SSブログ
ホロスコープ ブログトップ
前の10件 | 次の10件

周囲に振り回されやすい人のチャート [ホロスコープ]

パーソナルプラネット(太陽、月、水星、金星、火星)が柔軟宮に集中していると、すでに自分の意志が保ちにくく考え方が流動的になっていきます[ドコモ提供]

その中でも特に魚座はいろんなものと同調し結合するので、自分にあまり関係がないと思っても同化してしまいます。ここに人生の目標作りの太陽、感受性を表す月、神経を表す水星があれば敏感過ぎるくらい周囲の事に対して反応し過ぎるので、振り回されやすくなります。

さらに太陽がノーアスペクトでは安定した目標というものが作りづらく、月も新月直前では、個人的な事を優先させるより、何か奉仕的に生きなければいけないと考えてしまいやすいのです。自分の目標が明確でなく、周囲に敏感に反応してしまう、その結果ただでさえ弱い目標が振り回されるという事態になりやすいです。

これはハウスの場所によって、7室だったら対人関係、6室だったら職場での関わりでそのように出てきますので何か不条理な、非常に疲れる配置だと思います。こういった人はおそらく回りも、いらない事を言うと何か壊してしまいそう、というような印象を与え面倒くささを感じさせる可能性があります。

しかし蠍座、牡牛座、土星、冥王星、こういった鈍重なサインや天体がパーソナルプラネットに関わっていれば上のような振り回されやすい状況は少なくなるはずです。

それもない場合、人の人格とは1つではなくて可能性としていろいろな資質や面があると思うのですが、パーソナルな5つの天体が全て魚座に集合しているというのは少なくて、隣の水瓶座、牡羊座に天体があればこれを意識して使ってみると良いと思います。

理論的で筋を貫き通す水瓶座、積極的で戦闘的な牡羊座、こういったサインに天体があれば、こういった性質も持っているのです。

自分の人格を魚座の性質1つだけにまとめてしまうと、こういったサインの性質と衝突してしまうため、余った両側のサインは他人に託す形になってしまいます。すると結果的に回りに集まって来る人は無神経で荒っぽい傷つける感じになってしまうのです。

自分の人格は1つでなくてはいけないと感じるのは苦痛な場合があります。誰でもいくつかの性質、要素を複合して持っているのですから無理にまとめようとせず、積極的で行動的な部分も意識して発揮した方が良いと思います[ドコモポイント]

100MLT19-PICT0070_PICT0070.JPG

 

 


nice!(5)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

グランドクロスについて [ホロスコープ]

ぼちぼちと人様を鑑定させていただいているままみですが、グランドクロスについてのご質問を受ける事があります[ドコモ提供]
グランドクロスは何やら不吉そうで、鑑定してもらってもボロボロに言われてしまうという方もいます。確かに占いの本などにも苦労や困難、妨害が起きやすいという風で、良い印象は持ちにくいですよね。
これは変化を嫌う人に対しては不幸な形で出やすいという事です。
普通の人は変化が起こる事をあまり歓迎しませんし怖がったり嫌だったりします。
そのようにしがみつくからこそ痛みを覚える、辛いと感じるという事なんです。
確かにグランドクロスを持っている人は、現状維持がしにくく目前の状況が劇的に変化していきます。次から次へと出来事が起こるので、何かに追われているかのように忙しい毎日を送りがちになると思います。
それをまるでハードルを飛ぶようにひょいひょいとこなしていくか、またはガツンガツンとぶつかってしまうかは生き方、考え方一つなのだと思います。
またグランドクロスは現状に満足しづらいので潜在的に、もっと良くなりたい、もっと違う何かがあるはず、と常に思ってしまうのです。これはT字スクエアも同じです。そういった事で変化を引き寄せてしまうのがグランドクロスとT字スクエアなのです。
しかし、ハウスの場所や天体の組み合わせ、四元素によって意味も変わって来ます。一番痛みを伴いやすいのは、アンギュラーハウス(1、4、7、10室)にある天体。そして不動宮にある場合です。
人生で安定していて欲しい、根を張って欲しい部分が家庭、仕事、結婚だからです。そして牡牛座、蠍座は執着心が強く変化を嫌いますので、特に痛みを伴うといった事態になりやすいかも知れません。
また私生活の月が巻き込まれて入れば、精神的なしんどさも相当なものと思います。 
また、活動宮のグランドクロスは常に活動し続け休むという事を知りません。
編集の仕事をされている方がいましたが、休みなしで家にも帰れないのですがそこから逃げようともしないのは、まさに星の配置のままに生きていっらしゃると思いました。
このように元々じっとしている事が出来ない性質を持っている場合、変化のない仕事では転職を繰り返すだけなので、日々変化の激しいマスコミ業界といった職業に向いているのです。
柔軟宮のグランドクロスは、自主性に乏しいため周囲の環境、対人関係に合わせて常に変化をしていきます。本人は無自覚ですが、もの事を客観的に捉え突き放して見る事がしづらいのです。なので目の前の出来事に対して常に反応していくだけで、精神的な価値観など固定する事が苦手です。
しかし元々変化するという性質を備えているため、変化による痛みはあまり感じないはずです。逆に変化を楽しいと感じ求めてしまうかも知れません。
このようにグランドクロスは忙しく、ホッする暇もないというのは共通して言える事だと思います[ドコモポイント]
100MLT19-PICT0005_PICT0005.JPG

