事を表しています。
明治維新からあまり年数がたたないうちに外国の列強と肩を並べ、日清戦争を起こしてしまったのもこの大いなる野望を持ったトラインがあってこそなのです。
また2室月は8室木星とオポで、それに対して11室火星がTスクエア。やり過ぎ行き過ぎ、怖いもの無しで限度を知らず、積極的に自国の富を追い求めていくような配置です。
こうした抜群の力を持ち発展力のあった大日本帝国もその太陽に土星が180度の配置を持っていましたが、実はここがウィークポイントになっていました。
4室の土星は国土を表し災害などにより土台が根こそぎ崩される危険性を秘めていました。
このウィークポイントとも言える土星にトランシット冥王星が重なった時、敗戦と原爆投下が起きていたのです。生命力とも言える太陽とも180度で、これは今までの日本のあり方を根底から覆されるものでした。
一旦このように壊滅してから新しく日本と言う国が再生したのも、この冥王星の作用に他ならないのです。
また第二次世界大戦の時の首相、東条英機のネイタル冥王星がトランシットの天王星、土星と合、大日本帝国図でのプログレス天王星とオポで一直線に並んでいたとあって、このように一国の首相が持っている天体の配置も加担すると、かなりの爆発力になってしまうのです。
現在の日本は、日本国憲法、通称平和憲法が公布された1946年11月3日で観ます。
特徴は国民を表す１室に月があり、非常に受動的で、国民が女性的な考え方、感情的で受身であるという事。国民の代表者としても女性の声が幅を利かせ、消費動向にしても女性がカギを握っています。
また甘えの構造が社会の基本部分にあって、感情の絆を大切にする日本人は、ビジネスの面でも一緒に飲み交わし絆を作ってから契約をする等、接待の習慣にもそれが表れていると思います。
しかしこの月は、7室の土星と合した冥王星と180度関係です。
冥王星は7室から強制的な圧力を月に与えるので、日本国民は常に対外的には弱気な姿勢を取らざる得ないのです。
これは過去に日本が受けた傷に起因しています。外交政策にしても強く打ち出すことができず、おどおどしている印象があり、何もしていなくても一方的に謝ってしまうような弱気な月です。
月はとても人懐っこいのに、冥王星と土星の圧力によって何か押さえつけられた気分で、結果黙々と仕事をし真面目で勤勉になるといった風な印象です。
この180度関係は恐怖とも言えるトラウマも表し、実は原爆、敗戦といった過去日本人が経験した傷そのものなのです。これは消せないし、これからも消してはいけないものとして日本人の心に刻まれていくものだと思います。
また月は5室天王星と120度。水瓶座の月なのでなおさら天王星の意味が強くなります。
月（民間）で発達した、機械工業、ハイテク機械等の物作りが、未来に先駆ける先進国として発達してきました。
日本は科学技術がとても躍進しています。
8室を諸外国との経済のやり取りという面で見ると海王星があり、日本の経済は原油を買い取り石油に頼って様々な興業を起こしているので、これも意味が一致しています。
蠍座太陽は木星と合して9室。太陽は権力者、支配者、王を意味しますが、首相、政治家など10室で観るのに対し9室ですので、宗教的な意味合いとして権力者が位置付けられているのです。
これはやはり天皇を意味していて木星もあり保護はされてはいますが、7室の土星冥王星からはスクエアですのでGHQから権力を剥奪され、機能としては日本の象徴として位置付けられました。
政府、政策の10室には動きの速い火星、金星、水星があります。明るいエネルギーに満ちてはいるものの、少々世俗的で時流に流されやすく確固たる信念が希薄になりがちかもしれません。
政権もころころ変わるし、民間の意志も他国と比べ反映されやすいものの、歴史の古い国にしては国政の威厳と言う面では多少物足りない感じがします。
しかしこの水星金星はオーブを広く取れば土星、冥王星とトラインです。いうなれば粘り強さと不屈の精神を秘めているという事になります。何度か挫折を繰り返しても、粘り強い努力によって必ず蘇る事ができるという配置です。
このように強気の戦前の日本と、弱気な日本という図がチャートにも出ているのですが、これは次の大幅な憲法改定の時まで引き継がれるのです。
トランシット、プログレスなどで観ていけばこの国の未来予測も可能な事なのかも知れません
木星と土星で観る2011年の運勢（２） [ホロスコープ]
前回に続いて、土星が入ったハウスで今年の運勢を観ます
試練の天体土星は、入ったハウスにおいて責任や忍耐、努力の必要性を与えますが、安定性を持つには必要不可欠な天体です。
土星は入ったハウスの意味に対して確実にするため、最初ある事柄をゆすぶり問題提起をします。
そしてその問題のある場所を、本人の気付きと努力によって改善させ、安定した確実なものにしていくのです。
土星を不幸な天体と考えるのは、最初のゆすぶりで壊れたままにしてしまった段階だけを見て言っているという事なのです。
なので起こった問題に対しては、成長課題と考え、反省の中から学んでいくのが良いと思います。
ハウスとの相性は、やはり現実的な2室6室10室が本領発揮という事になります。
通ったハウスやサインの意味は、やはりへこむといった事が多いでしょう。
盛り上がりはありませんが、最悪とまでいかないといった風になります。
今年の土星は天秤座を通過中、中ほどで折り返すように逆行が始まり、10度位で順行に戻ります。
1室にある時
個人の生き方を土星の基準に合わせようとするため、だいたいがそれに見合わないので息苦しく感じます。
適度な妥協がないため要領が悪くなりがちです。
生き方に厳しさが出てきて、自分で自分に課題を出すといったようなことも。
硬めの、少し怖い印象を持たれることもあります。
この時期は尊敬する人物や規範を求め、それに則ってルールに従ってしまう方が、土星が一周する29年後までこの生き方が続けられるので良いのです。
なのでどういう方向に向けるかが肝心な時です。
心身とも健康には注意する時期です。
2室にある時
土星は、安定した収入を得るためには、どこが問題なのかを提示してきます。
その中で、結果的に金額は多くなくてもコツコツと定期的に得られる収入を目指そうとするでしょう。
経済管理、金銭的な面でシビアさが生まれます。
家計簿をキッチリ付けたり、1円でも安いスーパーに走るといった事も。
平凡な毎日の繰り返しが、逆にこの時期の安心感に繋がったりします。
自分の感性、本能的な部分は抑制する傾向にあるでしょう。
3室にある時
こうあるべきという姿を土星が提示するので、知的活動に関して何らかのコンプレックスを抱かせるという事があります。
また、興味の範囲が狭くなり不活発になった気がするのですが、そうすることで一つの事が長続きするのです。
土星は決まったことだけを行い予定外なものをカットしていくので、いつもは図書館で寄り道するように、いろんな本を手に取るといった人でも、予定の本だけしか読まないといった風です。
集中して辛抱強く勉強に取り組みたい人には、最適な時期と言えるかも知れません。
土星は社会的な天体なので社会学、ビジネス学を学んだり、国家資格の勉強をするのに良い時期です。
4室にある時
家や家族に拘束されやすい時期です。
何か家族に問題が起き、家にいなくてはならないとか家族に対する義務が発生しやすいのです。
土星は老人も意味しますので、介護問題が起きるかも知れません。
感情の動きはクールで、また気持ちが表出できずに溜めてしまうかもしれません。
土星の安定や、形にするといった事から住居を決める＝家を購入するといった事もあります。
5室にある時
趣味が古風になったり、型にはまった様式的なものが入るでしょう。
伝統的で正統派といったようなお茶や生け花といった古いものに関心がいきます。
5室という一方的な気分の盛り上がりの場所で、土星といったようなあまり個性的ではない社会に適応した天体が入ってきますと、やはり社会性を意識せざるを得ない気分になっていきます。
その結果、普段ワガママな人でも気持ちが萎縮したり、冒険心が削がれるといった風になるでしょう。
しかし現実的で社会的な自己表現という事で、会社を作りだす人もいます。
6室にある時
いつもはマメに働かない人でも、規則的に働けるといった事になります。
土星は気分によって左右されない天体ですので気分が乗らなくても、とりあえず続けていけるのです。
しかし無理をして体を壊さないように。
土星は冷やす作用がありますで、病気にも注意が必要です。
体も硬くなりがちですので、ストレッチなどでほぐしたり、温めたりするようにして下さい。
規則的な健康管理も出来やすいので、食事の管理などこの時期に習慣づけをすると良いと思います。
ジムへ行くなど決まった習慣を作るのに良いと思います。
7室にある時
対人関係においてのルール作りの時期です。
対人関係で、土星は将来において必要ないと思った相手には、例えばトラブルといったような問題を起こさせ関係を断たせようとします。
いらない関係は整理して切ってしまうのです。この時期を境に関係が自然解消されることもあります。