nice!(6)  コメント(11)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

三重円の見方 [ホロスコープ]

未来予測をする時に、ホロスコープで必ず見るのが三重円です。真ん中に出生図、次に進行図、外側に経過図となっています。これも全てアスペクトを組み合わせて考えるのが理想かもしれませんが、そうすると混乱を招くのでポイントで見たら良いと思います。[ドコモ提供]

アスペクトとしては出生図と進行図がオーブ1度以内。出生図と経過図がオーブ3度位。人によってトランシット天体の影響の出方、感じ方は違うと思います。3度以上離れていても強力に利く人もいればピッタリで出てくる人。しかし、大体3度以上離れてくればだいたい影響は少なくなっていきます。

また木星、土星など大惑星はオーブというより、サインに入っただけでそんな気分になる、というのがあります。例えば木星が牡羊座に入って来ると、牡羊座の人は何となく気分的に大らかになったり、リラックスモードに入りがちになると思います。そして土星が天秤座を抜け、蠍座へ入ると抑圧されてたものから解放された気分になるという風に。まさに気配という感じでしょう。しかしこれも個人差がありますので感じない方もいらっしゃるかも知れません。

また経過図に関しては速度が遅い方から読んで下さい。冥王星から月へという風にです。理由は遅い方が影響が深いのでせっかく太陽にT木星が付いていたとしても、他の天体の影響で覆されてしまうからです。例えば星占いで今年は木星が牡羊座へ入ってくるので、牡羊座の人は1年間ラッキーなどと、雑誌の記事などに載っている事がありますが、あまりいい事なかったな~などと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この木星の陰にそれより大きな土星、天王星、海王星、冥王星がついている事があります。木星にスクエアで入ったこれらの天体は木星経由で太陽に影響を与えるのです。影響を与えられるのはそれよりも、大きな天体だけです。

大きな天体はそれだけではむしろ日常的、具体的な生活に降りてこられないのですが、ぐるぐる回っている月や金星や火星などが、パーソナル天体にコンジャクションした時など、これを乗り物にして影響を出すといった事が起きます。遅い天体は速い天体を使いにするといった感じです。

そして同時にいろんなアスペクトがある場合は効果が相殺されるわけではなく、やはりそれぞれにありますが、大きな天体の方が与える力は大きいのです。過去の出来事に照らし合わせる事で、人それぞれに感じ方が違うオーブや天体の影響が掴めてくるのではないかと思います。[ドコモポイント]

100MLT19-PICT0028_PICT0028.JPG

nice!(12)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

ホロスコープの全体を読む方法 [ホロスコープ]

ホロスコープで読み方が難しいと思われる点の一つとして、やはり見る所が沢山あるため、知識は持っていてもどこから見ていけばよいか分からない、といった事ではないでしょうか。しかし、ポイントを絞っていくつか項目に分けて見ていく事によって全体を読めてくると思います。[ドコモ提供]

最初に、4元素、3区分、2要素の割合を見ます。10天体、判ればASCとMC合わせて12の感受点にどのような割合で配分されているのか、その人の活動の方向性(4元素)やその人の行動の特性(3区分)、2要素(関心が外に向かうか、内に向かうか)を見ます。これによってその人の生き方の雰囲気、傾向が分かります。

例えば火や風が強くて性格が派手に見えても、柔軟宮ばかりで人生としては地味で落ち着いていたり、水や土が多くて大人しく見えても、活動宮が多くて実はいろいろな事を積極的にされている、といった人生の傾向などです。

それから出生時間が判ればASCのサインです。ここにはその人の生まれ持ったキャラクターの情報が沢山詰まっています。人が生まれた瞬間、東の地平線に上がってきたサインと度数は、その人が地球上に出てきた初めの姿勢です。自分の意志を外に出す時、行動する時、環境に自分を押し出す時、全てアセンダントのパターンが出やすく、それは一生続くといいます。

またその人のキャラクターの癖は、ASCのアスペクトで見ます。どんな天体がASCとアスペクトをとっているのか、本人は全く無自覚だったり、身近な人にだけよく見せる部分として現れるのです。これは天体の示す意味や性格、イメージがそのまま反映されます。例えば、ASCに海王星、木星など拡大天体が絡んでいると、身近な人には、人が良く、のんびりとリラックスした雰囲気を醸し出していますが、癖としては忘れっぽく、ボケやすいなどです。またアスペクトが多ければ多い程個人生活が賑やかになってきます。

そしてASCの支配星はどこのハウスへ飛んでいるかをみます。これは生まれつき持っているその人の資質は、どこに使えば伸びるのかが分かるのです。その人の滞在的な力は支配星のあるハウスへと注がれるからです。例えば10室にASCの支配星があれば、その人は社会的な経歴を向上させる事に個人のエネルギーの多くを消費するという風です。いうなれば野心的な人と言う事です。

次に同じようにMCのサインとアスペクト、支配星のあるハウスを見ます。MCはその人の社会的立場、社会的に到達できるポイントとしてとても重要です。MCのアスペクトは職業選びにそのまま反映されたり、公的な行動をする時に大きな影響を与えるので仕事選びに迷っていらっしゃる方には特に注目したい所です。またここにアスペクトが多ければ多い程社会的な顔が広いという事になります。

MCがASCと違うところは、無意識に発揮する事はほとんどなく、成長した大人の振る舞いとして自覚と意識を持っているというところです。例えばMCに月がアスペクトしていれば、この場では親しみやすく大衆受けするような庶民的な印象で対応するべきだ、との自覚があるのです。このようにMCは個人が好む好まない関係なく、社会の役割の中で出来る事を示すのです。ASCとは違う後天的、意識的に作られたキャラクターともいえます。

出生図における天体の配置にも注目します。地平線から上に多いか下に多いか、また東半分か西半分かで、そこから社会的な人生を重視する人か、個人的な人生に生きがいを見つける人か、自分の気持ち優先で行動する人か、周囲の人の意見によって動く人なのかもこれによって掴めます。

これまではその人の人生の外側の、大まかな型みたいなものを見てきました。ここから天体やそのアスペクトなどの内容を見ていくのです。要するに実質的な中身はここから先で見ていきます。大まかな流れを見る時は人生の軸ともいえる太陽と月と土星の3天体に注目します。月が出発点、太陽が人生の発展方向、最終決着が土星です。

落とし所の土星の状態もよく調べないと片手落ちという事になります。全てがぐちゃぐちゃでも土星とそのハウスがきちっとしていれば、人生に一応秩序があって生活を維持していけるという風です。土星は体で言えば骨と皮、家で言ったら柱にあたる部分です。壁に少し位穴が空いていても全て壊れる事はなく、一応形になっています。土星とは最終的にとても頼りになる天体なので重視したいところです。 

そして天体が集合しているハウスとサインは、その人の人生の中で強調されていますのでそこにも注目します。また仕事運なら2,6,10室とか、結婚なら7、8室とか、恋愛なら金星火星の状態などとテーマごとに見ていきます。

他にもインターセプトのあるハウスや、天体以外の感受点、未来予測ではトランシット天体との関係、人生の流れやテーマを掴むプログレス、人生の節目に変化していく年齢域など見所は沢山ありますが、鑑定の目的によってクローズアップしていくのが良いと思います。木を見て森を見ずにならないように、基本は外すことなく読んでいきたいと思います。[ドコモポイント]

100MLT19-PICT0018_PICT0018.JPG

 


nice!(7)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

グランドトリンを四元素で分けてみると?? [ホロスコープ]

前回12室を三区分ごとに見ていきましたが、今回は四元素ごとに分けてみました![ドコモ提供]