また社会的な活動の始まり、デビューの場所ですので、気をつけなければいけない場所でもあります。
環境が厳しく、非難されたり文句を言われたり、駄目出しを受けやすい時期なのです。
歓迎されにくいかもしれません。
しかし他人から見た自分の姿を明確にしたり、社会的な自分を形作っていくという事でもありますから、今後の社会的な方向性も決まってくるでしょう。
土星は外側からの要請、必ずしも好みでなくても立場をキチンと作りなさいという事をいってくるのです。
また人から見て自分はどう映るのか、そういった視線で見ていきますので、おのずと自己評価は低くなりがちです。
8室にある時
水の象意である心理的なハウス、４、８、１２室に、硬い土星が入ると抑圧されたたように感じられます。
他者との関係や深入りが、やはり心情を伴わない事務的で機械的なものになっていきます。
本当は冷たくない人でも、そっけなくなることも。
人の気持ちがあまり見えてこなくなります。
しかし逆を言えば、気分を介入させない淡々とした関係が続けられるといった事でもあります。
土星が表すところの、お年寄りや年長者、古い伝統といった事で、受け継ぐものがあるかもしれません。
配偶者の収入が減るといった事もあるかもしれません。
9室にある時
何かを学び、研究するといった事が継続できます。
気分が盛り上がって熱中して取り組むといった事ではなくて、規則的に気分の変動もなく続けられるのです。
土星のある期間にこういった習慣を身につける事ができれば、去った後も自信がついてまだ続けることができます。
しかし土星は高望み出来ない天体なので、そこそこの結果しか出してくれませんから、試験などある場合は大きな期待はできません。
自分にふさわしい実力にあった結果が出るという事です。
こつこつ勉強をしても結果を出すのに時間がかかる、遅れるといった意味になります。
10室にある時
土星のナチュラルハウスなので馴染みやすく、困難な状況というよりも、土星の良い面の継続した安定性を最も発揮させやすい場所です。
例えば仕事の面では、役職に就くなど責任ができ、忍耐力を持ち気分にも左右されずこなさなくてはいけない状況が出てきます。
しかしここで状況を安定させ、社会的地位を確立させるのです。
社会的な面の自己像は、まじめで責任感が強くキチンとしているのでそのように振舞うでしょう。
一度確立したものはその後も継続し長続きします。
11室にある時
11室は未来に関してのハウスです。
未来に対してのビジョンが明確になると、人はそれに向けて努力したり準備できるので、このビジョンは現実にあるものではないですが大切な財産です。
ビジョンがあるのとないのとでは生き方に違いがでてきます。
土星が入ると、現実的具体的に将来のイメージを決めていきます。
夢のような大きな未来ではなく地道な未来を思い描きやすくなります。
土星の実際的であるテーマ、例えば、ビジネスや歴史などに関係したテーマで、人が集まるといった風になるでしょう。
12室にある時
12室は魚座のナチュラルハウス、水の柔軟サインなので土星の持つ性質とは最も性質が合わない場所です。
扱いが難しいといわれる海王星と土星のコンビにも共通して言えることですが、内側からのアイデア、自由な発想、想像力が働きにくくなります。
鬱状態、落ち込み、心の中に不安を抱えている人は、重くのしかかってくることもあるかもしれません。
心の迷路に迷い込んだような気分になるでしょう。
しかし良く考えれば、最も形にしにくく扱いづらいハウスの使い方を、ここで確立できるかもしれません。
心の修行、あまり人にも会わない時期ですが、浄化するのに適した期間と言えます。
自分の中の、もやもやとした不安や悩みに根本から向き合い意識化してそれに取り組む。
悩みが迷宮入りという事にならないようにしましょう。
ここは最後のハウスです。
何か取り残したり、悩みと向き合わず過ごしてしまうと再び表面化してきますので、ここでは漠然と恐れていたものと対決する必要があります。
次の出発に向けて持ちこさずクリアにして行きましょう。
土星の通過したハウスは、定期的な点検、ダメ出しを受けるのと同じです。
一般的に木星は歓迎されますが、木星の発展、膨張という状況ばかりでは収拾がつかなくなってしまう恐れもあります。
いらないものは切って捨てる、キチンと整理する。
シビアさも生きていく上では必要不可欠です。
スッキリとルールに乗った生き方、気分に左右されず継続できる力を与えてくれる土星は、考え方によっては大変ありがたい天体なのです。
優しい先生ばかりだと生徒も怠けますよね。
土星先生からは学ぶことが多くて宿題もてんこ盛りですが、頑張っていきましょう
試練の天体土星は、入ったハウスにおいて責任や忍耐、努力の必要性を与えますが、安定性を持つには必要不可欠な天体です。
土星は入ったハウスの意味に対して確実にするため、最初ある事柄をゆすぶり問題提起をします。
そしてその問題のある場所を、本人の気付きと努力によって改善させ、安定した確実なものにしていくのです。
土星を不幸な天体と考えるのは、最初のゆすぶりで壊れたままにしてしまった段階だけを見て言っているという事なのです。
なので起こった問題に対しては、成長課題と考え、反省の中から学んでいくのが良いと思います。
ハウスとの相性は、やはり現実的な2室6室10室が本領発揮という事になります。
通ったハウスやサインの意味は、やはりへこむといった事が多いでしょう。
盛り上がりはありませんが、最悪とまでいかないといった風になります。
今年の土星は天秤座を通過中、中ほどで折り返すように逆行が始まり、10度位で順行に戻ります。
1室にある時
個人の生き方を土星の基準に合わせようとするため、だいたいがそれに見合わないので息苦しく感じます。
適度な妥協がないため要領が悪くなりがちです。
生き方に厳しさが出てきて、自分で自分に課題を出すといったようなことも。
硬めの、少し怖い印象を持たれることもあります。
この時期は尊敬する人物や規範を求め、それに則ってルールに従ってしまう方が、土星が一周する29年後までこの生き方が続けられるので良いのです。
なのでどういう方向に向けるかが肝心な時です。
心身とも健康には注意する時期です。
2室にある時
土星は、安定した収入を得るためには、どこが問題なのかを提示してきます。
その中で、結果的に金額は多くなくてもコツコツと定期的に得られる収入を目指そうとするでしょう。
経済管理、金銭的な面でシビアさが生まれます。
家計簿をキッチリ付けたり、1円でも安いスーパーに走るといった事も。
平凡な毎日の繰り返しが、逆にこの時期の安心感に繋がったりします。
自分の感性、本能的な部分は抑制する傾向にあるでしょう。
3室にある時
こうあるべきという姿を土星が提示するので、知的活動に関して何らかのコンプレックスを抱かせるという事があります。
また、興味の範囲が狭くなり不活発になった気がするのですが、そうすることで一つの事が長続きするのです。
土星は決まったことだけを行い予定外なものをカットしていくので、いつもは図書館で寄り道するように、いろんな本を手に取るといった人でも、予定の本だけしか読まないといった風です。
集中して辛抱強く勉強に取り組みたい人には、最適な時期と言えるかも知れません。
土星は社会的な天体なので社会学、ビジネス学を学んだり、国家資格の勉強をするのに良い時期です。
4室にある時
家や家族に拘束されやすい時期です。
何か家族に問題が起き、家にいなくてはならないとか家族に対する義務が発生しやすいのです。
土星は老人も意味しますので、介護問題が起きるかも知れません。
感情の動きはクールで、また気持ちが表出できずに溜めてしまうかもしれません。
土星の安定や、形にするといった事から住居を決める＝家を購入するといった事もあります。
5室にある時
趣味が古風になったり、型にはまった様式的なものが入るでしょう。
伝統的で正統派といったようなお茶や生け花といった古いものに関心がいきます。
5室という一方的な気分の盛り上がりの場所で、土星といったようなあまり個性的ではない社会に適応した天体が入ってきますと、やはり社会性を意識せざるを得ない気分になっていきます。
その結果、普段ワガママな人でも気持ちが萎縮したり、冒険心が削がれるといった風になるでしょう。
しかし現実的で社会的な自己表現という事で、会社を作りだす人もいます。
6室にある時
いつもはマメに働かない人でも、規則的に働けるといった事になります。
土星は気分によって左右されない天体ですので気分が乗らなくても、とりあえず続けていけるのです。
しかし無理をして体を壊さないように。
土星は冷やす作用がありますで、病気にも注意が必要です。
体も硬くなりがちですので、ストレッチなどでほぐしたり、温めたりするようにして下さい。
規則的な健康管理も出来やすいので、食事の管理などこの時期に習慣づけをすると良いと思います。
ジムへ行くなど決まった習慣を作るのに良いと思います。
7室にある時
対人関係においてのルール作りの時期です。
対人関係で、土星は将来において必要ないと思った相手には、例えばトラブルといったような問題を起こさせ関係を断たせようとします。