火、土、風、水同士のグランドトリンはそれぞれに、活動宮、不動宮、柔軟宮で一揃いするのです。この三区分は協力的に働くのですから、枯渇する事のないエネルギーを常に供給出来ます。そしてその元素が示す分野において多大な幸運と援助があるのです。無から有を作り出せる活動サインを始点にして見ていきます。

思うがままに生きてやる!わがままトライアングル (火のグランドトリン、ハウスの意味も連動しているため1室、5室、9室の場合も。以下の元素も同じ)

1室はその人の個性を表す場所です。牡羊座のナチュラルハウス。ここに天体がある人は個性が強いのです。それも意図的に発揮するものではなく、自然に無自覚に出てきます。そのためなかなか大人になりきれない所があり個性としては鮮烈な力があります。特に太陽がある人がやはり一番、自分の生きたいように生きる人です。このハウスに協力するのは120度の、遊びの5室、自由獲得の9室。グランドトリンであれば、良い意味でわがままに生きられるでしょう。また高みを目指す精神性にも恵まれます。

儲かりまっか?お仕事トライアングル(土のグランドトリン 2室 6室 10室)

10室は個人が社会的に達成できる頂点的な部分を表しています。ナチュラルハウスは山羊座。イメージ的には全体の利益を生み出す会社です。会社の目的のために社員は個性を捨てて会社に貢献しなければなりません。山羊座的な成功とは、地位が上がり権力を持つ事、こうした価値が最も大切と考えるサインなのです。そして10室に天体が多い人は社会的立場が賑やかで沢山の肩書を持ち、目に見える形で成功を手にしているでしょう。生まれながらにして物質に恵まれている2室と、要求された事をそつなくこなす6室のグランドトリンがあれば、人並み以上の持久力を持って、自己管理しながら社会的な面で能力を発揮できるのです。物質的な生活の面でとても恵まれます。

お付き合いで忙しい!おしゃべりトライアングル (風のグランドトリン 3室 7室 11室)

7室は外から見た自分を確立します。ナチュラルハウスは天秤座。7室は結婚だけの意味ではなく(むしろ結婚は8室で観たりします)個人が他人と対峙する時の関わり方や世間です。1室の反対側で鏡のような役割をし、自分というものが世間の人達にどのように見られているのか、7室でやっと理解できるようになります。自分がイケてる!と思っても関わる相手がだれ一人認めてくれなかったら、残酷ですが意味を持ちません。自分一人で盛り上がれる5室へ退行する事になります。このような事から7室に天体を多く持つ人は他人の目を気にしますが、その分自分が磨かれるのです。自分以外の人間と初めて交流を持つ意味の3室と、目的を同じにした仲間が共同で遊ぶ11室。風のグランドトリンを持つ人は、どんなタイプの人とも交友ができ、思いが集中することなく視点の自由性にも恵まれます。そして新しい時代の波にも抵抗なく乗れる時代の先端を行った人になります。また常に人が集まるので、お付き合いが何かと忙しいでしょう。

一般の方立ち入り禁止!お身内トライアングル (水のグランドトリン 4室 8室 12室)

4室は家庭、家族の意味で、自分のルーツです。ナチュラルハウスは蟹座。10室に対して谷底にあるような4室は心理面での頂点です。同意する仲間がよりそう、一人でない事を確認して安心する、集団の中で自分の居場所が見つかるなどの影響です。そして最も深い共感力や包容力を示しています。心の面で最も地位が高い人、例えば教祖のような人は昔から4室に太陽や強い天体がある人が多いそうです。このハウスに協力する120度を持つ、強い絆の8室、魂の救済の12室に天体があれば、深い思いやりと愛情に恵まれ、困った人をほっておけない優しさと心の豊かさがあります。

グランドトリンは努力なしで恵まれるので、この境遇は当たり前と思いがちなのですが、この事を意識しないと不足しているものを獲得しようと苦労している人の事が理解できません。人生観がおおらかで純粋な人が多いのですが、同時に楽観的過ぎる部分も出てきます。そして緊張や対立を嫌うので、事が起きるのを面倒くさがって改善するべきところに蓋をする傾向もあります。ここがT字スクエア、グランドクロスを持っている人との違う点です。自分や相手が傷付くのも承知で改善のために発言したり、ぶつかったりできるのはやはり対立する元素同士の天体のアスペクトのなせる技です。ソフトにもハードにも偏らずアスペクトがある方がやはり良いのです。[ドコモポイント]

甲府のお水取り 065.JPG

nice!(6)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

12室12サイン10天体の組み合わせてホロスコープを読む! [ホロスコープ]