いらない関係は整理して切ってしまうのです。この時期を境に関係が自然解消されることもあります。
また社会的な活動の始まり、デビューの場所ですので、気をつけなければいけない場所でもあります。
環境が厳しく、非難されたり文句を言われたり、駄目出しを受けやすい時期なのです。
歓迎されにくいかもしれません。
しかし他人から見た自分の姿を明確にしたり、社会的な自分を形作っていくという事でもありますから、今後の社会的な方向性も決まってくるでしょう。
土星は外側からの要請、必ずしも好みでなくても立場をキチンと作りなさいという事をいってくるのです。
また人から見て自分はどう映るのか、そういった視線で見ていきますので、おのずと自己評価は低くなりがちです。
8室にある時
水の象意である心理的なハウス、４、８、１２室に、硬い土星が入ると抑圧されたたように感じられます。
他者との関係や深入りが、やはり心情を伴わない事務的で機械的なものになっていきます。
本当は冷たくない人でも、そっけなくなることも。
人の気持ちがあまり見えてこなくなります。
しかし逆を言えば、気分を介入させない淡々とした関係が続けられるといった事でもあります。
土星が表すところの、お年寄りや年長者、古い伝統といった事で、受け継ぐものがあるかもしれません。
配偶者の収入が減るといった事もあるかもしれません。
9室にある時
何かを学び、研究するといった事が継続できます。
気分が盛り上がって熱中して取り組むといった事ではなくて、規則的に気分の変動もなく続けられるのです。
土星のある期間にこういった習慣を身につける事ができれば、去った後も自信がついてまだ続けることができます。
しかし土星は高望み出来ない天体なので、そこそこの結果しか出してくれませんから、試験などある場合は大きな期待はできません。
自分にふさわしい実力にあった結果が出るという事です。
こつこつ勉強をしても結果を出すのに時間がかかる、遅れるといった意味になります。
10室にある時
土星のナチュラルハウスなので馴染みやすく、困難な状況というよりも、土星の良い面の継続した安定性を最も発揮させやすい場所です。
例えば仕事の面では、役職に就くなど責任ができ、忍耐力を持ち気分にも左右されずこなさなくてはいけない状況が出てきます。
しかしここで状況を安定させ、社会的地位を確立させるのです。
社会的な面の自己像は、まじめで責任感が強くキチンとしているのでそのように振舞うでしょう。
一度確立したものはその後も継続し長続きします。
11室にある時
11室は未来に関してのハウスです。
未来に対してのビジョンが明確になると、人はそれに向けて努力したり準備できるので、このビジョンは現実にあるものではないですが大切な財産です。
ビジョンがあるのとないのとでは生き方に違いがでてきます。
土星が入ると、現実的具体的に将来のイメージを決めていきます。
夢のような大きな未来ではなく地道な未来を思い描きやすくなります。
土星の実際的であるテーマ、例えば、ビジネスや歴史などに関係したテーマで、人が集まるといった風になるでしょう。
12室にある時
12室は魚座のナチュラルハウス、水の柔軟サインなので土星の持つ性質とは最も性質が合わない場所です。
扱いが難しいといわれる海王星と土星のコンビにも共通して言えることですが、内側からのアイデア、自由な発想、想像力が働きにくくなります。
鬱状態、落ち込み、心の中に不安を抱えている人は、重くのしかかってくることもあるかもしれません。
心の迷路に迷い込んだような気分になるでしょう。
しかし良く考えれば、最も形にしにくく扱いづらいハウスの使い方を、ここで確立できるかもしれません。
心の修行、あまり人にも会わない時期ですが、浄化するのに適した期間と言えます。
自分の中の、もやもやとした不安や悩みに根本から向き合い意識化してそれに取り組む。
悩みが迷宮入りという事にならないようにしましょう。
ここは最後のハウスです。
何か取り残したり、悩みと向き合わず過ごしてしまうと再び表面化してきますので、ここでは漠然と恐れていたものと対決する必要があります。
次の出発に向けて持ちこさずクリアにして行きましょう。
土星の通過したハウスは、定期的な点検、ダメ出しを受けるのと同じです。
一般的に木星は歓迎されますが、木星の発展、膨張という状況ばかりでは収拾がつかなくなってしまう恐れもあります。
いらないものは切って捨てる、キチンと整理する。
シビアさも生きていく上では必要不可欠です。
スッキリとルールに乗った生き方、気分に左右されず継続できる力を与えてくれる土星は、考え方によっては大変ありがたい天体なのです。
優しい先生ばかりだと生徒も怠けますよね。
土星先生からは学ぶことが多くて宿題もてんこ盛りですが、頑張っていきましょう
木星と土星で観る2011年の運勢（１） [ホロスコープ]
明けましておめでとうございます![[exclamation×2]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/160.gif)
新しい年になり、気分も新たに今年も頑張っていきたいと思います
年の始めですので気になる今年の運勢ですが、太陽星座で占う今年の運勢はすでに目にされていると思いますので、木星と土星がホロスコープのどこを通過しているかで観ていこうと思います。
未来予想をする時には、太陽、水星、金星、火星は月間、週間などの短期的な運勢を、月は毎日の運勢を観るのに使います。
木星は約1年で１サイン、土星は2年半で1サインを通過するので年運を観るのに便利なのです。
それより遠い天体は長い間同じ場所に影響を与え続けるので、人生にとっての大きな変わり目、転機を観る時に使います。
幸運の天体木星は、入ったハウスの意味にチャンスと発展を与えますが、膨張や拡大といった意味もあります。特に自己拡大と言った意味合いが持てる1室5室9室では居心地が良いのです。
しかしアスペクトによっては、良い意味も悪い意味も大げさにしてしまうため手放しで喜べる訳ではありません。
木星が入ると、リラックス、いい加減といった雰囲気にもなりますので、普段緊張している部分では、細かい事が気にならなくなり、寛容になるでしょう。
木星はお気楽天体ですので、使い方も意識しないとぼんやりしたまま何もなく通過してしまうので積極的に意味を取り入れたり使ったりしたいところです。
今年の木星の運行は、牡羊座を抜け、牡牛座10度位で逆行が始まり、0度まで戻っていきます。
1室にある時
本人の生き方に、のんびりとした雰囲気と、鷹揚とした貫禄が出てきます。
思った事が実現化しやすい時期。
大きな事を考えるようになり、楽天的で細かい事が気にならなくなります。
気が大きくなり、怖いもの知らずになる傾向も。
日頃ストレスがある人は緩和され、上手い発散法を見つけられます。
何か新しく始めたい人にとっては実行に移すチャンスです。
食べ過ぎによる体重増加は注意。
2室にある時
正当な方法での収入が増えます。
しかし稼ぐだけでなく使うという意味もあるので、太っ腹で気が大きくなり散財するかも知れません。
個人的に自由になるお金が増えるので、使う額が大きくなります。
以前から続けていたことは継続する事によってのちの成果に繋がります。
物を大切にしたり、五感を生かす事が良い結果に。
3室にある時
興味の方向が増大し、知的活動が活発化するでしょう。
例えば図書館で、目的の本を借りずいろいろな本を手に取り、あちらこちらと寄り道してしまうというように。
勉強やコミュニケーションもスムーズですが、
いろいろ増やし過ぎると結局時間の無駄だったという事もあるので注意。
また、旅行も頻繁に出かける機会があり、新しい出会い、ためになる発見や情報を得ることができます。
メールやＰＣでの情報交換もラッキーです。
4室にある時
感情面が豊かで活発になります。いつもより表現が大袈裟で涙もろくなるかも。
引っ越ししたい場合、いつもより良い条件で探せるでしょう。
こういった4室木星の時にすると、木星のリラックスした雰囲気が引っ越しをした後も続くので、
引っ越しをしたい人にとってチャンスと言えます。
仲間的な関係の人、家族的な付き合いのできる人が増えます。
また家にいて楽しい時間が過ごせます。
5室にある時
楽しみごとを木星が増大させるので、マイブーム的な楽しみを堪能できます。
周りの反応はあまり気にしなくなるので、個人的に盛り上がれる事、趣味、道楽的な事に対して
心行くまで楽しむ事ができるでしょう。
自己表現が派手になりやすく、いろんなファッションも楽しめます。
恋愛でも好きな気持ちが盛り上がります。行動範囲を広げてぜひチャンスを掴んで下さい。
子宝にも恵まれやすくなります。
6室にある時
6室では木星の効果は必ずしも適切と言えないかもしれません。
それは仕事の面で作業が増大拡大し過ぎて、アスペクトによっては危機に陥る人もいるかも知れないからです。
しかし基本は仕事環境に恵まれ、大企業にも縁が出来やすいでしょう。
収入等、待遇が良くなると言った事も。
勤務に関しては順応性が高まり、自分が受けに回り奉仕するという事でチャンスが増えます。