ホロスコープの図を読む時に難しいと感じやすいのは、サインとハウスと天体の意味は分かるのに、統合化すると結局何なんだろう、、、と捉えにくい部分ではないでしょうか。[ドコモ提供]

スッキリと意味が理解できないと、せっかくホロスコープを出したのにそれを生かす事ができません。でもそれぞれの意味を整理して組み立てて考えると少しずつ分かってくるのです。 

12室は、サインや天体の働きがどこで効くのかその現場です。1室は自分自身、2室は物質、肉体、3室は知性、興味などと解釈が割り当てられていますが、これは12サインを個人的にオーダーメイドしたものです。12サインは春分点から30度ずつ区切って個人の発達の流れを表しているのですが、牡羊座の生まれたばかりのを魂に、牡牛座の肉体と感覚を与えられ、双子座の固体化された個人の能力を可能な限り発達させる。。。などと発達の段階は魚座まで続きます。それぞれの発達段階において、個人用に作り変えたものが12室なのです。

12サインは欲求や衝動の性質です。例えば牡羊座なら向上心があり独立してやっていきたい衝動。牡牛座なら着実に蓄財をしたい欲求があるなどです。

10天体は個人の主体を10分割したもの、月から冥王星の、生きていく上において誰もが平等に持っている滞在的な主体性です。月でしたら安心する事、太陽でしたら目的を持ち生きる事、金星は楽しむ事などです。それを使いこなしたり、発達させる事が出来るかどうかは個人の生き方に掛かっているのですが、誰もが平等に持っているのです。そしてそれぞれの年齢域に天体を発達させていきます。

この3つの違いを良く理解したら、統合化した読み方も慣れてくるのではないかと思います。

例えば牡羊座の金星が4室にある場合、明るく積極的に愛嬌を振りまきますが、その現場は4室の家庭や地域社会の中でという事です。また恋愛の発生現場が地元で、という風にも読めますし、家庭が賑やかで楽しく、自ら生活を積極的に楽しめる人とも読めます。

牡牛座の土星が5室にある場合、強過ぎる執着心がコンプレックスですが、その現場は自己表現の5室です。表現したい注目されたいという気持ちがあるのに、それを抑圧してしまいます。本来牡牛座は芸術的センスが豊かなのです。歳を重ねるにつれ、人前で歌ったり、描いた絵を見てもらったりなど表現したい気持ちが素直に出てそれを楽しむようになります。

蟹座の火星が6室にある場合、蟹座において火星は攻撃性をあまり発揮出来ず、集団にとりこまれようとします。6室の使役、雇用においてその意味が効いているので、集団に役に立つため頑張り過ぎる傾向があります。また火星は病気、蟹座が表すところの癌にも注意が必要です。

これはケースによって当てはまらない場合もあるでしょうし、読み方はそれぞれの人生や背景に合わせて考えなければなりません。複数天体が入っていたり、アスペクトなどあると本当に複雑ですし矛盾した内容もありますが、大筋、サイン(性質)の天体(主体)がハウス(現場)でどのような影響を出しているのかきちんとした手順で観るのが良いと思います。

ままみは12室12サイン10天体のカードを作っていました。それを無作為に1枚づつひいてみるのです。ゲーム感覚でも、本当に難しく読みづらいものもありますが、組み合わせも最初本と首っ引きで読んでいくうちに、何となくですが意味を掴めてくるのではないかと思います。出生図の方の人生に合わせ、ケースバイケースで読むには、やはり経験的な知識をできるだけ積む必要があると思っています。[ドコモポイント]

甲府のお水取り 048.JPG

 


nice!(7)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

月は過去で太陽は向かうべき未来 [ホロスコープ]