健康運が大幅に改善されたり、良い医者に巡り合うといった事もあります。
この機会に食事などの健康管理に気を使うとラッキーです。
7室にある時
社会的に発展する始めの地点ですので、木星によって良いきっかけが与えられそうです。
外からのチャンスが来やすくなり、相手は年長者、身分や地位の高い人といった風です。
特別な計らいを受けたり、えこひいきされやすい時期です。
寛容な人達に囲まれて認められやすくなります。
木星は増やす天体なので受けるものは拒まず、
自分も人にも寛容になるため、お付き合いが忙しすぎて大変になるかも知れません。
8室にある時
夫婦、恋人、友人等、対人関係はより密接で深いかかわりができ、甘え上手になります。
従属的な対人関係では、多くの利益が与えられメリットを生みます。
一方的に、欲しかったものやプレゼントを受ける機会も多いでしょう。
依存するだけでなく、される事も喜びであり、それについて寛容な気持ちになります。
深く関わった相手の気持ちに同化できるようになります。
収入を依存している人は、配偶者の収入が増えるといった事もあるかもしれません。
9室にある時
自分を 向上させるための、教養を高めるのにチャンスです。
チャレンジしたかったお稽古ごとやセミナーなどは、能力やセンス磨きに以上に収穫が多いでしょう。
身近ではない海外の事を学ぶと、スキルアップに繋がります。
そういった事で精神の充足感、高揚感が得られやすいでしょう。
試験にも有利、気が大きくなりあがりません。
精神が拡大するハウスですので、自己像が大きくなり自信を持ちます。
海外旅行に行くと、その中で見聞した事や体験は一生の宝になることも。
10室にある時
社会集団に参加するという事に関して、とても有利に公的なデビューができる時です。
自分を売り込むのに良い時期で、会社などでも認められやすいでしょう。
10室は山羊座が表すように、社会的な義務とも縁が深い場所なので、
社会的な立場においての役割や義務が増えるといった事でもあります。
仕事で言えばやって来ることは拒まず、仕事は増えるでしょう。
専業主婦の方でしたら社会的な繋がりが強くなって、
ＰＴＡ参加、町内会での役員といった事で忙しくなりますが、充実するでしょう。
ＭＣは社会的立場を表すので、未婚の女性は結婚するのに良い時期です。
11室にある時
未来に対する夢が広がる時。
将来の事を良く考えたり、ビジョンを育成する時なので、今すぐ役に立たなくても将来はこれをしたい、
というものを広げ準備するのに良い時期です。
いつもなら合わないような人とも接触することによって、
再発見があったり、将来の糸口が見えてきたりします。
そのお付き合いの中で、未来のイメージのヒントを掴めることがあります。
現在の本業からは関心が薄れやすい時期ですが、こういった友人が増えたり、グループ活動に参加する事は、
夢を実現するのに役に立つでしょう。
インターネットを介しての距離を置いたお付き合い、個性的な人とのお付き合いがラッキーです。
12室にある時
目に見えない領域の事に楽しみを見出すとラッキーです。
奉仕、ボランティア、寄付など善行も、大っぴらにではなく隠れて行います。
夢や瞑想、宗教、占いといったような心の世界、見えない世界の事に関して充足感を得られるでしょう。
心理的、情緒的な面で、深いリラックスを得られます。
直感を信じて動くとそれがチャンスに繋がったり、利益を生むこともあります。
これは人との接触が少ない程顕著だと思います。
人によってネイタル、アスペクト、その他環境などで現象が違ってくる事もご承知おき下さいね。
木星の入るハウスは、11年に一度のチャンスとも言えるのでぜひ生かして頂きたいと思います
新しい年になり、気分も新たに今年も頑張っていきたいと思います
年の始めですので気になる今年の運勢ですが、太陽星座で占う今年の運勢はすでに目にされていると思いますので、木星と土星がホロスコープのどこを通過しているかで観ていこうと思います。
未来予想をする時には、太陽、水星、金星、火星は月間、週間などの短期的な運勢を、月は毎日の運勢を観るのに使います。
木星は約1年で１サイン、土星は2年半で1サインを通過するので年運を観るのに便利なのです。
それより遠い天体は長い間同じ場所に影響を与え続けるので、人生にとっての大きな変わり目、転機を観る時に使います。
幸運の天体木星は、入ったハウスの意味にチャンスと発展を与えますが、膨張や拡大といった意味もあります。特に自己拡大と言った意味合いが持てる1室5室9室では居心地が良いのです。
しかしアスペクトによっては、良い意味も悪い意味も大げさにしてしまうため手放しで喜べる訳ではありません。
木星が入ると、リラックス、いい加減といった雰囲気にもなりますので、普段緊張している部分では、細かい事が気にならなくなり、寛容になるでしょう。
木星はお気楽天体ですので、使い方も意識しないとぼんやりしたまま何もなく通過してしまうので積極的に意味を取り入れたり使ったりしたいところです。
今年の木星の運行は、牡羊座を抜け、牡牛座10度位で逆行が始まり、0度まで戻っていきます。
1室にある時
本人の生き方に、のんびりとした雰囲気と、鷹揚とした貫禄が出てきます。
思った事が実現化しやすい時期。
大きな事を考えるようになり、楽天的で細かい事が気にならなくなります。
気が大きくなり、怖いもの知らずになる傾向も。
日頃ストレスがある人は緩和され、上手い発散法を見つけられます。
何か新しく始めたい人にとっては実行に移すチャンスです。
食べ過ぎによる体重増加は注意。
2室にある時
正当な方法での収入が増えます。
しかし稼ぐだけでなく使うという意味もあるので、太っ腹で気が大きくなり散財するかも知れません。
個人的に自由になるお金が増えるので、使う額が大きくなります。
以前から続けていたことは継続する事によってのちの成果に繋がります。
物を大切にしたり、五感を生かす事が良い結果に。
3室にある時
興味の方向が増大し、知的活動が活発化するでしょう。
例えば図書館で、目的の本を借りずいろいろな本を手に取り、あちらこちらと寄り道してしまうというように。
勉強やコミュニケーションもスムーズですが、
いろいろ増やし過ぎると結局時間の無駄だったという事もあるので注意。
また、旅行も頻繁に出かける機会があり、新しい出会い、ためになる発見や情報を得ることができます。
メールやＰＣでの情報交換もラッキーです。
4室にある時
感情面が豊かで活発になります。いつもより表現が大袈裟で涙もろくなるかも。
引っ越ししたい場合、いつもより良い条件で探せるでしょう。
こういった4室木星の時にすると、木星のリラックスした雰囲気が引っ越しをした後も続くので、
引っ越しをしたい人にとってチャンスと言えます。
仲間的な関係の人、家族的な付き合いのできる人が増えます。
また家にいて楽しい時間が過ごせます。
5室にある時
楽しみごとを木星が増大させるので、マイブーム的な楽しみを堪能できます。
周りの反応はあまり気にしなくなるので、個人的に盛り上がれる事、趣味、道楽的な事に対して
心行くまで楽しむ事ができるでしょう。
自己表現が派手になりやすく、いろんなファッションも楽しめます。
恋愛でも好きな気持ちが盛り上がります。行動範囲を広げてぜひチャンスを掴んで下さい。
子宝にも恵まれやすくなります。
6室にある時
6室では木星の効果は必ずしも適切と言えないかもしれません。
それは仕事の面で作業が増大拡大し過ぎて、アスペクトによっては危機に陥る人もいるかも知れないからです。
しかし基本は仕事環境に恵まれ、大企業にも縁が出来やすいでしょう。
収入等、待遇が良くなると言った事も。
勤務に関しては順応性が高まり、自分が受けに回り奉仕するという事でチャンスが増えます。
健康運が大幅に改善されたり、良い医者に巡り合うといった事もあります。
この機会に食事などの健康管理に気を使うとラッキーです。
7室にある時
社会的に発展する始めの地点ですので、木星によって良いきっかけが与えられそうです。
外からのチャンスが来やすくなり、相手は年長者、身分や地位の高い人といった風です。
特別な計らいを受けたり、えこひいきされやすい時期です。
寛容な人達に囲まれて認められやすくなります。
木星は増やす天体なので受けるものは拒まず、
自分も人にも寛容になるため、お付き合いが忙しすぎて大変になるかも知れません。
8室にある時
夫婦、恋人、友人等、対人関係はより密接で深いかかわりができ、甘え上手になります。
従属的な対人関係では、多くの利益が与えられメリットを生みます。
一方的に、欲しかったものやプレゼントを受ける機会も多いでしょう。
依存するだけでなく、される事も喜びであり、それについて寛容な気持ちになります。
深く関わった相手の気持ちに同化できるようになります。
収入を依存している人は、配偶者の収入が増えるといった事もあるかもしれません。
9室にある時
自分を 向上させるための、教養を高めるのにチャンスです。
チャレンジしたかったお稽古ごとやセミナーなどは、能力やセンス磨きに以上に収穫が多いでしょう。
身近ではない海外の事を学ぶと、スキルアップに繋がります。