[やや欠け月]月は努力しなくても自然体で発揮できるオートマティックな天体。土台になる安心感。

緊張が緩んだり、気が抜けた時に出てくるのです。それは癖ともいえます。

[晴れ]太陽は、人間が自己を成長させる時の方向を示してくれる目標天体。

まるで植物が太陽の方へ太陽の方へと伸びていくのに似ています。

人は元気な時や、テンションが高い時には、太陽の性質で頑張っています。受動的な生き方から能動的な生き方に切り替わった時、初めて太陽のスイッチが入るのです。

自分の中で意欲的に沸き起こる意志の力が太陽なのです。

逆に病気をしたり弱っている時は自然に月の性質が出ます。

[蟹座]たとえば月の蟹座が病気をしたら、実家に帰ってお母さんにべったりして美味しい料理を沢山作ってもらっていると元気になるでしょう。

[双子座][水瓶座]双子座、水瓶座の月が弱ると、一日中パソコンに張り付いていたりだとか。。

[牡牛座]牡牛座の月の場合は、自分のお気に入りコレクションや、通帳を眺めたりするうちに元気になるかも。。

[乙女座]乙女座の月が手芸などで、一心不乱に細かいのものにはまっていたら、少し不安になって安心感を得たいのかもしれません。

[獅子座]獅子座が月の場合は、周囲の人たちの称賛やねぎらいの言葉など受け、注目を集めているうちに元気が復活するかもしれませんね。

[蠍座][牡羊座]蠍座の月、牡羊座太陽の人は、弱気になるとついうっかり人懐っこさが出てしまうけど、テンションが上がってる時は牡羊座になって独立を目指したり、一人でやっていきますって感じになるでしょう。

[牡羊座][蠍座]逆に牡羊座の月に蠍座の太陽の人は、水の本性を持っていて、それは回りと一体化してくっつくべきだと思っています。うっかり、ボーっとしている時にはつい牡羊座の性質が出てくるので、独立したいって思うでしょう。でも蠍座の太陽は集団に属さなきゃって思うのです。

月は下を向いた時、太陽は上を向いた時に出る性質の違いです[ドコモ提供]

強気な時と弱気な時、月と太陽、どちらが顔を出しているのか、感じてみて下さい。[ドコモポイント]

甲府のお水取り 037.JPG

 


nice!(9)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

四元素から観るとスッキリ!!ソフトアスペクトとハードアスペクト [ホロスコープ]

12サインはそれぞれ他のサインに対して、調和したり、牽制したりとお互い深い関係性があります。120度は調和、90度、180度は不調和と言われる所以を、四元素の性質からみていきたいと思います。いうなれば12サインの素材同士の組み合わせを観るのです。[ドコモ提供]

まず、火と風は男性サイン、土と水は女性サイン、この二つは正反対の性質を持ち反発し合います。上昇し広がり、分散していくのが火と風。閉じ込められるのを嫌がらず、結合したがるのが土と水。

相性が良いといわれる120度は全て同じ元素から成り立ちます。火同士、水同士なので持っている元素が一緒ならば、お互いの事を理解しやすいし気も合います。元素を強化し合うという点では良いのですが易きに流れ、新境地を開拓したり方向転換という点では適していません。

180度は男性サイン同士、女性サイン同士の組み合わせです。凶角とも言われますが元素同士でみた場合は火と風、土と水なので必ずしも悪いと言えないのです。2つは反対側に位置しているという事で、個人対外界との交流を示しています。個人で考えた事を外に向かって主張したり、外から決定された事が個人への干渉になったりという感じです。1室と7室の関係はまさにこのままの意味です。

良い面は、思った事を積極的に外に打ち出す力があるという事。そして悪い面は外の影響が行動や考え方にブレーキが掛かる事です。人を意識しすぎて緊張して何もできなくなるというのはまさに180度の示唆するところです。

そして90度と言えば、合わない元素同士の組み合わせです。お互いを理解せず否定し合う関係です。水はくっつきたいのに火が強制的に90度で入ったら引きはがす意味で、水はとても痛みを受けます。

例えば、身近な人と共感したい月蟹座の人は、独立心旺盛で突っぱねる性質の牡羊座火星を持っている人に対して傷つけられる事もあるでしょう。牡羊座の方はもちろん普通にしているだけなのですが、元素による価値観の違いでそうなってしまうのです。

また蠍座からみると水瓶座は90度。水の元素らしい狭い不透明な集団をつくった時、水瓶座は息苦しさを感じ、異を唱えて集団化を解体しようとします。風の元素は常に見通しの良さを要求するのです。

今度は水の力が強くなり過ぎると集団化の暴走が始まり、強制的に仕切る人が現れ火や風の異質なものを排除しようとしたりなど、ますます閉鎖的になっていきます。火や風からみたらそういう集団は鬱陶しいので気の合わない部分でしょう。

しかし変化というのは90度でしか実現しません。変化は良くも悪くも90度で起こりうるのです

土や水は固まる性質があって、それだけでは向上しません。それを解体し向上させるには火や風の力が必要です。また火や風の元素は、温情的な交流がないので殺伐としがちです。それに形になってないので、すぐ散ってしまう性質があります。これを具現化し使えるようにするには、やはり土や水の働きが不可欠です。