そういった事で精神の充足感、高揚感が得られやすいでしょう。
試験にも有利、気が大きくなりあがりません。
精神が拡大するハウスですので、自己像が大きくなり自信を持ちます。
海外旅行に行くと、その中で見聞した事や体験は一生の宝になることも。
10室にある時
社会集団に参加するという事に関して、とても有利に公的なデビューができる時です。
自分を売り込むのに良い時期で、会社などでも認められやすいでしょう。
10室は山羊座が表すように、社会的な義務とも縁が深い場所なので、
社会的な立場においての役割や義務が増えるといった事でもあります。
仕事で言えばやって来ることは拒まず、仕事は増えるでしょう。
専業主婦の方でしたら社会的な繋がりが強くなって、
ＰＴＡ参加、町内会での役員といった事で忙しくなりますが、充実するでしょう。
ＭＣは社会的立場を表すので、未婚の女性は結婚するのに良い時期です。
11室にある時
未来に対する夢が広がる時。
将来の事を良く考えたり、ビジョンを育成する時なので、今すぐ役に立たなくても将来はこれをしたい、
というものを広げ準備するのに良い時期です。
いつもなら合わないような人とも接触することによって、
再発見があったり、将来の糸口が見えてきたりします。
そのお付き合いの中で、未来のイメージのヒントを掴めることがあります。
現在の本業からは関心が薄れやすい時期ですが、こういった友人が増えたり、グループ活動に参加する事は、
夢を実現するのに役に立つでしょう。
インターネットを介しての距離を置いたお付き合い、個性的な人とのお付き合いがラッキーです。
12室にある時
目に見えない領域の事に楽しみを見出すとラッキーです。
奉仕、ボランティア、寄付など善行も、大っぴらにではなく隠れて行います。
夢や瞑想、宗教、占いといったような心の世界、見えない世界の事に関して充足感を得られるでしょう。
心理的、情緒的な面で、深いリラックスを得られます。
直感を信じて動くとそれがチャンスに繋がったり、利益を生むこともあります。
これは人との接触が少ない程顕著だと思います。
人によってネイタル、アスペクト、その他環境などで現象が違ってくる事もご承知おき下さいね。
木星の入るハウスは、11年に一度のチャンスとも言えるのでぜひ生かして頂きたいと思います
出生図からみる未来予想 [ホロスコープ]
ホロスコープで最も興味深いことは、何と言っても未来の出来事や、この先の好調不調、運勢の流れを知るという事ではないでしょうか。占いで一番知りたいのは未来予知と思われる方が多いのではないかと思います
出生図は人生における全ての出来事を表し、逆を言えば出生図にない事は起こらないというのが占星術の基本原則だそうです。出生図はその人の生まれ持った可能性を描いています。
例えばネイタルのチャートに2室6室10室に天体がグランドトリンをもっている人が、10室に動きの遅い強力なトランシット天体がコンジャクションすると、まるでスイッチが入ったかのように社会的な成功が現実として実現し、それ以降も地位は存続していけるでしょう。
またネイタルの2室、6室だけでもトラインであれば仕事による収入が発展するという意味ですので、トランシット天体の10室入りを利用すれば十分社会的に成功する可能性は高くなると思います。
ネイタルでこういったチャートを持っているという方は、チャンスをあらかじめ持って生まれてきたという事なのです。それ程でもない、いまいちパッとしないと思われる場合は、おそらくまだ天体の力にスイッチが入っていないのかも知れません。しかし大きなトランシット天体で刺激を受けたり、プログレスでその時期になると状況は変化するはずです。もちろんご自分の努力も大きいと言えるのですが。
逆にネイタルの2室6室10室に一つも天体がない人は、仕事で金銭を稼いだり、社会的地位を上げたいといった事にもともと興味を持たなかったりあまりエネルギーを注がない人が多いようです。生活のために働きもするといった感じでしょう。
しかし10室に天体が入った時にはにわかに野心に燃えて、仕事を始めたりする場合もありますが、やはりトランシットは一時的な影響ですのでハウスを抜けた時には興味が失せてしまうようです。ネイタルで仕事のハウスに天体を持つ人、持たない人の違いです。
結婚運などで見ますと、7室の意味も良くソフトアスペクトで固められている人は一時的なハードアスペクトが起きてもあまり深刻にはならないでしょう。
ただし普段から事が順調に運んでしまうため、深く考える機会がないままでいると、冥王星などの一生に一度あるかないかの一回性のアスペクトにかかった場合は、衝撃に慣れていないためショックというような体験になると思います。
反対にネイタルの太陽や月が、特定のものから離れる、分裂するといった意味の天王星とハードアスペクトであったり、7室に天王星が入っている場合はもともと離婚しやすい、離婚が出来るという素地を持って生まれています。しかしこれも可能性という事で、いくつものハードアスペクトが重なった時に実現化しやすいのです。
ネイタルの太陽、月、プログレス太陽などがトランシット天王星とコンジャクション、またはハードなアスペクトをとっている時期。ソフトアスペクトがなくハードアスペクトだけだったりノーアスの人はよく影響されます。
運命急変という事では絶大な冥王星と関わっている時期や、土星がＡＳＣ、ＩＣ、ＭＣなどポイントに来た時も運の変わり目ですのでそういった事が起きやすくなります。
結婚相手のチャートにもよるところが大きいのですが、もともと離婚運をお持ちの方はプログレスとトランシット両方がハードな期間はなにか起こると思って間違いなく要注意なのです。
しかし以前に人生が変わるくらいの出会いと別れ、人格が変容してしまうほどの別れなどを経験し印象が刻まれてしまうと、その出来事によって出生図に描かれてる事を消化してしまうという風になるので同じ事を繰り返さなくなるというのがあります。
その課題はもう終わったよという事なのです
出生図は人生における全ての出来事を表し、逆を言えば出生図にない事は起こらないというのが占星術の基本原則だそうです。出生図はその人の生まれ持った可能性を描いています。
例えばネイタルのチャートに2室6室10室に天体がグランドトリンをもっている人が、10室に動きの遅い強力なトランシット天体がコンジャクションすると、まるでスイッチが入ったかのように社会的な成功が現実として実現し、それ以降も地位は存続していけるでしょう。
またネイタルの2室、6室だけでもトラインであれば仕事による収入が発展するという意味ですので、トランシット天体の10室入りを利用すれば十分社会的に成功する可能性は高くなると思います。
ネイタルでこういったチャートを持っているという方は、チャンスをあらかじめ持って生まれてきたという事なのです。それ程でもない、いまいちパッとしないと思われる場合は、おそらくまだ天体の力にスイッチが入っていないのかも知れません。しかし大きなトランシット天体で刺激を受けたり、プログレスでその時期になると状況は変化するはずです。もちろんご自分の努力も大きいと言えるのですが。
逆にネイタルの2室6室10室に一つも天体がない人は、仕事で金銭を稼いだり、社会的地位を上げたいといった事にもともと興味を持たなかったりあまりエネルギーを注がない人が多いようです。生活のために働きもするといった感じでしょう。
しかし10室に天体が入った時にはにわかに野心に燃えて、仕事を始めたりする場合もありますが、やはりトランシットは一時的な影響ですのでハウスを抜けた時には興味が失せてしまうようです。ネイタルで仕事のハウスに天体を持つ人、持たない人の違いです。
結婚運などで見ますと、7室の意味も良くソフトアスペクトで固められている人は一時的なハードアスペクトが起きてもあまり深刻にはならないでしょう。
ただし普段から事が順調に運んでしまうため、深く考える機会がないままでいると、冥王星などの一生に一度あるかないかの一回性のアスペクトにかかった場合は、衝撃に慣れていないためショックというような体験になると思います。
反対にネイタルの太陽や月が、特定のものから離れる、分裂するといった意味の天王星とハードアスペクトであったり、7室に天王星が入っている場合はもともと離婚しやすい、離婚が出来るという素地を持って生まれています。しかしこれも可能性という事で、いくつものハードアスペクトが重なった時に実現化しやすいのです。
ネイタルの太陽、月、プログレス太陽などがトランシット天王星とコンジャクション、またはハードなアスペクトをとっている時期。ソフトアスペクトがなくハードアスペクトだけだったりノーアスの人はよく影響されます。
運命急変という事では絶大な冥王星と関わっている時期や、土星がＡＳＣ、ＩＣ、ＭＣなどポイントに来た時も運の変わり目ですのでそういった事が起きやすくなります。
結婚相手のチャートにもよるところが大きいのですが、もともと離婚運をお持ちの方はプログレスとトランシット両方がハードな期間はなにか起こると思って間違いなく要注意なのです。