どこかに元素が偏り過ぎていると、循環出来なくて代謝が悪い状態になります。例えばせっかくの素晴らしいアイディアや企画があってもそこで止まって、映画や本などの形にならないといった事と同じなのです。これでは世の中の人にみてもらう事はできません。

また偏りが多いと、90度でくるトランジット天体や、外部で接している人の持っている天体によって時に激しく痛めつけられる場合があります。しかし自分の中に偏りなく四元素がある場合は、それ程ビクつかなくなります。四元素で全く理解できないという要素が無いからです。

もし自分の四元素の偏りが自覚出来て、他の人たちの偏りも自分と違うものだという事を客観的に見られれば傷付く事も少なくなり、人が見ている世界は自分が見ている世界と一致するものではない、という公平な視野を獲得できるものだと思います。また因みに職業では偏った元素を生かす事が強みになるので調べてみると良いと思います。[ドコモポイント]

甲府のお水取り 046.JPG


nice!(11)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

ホロスコープで観る異性運は?? [ホロスコープ]

占星術では太陽、火星を男性天体、月、金星を女性天体とみます。[ドコモ提供]

女性にとって月とは素でくつろいだ普段着の自分。金星はお出かけする時のよそいきの自分です。男性にとってはこれらの天体は女性です。また月は母親を表します。

太陽は結婚相手、父親など日常生活を共にする男性。火星は異性として見た男性で、まだ付き合っている段階の時は火星でみます。男性にとってこれらは自分本人、太陽は父親も意味します。

女性は男性を表す太陽、火星などにアスペクトする天体が多い程、縁に恵まれ付き合うチャンスが多いという事になります。男性は月や金星で同じように観ます。

ただし太陽や火星がハードアスペクトの絡みが多い場合、危険な男性と関わりを持ったり、よくいう男運がないという状況でしょう。これは自分の中にある無意識的イメージが、現実に符合するように引き寄せてしまうのです。

恋愛までは普通だったのに、だんだんと付き合いが進むにつれ相手が危ない人だと分かるのは、ハードアスペクトで緩和するものが何もないような太陽、火星を持った人です。破綻した太陽や火星は無意識にそのような男性を選んでしまうか、男性の性格を狂わせる行動に向かわせてしまうのです。

例えば、父親が飲酒好きで家族を困らせたなどというのは太陽、海王星の絡みでハードな場合ですが、結婚相手にも無意識にそういう人を選んでしまうか、またはお酒好きに、ある意味しつけてしまうという風にみます。

冥王星、火星が絡むと暴力ですのでもっと危険な事になります。これらは男性の場合、月に当てはめて考えて下さい。

よく結婚生活が、自分の育った家庭と似てしまうと言われるのはこういう事なのです。ホロスコープの中にある自分の異性に対するイメージは無意識のうちに現実化してしまう傾向があります。また月も無意識の刷り込み、母親ですので自分として投影した場合、母親と同じ行動をとっていたりします。

しかし、これらのハードアスペクトがあるからといって結婚生活が失敗するとは限りません。これらの破綻した女性像、男性像をホロスコープを読む事によって、意識的に自覚出来れば防ぐ事は可能なのです。天体エネルギーは無意識に入りこむ訴えかけなので、はっきりと自覚をしていれば同じ間違いは繰り返さなくなります。

また太陽の力が弱い男性は、太陽に冥王星120度など強力なアスペクトを持った女性と結びつき、社会的に成功したりします。そのようなアスペクトをもつ女性は俗にあげまんと言われますね。ただし自分も外で働いて太陽を自分に投影する場合は、その限りではありません。

そして月が破綻している女性は、月が穏やかな男性と人と結びつき、男性の月の力を借りて結婚生活を円満にする事もあります。

また男性で月や金星が海王星、木星、金星などと120度などを形成していると、その人は女性にはとても甘いし、優しい人になります。とてももてるし、縁が豊富です。90度などでは甘やかし過ぎになります。逆に土星などが90度で絡むと、女性に対して否定的になり、いじわるという風に観ます。女性の場合は太陽、火星に海王星、木星がアスペクトしていると、男性が近寄りやすいし場合によっては都合の良い女性になったりします。