しかし以前に人生が変わるくらいの出会いと別れ、人格が変容してしまうほどの別れなどを経験し印象が刻まれてしまうと、その出来事によって出生図に描かれてる事を消化してしまうという風になるので同じ事を繰り返さなくなるというのがあります。
その課題はもう終わったよという事なのです
海老蔵さんの事件 [ホロスコープ]
海老蔵さんの事件は犯人もつかまらず、なかなか収束が付かないようですが、ニュースでは毎日のように海老蔵さんに対する醜態ともとれる行動が書かれ気になってしまいます
そこで事件当日のトランシット中心に、海老蔵さんのチャートを検証してみる事にしました。
11月25日家に着いてから警察に連絡をしたとの事で、事件があったのは11月2４日夜半過ぎと思われます。
海老蔵さんは1977年12月6日生まれ、太陽は吉座相が多く基本的には運の良い人なのですが、このような事件ですので凶座相に着目していきますと、ネイタルでは天王星と火星がスクエア、衝動的な行為によって険悪な事態や、突発事故を招くような素地を持っています。
また水星と木星のオポジョンは、ビッグマウス。事実かどうか分からない事でも自信たっぷりな言動で、回りからは細かい神経が届かない厚顔無礼な人柄と映ります。考えなしに浮かんだ事は何でも口に出てしまう、大変ストレートな人です。多弁で余計な事を押し付けがましくしゃべるという風になるでしょう。
こういった凶座相に力の強い天体が関わった時、もともとのダイナミックな部分がハードに刺激された時、大きな事件が起こりやすいのです。
この場合もＮ水星の上にトランシットの冥王星が張り付くようにコンジャクションしていました。
Ｔ冥王星にＮ水星が0度、Ｎ木星が180度という配置です。
またプログレスの月もＮ水星に乗っていて、一層そういった性質が強まっていた時期でした。
海老蔵さんの木星は蟹座ですが、自分の家系やルーツに対する誇りや幸せを感じやすくそれに浴している人ほど、他の人に対して無関心だったりわがままな態度をとってしまうという事があります。
射手座生まれの海老蔵さんは太陽のほかに、金星、海王星も射手座。
海老蔵さんにとって木星はとても重要で影響を与える天体です。
そういった木星に対して冥王星が180°、これはキングメーカーと呼ばれるアスペクトなのですが凶座相なので、自分が法であるといってはばからないような傍若無人さ、不敬罪を生み出します。
権力、パワーへの強い執念、木星とのオポジョンは悪趣味なほどの慇懃無礼さを引き起こします。
またＮ水星とＴ冥王星が0度も、そういった権力に対しての執拗なこだわりを持ち、徹底的に人に対して押し付けてしまいがちです。攻撃心も強くでてしまうでしょう。
このような配置が元々1年ぐらい前からあったのですが、なぜこの日に？といった事ですが、事件のその瞬間トランシットの月がまさに引き金になっていました。
冥王星は動きが遅いので、水星の上で長い事とどまっている時はまるでエネルギーを溜めているかの様であったと思います。しかしひたひたと根回し的に水面下で、無意識の中で動いていたのだと思います。
そしてついに蟹座のトランシット月がＴ冥王星と180度、まさにＮ水星とＮ木星のオポジョンの上にピッタリ重なった24日の夜半過ぎ事件は勃発したのです。
動きの速い月は、個人の意識には届きにくい冥王星の力を具現化してしまう運び屋として、まさに引き金になってしまったようです。
そのほかにも天秤座のトランシット土星の位置も事件を起こす可能性を大きくしました。
海老蔵さんの月は天秤座、正午生まれとすると11度、Ｎ冥王星は16度のコンジャクションで、極端な感情体験をしやすい配置です。この日Ｔ土星は１４度、この配置にほぼ重なっていました。
土星と冥王星のコンビは、時に救いのないような困難で不運な出来事をも表します。
これがネイタルの月に重なっていれば精神面でも肉体面でも、傷付く事件が起きても不思議ではないでしょう。
またトランシット図では魚座天王星木星合が、射手座水星火星合とスクエア。
なにやらお酒の席で頭に血が上りやすくケンカが始まりそうな配置でした。
そこに海老蔵さんのプログレス水星も乗っていたのです。
言葉の行き違い、勘違い、最初から悪気はなかったのでしょうが、もともと水星と月のスクエア（時間は分からないので）気味なので気持ちと裏腹といった伝わり方をしてしまったのでしょう。
このようにトランシットは1つだけでなく2つ、3つと凶座相が重なるごとに、表面的な事件へと繋がり出来事を起こす可能性を高くしてしまいます。
冥王星は水星と木星を通して、今までの海老蔵さんのあり方への変革を迫ったのだと思います。
この事件によってこれまでの過去のスタイルを変えなければいけない事を余議なくされるでしょう。
被害者と言える立場ですが、大きな目で見れば自分が引き起こした事に違いなく気を付けていれば防げていたでしょう。今は苦しくもありますが、視点を変えれば新しい力が湧いてくることと思います。
この体験が生きれば、言葉の行き過ぎも控えめになるし、もっと大きな人として人望を集めると思います
そこで事件当日のトランシット中心に、海老蔵さんのチャートを検証してみる事にしました。
11月25日家に着いてから警察に連絡をしたとの事で、事件があったのは11月2４日夜半過ぎと思われます。
海老蔵さんは1977年12月6日生まれ、太陽は吉座相が多く基本的には運の良い人なのですが、このような事件ですので凶座相に着目していきますと、ネイタルでは天王星と火星がスクエア、衝動的な行為によって険悪な事態や、突発事故を招くような素地を持っています。
また水星と木星のオポジョンは、ビッグマウス。事実かどうか分からない事でも自信たっぷりな言動で、回りからは細かい神経が届かない厚顔無礼な人柄と映ります。考えなしに浮かんだ事は何でも口に出てしまう、大変ストレートな人です。多弁で余計な事を押し付けがましくしゃべるという風になるでしょう。
こういった凶座相に力の強い天体が関わった時、もともとのダイナミックな部分がハードに刺激された時、大きな事件が起こりやすいのです。
この場合もＮ水星の上にトランシットの冥王星が張り付くようにコンジャクションしていました。
Ｔ冥王星にＮ水星が0度、Ｎ木星が180度という配置です。
またプログレスの月もＮ水星に乗っていて、一層そういった性質が強まっていた時期でした。
海老蔵さんの木星は蟹座ですが、自分の家系やルーツに対する誇りや幸せを感じやすくそれに浴している人ほど、他の人に対して無関心だったりわがままな態度をとってしまうという事があります。
射手座生まれの海老蔵さんは太陽のほかに、金星、海王星も射手座。
海老蔵さんにとって木星はとても重要で影響を与える天体です。
そういった木星に対して冥王星が180°、これはキングメーカーと呼ばれるアスペクトなのですが凶座相なので、自分が法であるといってはばからないような傍若無人さ、不敬罪を生み出します。
権力、パワーへの強い執念、木星とのオポジョンは悪趣味なほどの慇懃無礼さを引き起こします。
またＮ水星とＴ冥王星が0度も、そういった権力に対しての執拗なこだわりを持ち、徹底的に人に対して押し付けてしまいがちです。攻撃心も強くでてしまうでしょう。
このような配置が元々1年ぐらい前からあったのですが、なぜこの日に？といった事ですが、事件のその瞬間トランシットの月がまさに引き金になっていました。
冥王星は動きが遅いので、水星の上で長い事とどまっている時はまるでエネルギーを溜めているかの様であったと思います。しかしひたひたと根回し的に水面下で、無意識の中で動いていたのだと思います。
そしてついに蟹座のトランシット月がＴ冥王星と180度、まさにＮ水星とＮ木星のオポジョンの上にピッタリ重なった24日の夜半過ぎ事件は勃発したのです。
動きの速い月は、個人の意識には届きにくい冥王星の力を具現化してしまう運び屋として、まさに引き金になってしまったようです。
そのほかにも天秤座のトランシット土星の位置も事件を起こす可能性を大きくしました。
海老蔵さんの月は天秤座、正午生まれとすると11度、Ｎ冥王星は16度のコンジャクションで、極端な感情体験をしやすい配置です。この日Ｔ土星は１４度、この配置にほぼ重なっていました。
土星と冥王星のコンビは、時に救いのないような困難で不運な出来事をも表します。
これがネイタルの月に重なっていれば精神面でも肉体面でも、傷付く事件が起きても不思議ではないでしょう。
またトランシット図では魚座天王星木星合が、射手座水星火星合とスクエア。
なにやらお酒の席で頭に血が上りやすくケンカが始まりそうな配置でした。
そこに海老蔵さんのプログレス水星も乗っていたのです。
言葉の行き違い、勘違い、最初から悪気はなかったのでしょうが、もともと水星と月のスクエア（時間は分からないので）気味なので気持ちと裏腹といった伝わり方をしてしまったのでしょう。
このようにトランシットは1つだけでなく2つ、3つと凶座相が重なるごとに、表面的な事件へと繋がり出来事を起こす可能性を高くしてしまいます。
冥王星は水星と木星を通して、今までの海老蔵さんのあり方への変革を迫ったのだと思います。
この事件によってこれまでの過去のスタイルを変えなければいけない事を余議なくされるでしょう。
被害者と言える立場ですが、大きな目で見れば自分が引き起こした事に違いなく気を付けていれば防げていたでしょう。今は苦しくもありますが、視点を変えれば新しい力が湧いてくることと思います。
この体験が生きれば、言葉の行き過ぎも控えめになるし、もっと大きな人として人望を集めると思います
タグ：海老蔵さんの事件
ままみのセルフ鑑定 [ホロスコープ]
＜相談者 ままみさん（４０代）＞
私の息子は来年受験なのですが、ここにきてぷつっとやる気が途絶えてしまいました。
何事もワンマンで、自分の意思で詰め込み式塾を選び頑張ってきました。
その成果で１学期は相当の伸びをみせ、本人も夜中過ぎまでガツガツと勉強しておりましたが、たびたび体調が悪くなり親としては成長期でもあるので心配でたまらず、文句ばかりを子供に言ってしまっていました。
しかし２学期からはペースも落ち、睡眠不足もなく体調での不安もなくなってきたのですが、つい先日この時期に来てやる気出ないし学校のレベルを下げるからいいや、などと突然投げやりな事を言い始めました。
本人の中では頑張りたいというやる気と、以前から若干あったというどうでもいい気持ちの均衡が崩れ、そのようになったのだと言います。
本人も前のようなやる気のある時に戻りたい、このやる気の無さはどうしようもないというまでになってしまいました。。
将来はＴ大に入り量子物理学、光触媒などの研究をするのが夢、そのために上位進学校をと一人で頑張ってきたのにこの変わりようは！と夫婦ともショックです。
なぜこの時期に？？という気持ちでいっぱいです。
私はやる気のあった子供が突然変わってしまったことに対する喪失感と、反省する気持で胸がいっぱいになり以前の頑張っている姿がどれだけありがたかったか、頼もしかったか今になってやっと分かるようになりました。
早く寝ないこと、やることが遅いこと、ガミガミ言い過ぎて子供の夢に対して無理だろうと理解を示して上げられませんでした。
寝不足を怒り、無理にいい学校に入れとは一言も言ってないという風に叱り思えばやる気を奪っていたのではと思っています。
今後この子はどのようになっていくのでしょうか。
＜回答者 ままみ＞
変容や喪失感をもたらしやすいのは冥王星のハードですが、現在ままみさんの５室金星にトランシットの冥王星がタイトに１８０度でアスペクトしています。
５室ですのでままみさんの場合、お子さんに関する事でそういった体験が起こってしまったのだと思います。
冥王星は一度ショックな体験があって、その物事の性質が変わり別の性質に変化させられるというのがあります。きっとままみさんはお子さんに対する考え方、気持ちなどが、こういった体験を経て強制的に変化せざる得ない状況になっていくのだと思います。
お子さんがそう発言された時期はまさに冥王星とタイトでしたが、１２月初旬から徐々に離れていきます。
冥王星は行ったり来たり繰り返しますので、事は一回で収まるというわけではありません。
無意識に働きかけるので気が付いたらそうなっていたという風で、完全に影響から抜け切るのは金星から３度以上離れた来年の秋以降ということでしょうか。
なので変化は高校入学後も続くという事です。抜け切る時が一番影響が強く出ることもありますので、お子さんの成長の過程と考え、どっしりとした気持ちでなんでも受け止められる位の強い気持ちでいる方が良いと思います。
冥王星は大変動きが遅いので、このアスペクトは一生に一度です。
逆を言えばこういった事が無ければ、お子さんの頑張りのありがたさ、あっけないほどやる気が失せたお子さんの心の寂しさが分からなかったのではないでしょうか。
この冥王星はままみさんのセレス、テイルとも合。
なにかお子さんの事について、おざなりにしてきたりおろそかにしてきた事の結果が表面化しやすい時期です。
今までの習慣で深く考えてこられなかったのであれば、親と子の関係を捉えなおすチャンスという風に考えて下さい。
それにこのＴ冥王星はＮ金星と１８０度だけではなく他の天体とも合わせて観れば、ミスティックレクタングルという１２０度と６０度の吉角の組み合わせを作ります。
これは物事の総合化を図るという意味で、この体験がお子さんとの事だけでなくままみさんの人格や、人間関係の面で良い変化を起こすような深い教訓を与えてくれるというように読めます。
しかしやはり冥王星、軽く考えていると思わぬ深刻な事態を招かないとも限りません。
良い状況へ導けるかどうかは心がけ次第なので気を抜かないで頂きたいと思います。
またままみさんの５室金星は蟹座、子供を鍛え上げるというよりは過酷な目に遭わせたくない、いつも健康でニコニコしていて欲しいと守ってしまう方へ傾きがちです。要するに過保護なのです。
お子さんの月は木星と１８０度。お母さんは間違った保護をしやすいという事です。
助けて欲しいところで気が付かなかったり突っぱねたり、逆に必要のないところで手助けをして本人のためにならなかったりしてしまう可能性があります。
また蟹座は過去の感情も引きずるため、あの時もっと気持ちや夢を受け入れ後押ししてあげればよかったなどと後悔しがちで、余計に感傷的になって喪失感が強まるのだと思います。
一方ご主人の５室にもＴ冥王星が、１８０度にＮ火星がありますのでご夫婦で一致し、これはますます意味が強くなります。
お子さんに関してですが、健康面で心配であったという１学期ごろは確かに勉強の３室にＴ冥王星、健康、使命感の６室にＴ天王星、木星の合、無意識の１２室には土星が組んでいてＴスクエアで締め付けていました。
強制的に勉強をしなければならないという義務感のようなものが起こってきたのもうなづけます。
それもプログレスの月の上にＴ冥王星が乗っていたので、なおさら限界まで力を出し切ろうとしてしまったのだと思います。
しかしこれも９月頃とけて、お子さんの緊張も緩んだのでしょう。
また現在プログレスの月は３室で一番底辺の、孤独に闘っている気持ちだけが強い時期です。
全く光の当たらない下へ下へと下がる一方のこの時期、誰でも自分が嫌になってくるので、不安感との戦いになります。
この時期は目標を持って進んできた人も、何のために？と自問を繰り返すようになり投げやりになりやすいのです。
しかし来年１１月頃にＩＣを抜け４室へ、ようやく上昇し始めます。
このころから頑なにひとりで戦っているという感覚は終わり、仲間や家族といることに安心し気持ちも楽になっていきます。そして徐々に前向きな気持ちややる気を見せてくれるのではないでしょうか。
また年齢域ではお誕生日が９月という事で、気持ち的に変化があったという時期が水星から金星への移行の時期にほぼ重なっていました。
水星は１室で、ストレートで目立つもの自分の個性や才能を前面に押し出していく力が強かったのですが、それに対し金星は１２室で打って変わって見えないもの、精神世界に重きを置いて本当に大切なことは人にも見せず聖域にしたがるような生き方になっていきます。
そのギャップが大きく過渡期という事で何かと問題が起こるのだと思います。
アスペクトの方でも水星は双子座の月と１２０度、海王星９０度と飽きやすく気分によってふわふわしているようなイメージから、金星は太陽と合、３つのトランスサタニアンと小三角というのを見ると、こちらの方が断然しっかりとした安定感があります。
しかし太陽とともに１２室なので見えないものへの探求心が強く、目立つのを嫌い自分ひとりの時間を大切にして好きな事に没頭するという風にはなりやすいです。
それを考えるとまんざらお子さんの研究者になりたいという夢も的外れではありません。ＭＣのカスプの支配星、月は９室へ、３室のカスプの支配星木星は２室です。社会的な看板は学術、教育、勉強といったことで、またそういった事で金銭を稼ぐ人という風にも読めます。
また九星でも五黄、乾宮傾斜、日干は庚で 剛金です。
確かになんでも自分が中心、プライドが高く頑固で人の言う事をあまり聞かないといったタイプでしょう。
鋭い鋼のようなイメージで、金は材質として強く剛健なのですが柔軟性が無いのでまともにぶつかると意外と壊れやすいのです。
考え方に柔軟性がないため、案外簡単に折れたりやめたりといった風になる場合もあります。
なのでもう少し、融通を利かせ人の言う事もよく汲むという風にした方が成功します。
今年は庚寅、余計にそういった性質が強まってしまう年でした。
しかし五行で火に遭うと屈強な金が程良く鍛錬されますので、そういった年には人格も磨かれ向上し飛躍が期待できます。
無理にやる気を引き出すのでは、自主自立の星を持つ性質から反発も考えられます。
五黄土星は来年からは震宮に回座し、３年間と長かった厄年も抜けられ日の目を見るような運気になります。
占星術でも来年の秋以降はプログレスの月も上昇となりますので、お子さんは今が一番辛抱すべき時期なのでしょう。
時期が来ればきっと自分の夢に向かって生き生きとやる気を出してくれる底力があるので、ここは理解して今まで頑張ってきた分をほめて少しでもお子さんの気持ちが報われますよう、またそれによって一歩先へ進むことができますよう寄り添って暖かい気持ちで見てあげて下さい。