逆に太陽、火星にアスペクトが無かったり、ホロスコープの地下領域にあって目立たないと、知り合うチャンスが少ないという事になりますが、その時はトランジット天体とのかかわりで、太陽や火星が光にあたっている時、またはプログレス天体がネイタルの天体と強力なアスペクトをとった時が恋愛のチャンスですので、上手く使うと良いと思います。[ドコモポイント]

甲府のお水取り 038.JPG

nice!(17)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い

ホロスコープで金運を観るには?? [ホロスコープ]

2室、6室、8室、10室、牡牛座と蠍座。ままみは金運を観るにはここに注目します。[ドコモ提供]

天体が無い方もいらっしゃいますが=金運が無いではないのです。人並みという事で本人はあまり気にしてないし自動的に回ってくるという事です。ただしトランスサタニアンなど動きの遅い天体や、プログレス天体が回ってくると、何か重要な意味のある事件が起きたり、事情になって意識する事になります。

牡牛座、蠍座、2室、8室に天体が多ければその意味が強まるのでお金に縁が出てきます。牡牛座は2室と意味が連動していて、2室はより具体的にお金という意味に限定されていきます。ここはすごく実際的で自分が稼いできた自由に使えるお金。また稼ぐ能力。

蠍座、8室は遺産、相続、配偶者や所属する集団からの収入。自分の自由にはならないが、働かなくても入ってくる収入。人からもらったり、借りたり、他者との関係でのお金

牡牛座や蠍座に天体が集中していると、稼ぎたい、やっぱりもっと欲しいという願望が強くなります。そしてその力があります。10天体のうち、3つ入っていれば十分そのサインの力は強まります。[手(グー)]

ハウスは12室あるのに天体は10個。1つ入っているだけでも意味が強いのに、3つも入っているのは過剰な位に強調されています。ただ太陽、金星、水星の組み合わせはあまり距離が離れないのでありがちですが、それ以外の組み合わせは珍しいと言って良いので、そこのハウスは重要な意味があると思って下さい。[ペン]

そして6室はお勤め運。10室は社会運です。この2つは2室と連動しています。

仕事での地位、現場での環境や適性、そして金運。

上手く循環していればお金に不自由なく年とともに発展していける運があります。[手(チョキ)]

例えば2室が弱くて6室が強ければ、一生会社などに勤務した方が有利でしょう。弱いというのはマレフィック天体がハードアスペクトをつくっていたり、ハウスに天体がない場合などです。

2室が強くて6室に天体がない場合は、勤めずに自分の才能や力、持ち味を生かしてお金を稼ぐ方が合ってます。

10室になく6室に天体がある場合は、現場のみが忙しく日々の労働に追われ将来の展望がない状態になりやすいです。

10室が強くて6室に天体がない場合はあれこれ指図する人、現場では働かない人です。

そして6室のみが強いと、マメで真面目に働ける適性があって、時に過剰なまでに働いていたりするのですが、それに見合った収入があるかどうかは別で、本人もあまりお金の事は考えていなかったりします。

運行の遅いトランジット天体やプログレスの天体がとどまり、トラインを形成すれば、現場での働きが認められそれに見合った地位名誉が付いて、その結果収入が増えるという良い循環が出来てきます。[わーい(嬉しい顔)]

また牡牛座の天敵は水瓶座と獅子座です。

例えば2室や牡牛座に天体があり、自分の力や才能でお金を稼ぎだしたとしても11室や水瓶座の天体は、個人が他の人より多くとってはいけないという平均分配意識が働きます。いうなれば共産党に近いです。ここに土星があると、それが~しなければならないという義務意識としてそれが働きます。

そして5室や獅子座に天体があると、趣味や自己表現のためにパーっと使っちゃいなよという事になります。
このようにスクエアで絡む水瓶座と獅子座には牡牛座の溜め込む性質を、まき散らす作用があるのです。

しかしそれでも牡牛座に3つ以上天体があると十分持ちこたえるだけの力はありますので貧乏にはなりません。

富を表す牡牛座は、見た目の派手さはないものの、持久力があり粘り強く、実務的能力にも優れ、安定した着実な生活を営む事が出来るサイン。おまけにセンスも良いのです。[ぴかぴか(新しい)]

ここに天体が集中していれば、生活に困るという事とは無縁なはずです。

とても頼もしいサインだと思います。[ドコモポイント]

甲府のお水取り 025.JPG

nice!(12)  コメント(63)  トラックバック(0) 
共通テーマ:占い
前の10件 | 次の10件 ホロスコープ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。