お子さんの夢は親御さんが一番信じてフォローしてあげなければいけないと感じます。
受験シーズンこれからまだ２カ月、体力気力を落とさずに来年は充実した春を迎えられるといいですね。
私の息子は来年受験なのですが、ここにきてぷつっとやる気が途絶えてしまいました。
何事もワンマンで、自分の意思で詰め込み式塾を選び頑張ってきました。
その成果で１学期は相当の伸びをみせ、本人も夜中過ぎまでガツガツと勉強しておりましたが、たびたび体調が悪くなり親としては成長期でもあるので心配でたまらず、文句ばかりを子供に言ってしまっていました。
しかし２学期からはペースも落ち、睡眠不足もなく体調での不安もなくなってきたのですが、つい先日この時期に来てやる気出ないし学校のレベルを下げるからいいや、などと突然投げやりな事を言い始めました。
本人の中では頑張りたいというやる気と、以前から若干あったというどうでもいい気持ちの均衡が崩れ、そのようになったのだと言います。
本人も前のようなやる気のある時に戻りたい、このやる気の無さはどうしようもないというまでになってしまいました。。
将来はＴ大に入り量子物理学、光触媒などの研究をするのが夢、そのために上位進学校をと一人で頑張ってきたのにこの変わりようは！と夫婦ともショックです。
なぜこの時期に？？という気持ちでいっぱいです。
私はやる気のあった子供が突然変わってしまったことに対する喪失感と、反省する気持で胸がいっぱいになり以前の頑張っている姿がどれだけありがたかったか、頼もしかったか今になってやっと分かるようになりました。
早く寝ないこと、やることが遅いこと、ガミガミ言い過ぎて子供の夢に対して無理だろうと理解を示して上げられませんでした。
寝不足を怒り、無理にいい学校に入れとは一言も言ってないという風に叱り思えばやる気を奪っていたのではと思っています。
今後この子はどのようになっていくのでしょうか。
＜回答者 ままみ＞
変容や喪失感をもたらしやすいのは冥王星のハードですが、現在ままみさんの５室金星にトランシットの冥王星がタイトに１８０度でアスペクトしています。
５室ですのでままみさんの場合、お子さんに関する事でそういった体験が起こってしまったのだと思います。
冥王星は一度ショックな体験があって、その物事の性質が変わり別の性質に変化させられるというのがあります。きっとままみさんはお子さんに対する考え方、気持ちなどが、こういった体験を経て強制的に変化せざる得ない状況になっていくのだと思います。
お子さんがそう発言された時期はまさに冥王星とタイトでしたが、１２月初旬から徐々に離れていきます。
冥王星は行ったり来たり繰り返しますので、事は一回で収まるというわけではありません。
無意識に働きかけるので気が付いたらそうなっていたという風で、完全に影響から抜け切るのは金星から３度以上離れた来年の秋以降ということでしょうか。
なので変化は高校入学後も続くという事です。抜け切る時が一番影響が強く出ることもありますので、お子さんの成長の過程と考え、どっしりとした気持ちでなんでも受け止められる位の強い気持ちでいる方が良いと思います。
冥王星は大変動きが遅いので、このアスペクトは一生に一度です。
逆を言えばこういった事が無ければ、お子さんの頑張りのありがたさ、あっけないほどやる気が失せたお子さんの心の寂しさが分からなかったのではないでしょうか。
この冥王星はままみさんのセレス、テイルとも合。
なにかお子さんの事について、おざなりにしてきたりおろそかにしてきた事の結果が表面化しやすい時期です。
今までの習慣で深く考えてこられなかったのであれば、親と子の関係を捉えなおすチャンスという風に考えて下さい。
それにこのＴ冥王星はＮ金星と１８０度だけではなく他の天体とも合わせて観れば、ミスティックレクタングルという１２０度と６０度の吉角の組み合わせを作ります。
これは物事の総合化を図るという意味で、この体験がお子さんとの事だけでなくままみさんの人格や、人間関係の面で良い変化を起こすような深い教訓を与えてくれるというように読めます。
しかしやはり冥王星、軽く考えていると思わぬ深刻な事態を招かないとも限りません。
良い状況へ導けるかどうかは心がけ次第なので気を抜かないで頂きたいと思います。
またままみさんの５室金星は蟹座、子供を鍛え上げるというよりは過酷な目に遭わせたくない、いつも健康でニコニコしていて欲しいと守ってしまう方へ傾きがちです。要するに過保護なのです。
お子さんの月は木星と１８０度。お母さんは間違った保護をしやすいという事です。
助けて欲しいところで気が付かなかったり突っぱねたり、逆に必要のないところで手助けをして本人のためにならなかったりしてしまう可能性があります。
また蟹座は過去の感情も引きずるため、あの時もっと気持ちや夢を受け入れ後押ししてあげればよかったなどと後悔しがちで、余計に感傷的になって喪失感が強まるのだと思います。
一方ご主人の５室にもＴ冥王星が、１８０度にＮ火星がありますのでご夫婦で一致し、これはますます意味が強くなります。
お子さんに関してですが、健康面で心配であったという１学期ごろは確かに勉強の３室にＴ冥王星、健康、使命感の６室にＴ天王星、木星の合、無意識の１２室には土星が組んでいてＴスクエアで締め付けていました。
強制的に勉強をしなければならないという義務感のようなものが起こってきたのもうなづけます。
それもプログレスの月の上にＴ冥王星が乗っていたので、なおさら限界まで力を出し切ろうとしてしまったのだと思います。
しかしこれも９月頃とけて、お子さんの緊張も緩んだのでしょう。
また現在プログレスの月は３室で一番底辺の、孤独に闘っている気持ちだけが強い時期です。
全く光の当たらない下へ下へと下がる一方のこの時期、誰でも自分が嫌になってくるので、不安感との戦いになります。
この時期は目標を持って進んできた人も、何のために？と自問を繰り返すようになり投げやりになりやすいのです。
しかし来年１１月頃にＩＣを抜け４室へ、ようやく上昇し始めます。
このころから頑なにひとりで戦っているという感覚は終わり、仲間や家族といることに安心し気持ちも楽になっていきます。そして徐々に前向きな気持ちややる気を見せてくれるのではないでしょうか。
また年齢域ではお誕生日が９月という事で、気持ち的に変化があったという時期が水星から金星への移行の時期にほぼ重なっていました。
水星は１室で、ストレートで目立つもの自分の個性や才能を前面に押し出していく力が強かったのですが、それに対し金星は１２室で打って変わって見えないもの、精神世界に重きを置いて本当に大切なことは人にも見せず聖域にしたがるような生き方になっていきます。
そのギャップが大きく過渡期という事で何かと問題が起こるのだと思います。
アスペクトの方でも水星は双子座の月と１２０度、海王星９０度と飽きやすく気分によってふわふわしているようなイメージから、金星は太陽と合、３つのトランスサタニアンと小三角というのを見ると、こちらの方が断然しっかりとした安定感があります。
しかし太陽とともに１２室なので見えないものへの探求心が強く、目立つのを嫌い自分ひとりの時間を大切にして好きな事に没頭するという風にはなりやすいです。
それを考えるとまんざらお子さんの研究者になりたいという夢も的外れではありません。ＭＣのカスプの支配星、月は９室へ、３室のカスプの支配星木星は２室です。社会的な看板は学術、教育、勉強といったことで、またそういった事で金銭を稼ぐ人という風にも読めます。
また九星でも五黄、乾宮傾斜、日干は庚で 剛金です。
確かになんでも自分が中心、プライドが高く頑固で人の言う事をあまり聞かないといったタイプでしょう。
鋭い鋼のようなイメージで、金は材質として強く剛健なのですが柔軟性が無いのでまともにぶつかると意外と壊れやすいのです。
考え方に柔軟性がないため、案外簡単に折れたりやめたりといった風になる場合もあります。
なのでもう少し、融通を利かせ人の言う事もよく汲むという風にした方が成功します。
今年は庚寅、余計にそういった性質が強まってしまう年でした。
しかし五行で火に遭うと屈強な金が程良く鍛錬されますので、そういった年には人格も磨かれ向上し飛躍が期待できます。
無理にやる気を引き出すのでは、自主自立の星を持つ性質から反発も考えられます。
五黄土星は来年からは震宮に回座し、３年間と長かった厄年も抜けられ日の目を見るような運気になります。
占星術でも来年の秋以降はプログレスの月も上昇となりますので、お子さんは今が一番辛抱すべき時期なのでしょう。
時期が来ればきっと自分の夢に向かって生き生きとやる気を出してくれる底力があるので、ここは理解して今まで頑張ってきた分をほめて少しでもお子さんの気持ちが報われますよう、またそれによって一歩先へ進むことができますよう寄り添って暖かい気持ちで見てあげて下さい。
お子さんの夢は親御さんが一番信じてフォローしてあげなければいけないと感じます。
受験シーズンこれからまだ２カ月、体力気力を落とさずに来年は充実した春を迎えられるといいですね。
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